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家づくりコラム
注文住宅30坪の費用相場と間取り実例|総額を抑えた家族にちょうどいい広さの家
>施工事例:レトロなアイテムがマッチした家族の絆や共感を育む家
ゆったりと暮らす夫婦2人暮らしや、親子3~4人家族にちょうどいい30坪台の注文住宅。
広々としたリビングや見通しのいい対面キッチン、お子様も喜ぶスキップフロアなど、自由や憧れを詰め込んだ間取りが実現します。
今回は、30坪の注文住宅の建築費用相場から、後悔のない間取りづくりのポイントや便利でおしゃれな空間・収納設計のコツまで、実例と合わせて詳しく紹介します。
このコラムのポイント
- 30坪の注文住宅の建築費用相場と総額の出し方、また予算内で理想の家を実現するためのアイデアを紹介します。
- 便利で快適な暮らしを実現する、おしゃれな間取りやおすすめのレイアウトを実例で見てみましょう。
- 30坪間取りの失敗例を参考にした空間・動線・収納づくりの対策方法とポイントを解説します。
注文住宅30坪の費用相場と総額について
30坪の注文住宅で広さやデザイン、居心地のいい住まいを実現させるためには、ちょうどいい予算と間取りのバランスを考えることが大切なポイントです。
それではまず、延べ床面積30坪の注文住宅を建てる場合の建築費用相場と家づくり総額を知るための方法、また必要な土地の広さについて解説していきます。
注文住宅30坪の建築費用相場
注文住宅の平均価格から30坪の建築費用相場を算出します。
住宅金融支援機構の「フラット35の利用者調査」によると、全国の平均建設費は3,572万円(土地あり)で、延床面積は123.8㎡(約37坪)となっています。
これを30坪(約99㎡)に換算すると、約2,856万円となります。
ただし、この目安は注文住宅を依頼する住宅会社やプランによって変動するものです。
参考:住宅金融支援機構「2021年度フラット35利用者調査」2022年8月2日
注文住宅の総額を把握する方法
注文住宅を建てる時には、建築費用だけでなく諸経費やその他諸費用がかかる点にも注意しましょう。
通常、これらには物件価格の10~12%が必要です。
仮に、30坪の建築費用平均が2,856万円の場合、諸経費やその他諸費用として285万6,000円~342万7,200円程度が必要になります。
エリアや工事内容による変動はありますが、総額として約3,141万6,000円~3,198万7,200円程度を目安に想定しておきましょう。
注文住宅30坪に必要な土地の広さ
住まいの地域によりますが、一般的な住宅地では「建ぺい率60%・容積率200%」または「建ぺい率40%・容積率60%」が基準です。
建ぺい率と容積率は、建築基準法によって定められたもので、これらの基準に従って建物を建てます。
延べ床面積30坪の家を建てる場合、
①「建ぺい率60%・容積率200%」の土地では、約15坪(約49.59㎡)
②「建ぺい率40%・容積率60%」の土地では、約50坪(約165.289㎡)
の土地が必要です。
例えば、①の土地では、広い敷地が必要な平屋や部屋数の多い2世帯住宅の建築が難しく、2階建てや3階建てプランが実現しやすくなります。
建ぺい率とは
建ぺい率は「その土地に対してどの程度の広さの家が建てられるか?」を示す数値で、計算方法は「建築面積㎡ ÷ 土地全体の面積㎡ × 100 = 建ぺい率(%)」です。
容積率とは
容積率は「その土地に建てることのできる、延べ床面積の割合」を指し、「延べ床面積㎡ ÷ 土地全体の面積㎡ × 100 = 容積率(%)」で計算されます。
>関連コラム:30坪のこだわり間取りで理想を実現|3・4LDKの平屋・2階建てプラン
注文住宅30坪間取り・レイアウト実例
>施工事例:ローコストでも妥協ゼロのナチュラルテイストのお家
30坪の注文住宅を建てるのにかかる費用の相場が見えてきたところで、次は間取りの施工実例を参考にしながら「どんな空間が実現するのか」「ご家族らしいデザインは?」など、理想の暮らしをイメージしていきましょう。
家事が楽になる水回りレイアウト
家事の中心になるキッチンと洗濯室を近くにレイアウトした機能的な間取りの実例です。
家族間でコミュニケーションが取りやすいよう設計したキッチンからは、ご家族の行き来が見えるこだわりも。
水回り動線をまとめることで、忙しい朝・夕の調理から片付けの合間に洗濯家事も進められる効率的な間取りが完成します。
家族全員が快適に過ごせるリビング間取り
>施工事例:アーティスティックな空間が広がるロックスタイルの住まい
モダンテイストで上品な印象のリビング空間。
近年では、リビング・ダイニング・キッチンを集約させて、いつでもご家族の様子が見える一体感のある間取りが人気ですが、実例のようにリビングをゆるやかに独立させる優雅なスタイルもおしゃれです。
30坪の注文住宅を建てるなら、家族が快適に過ごせるような空間の広さと形状にこだわり、家具や照明の配置に工夫して、センスのいいリビングづくりを楽しみましょう。
吹き抜けや中2階を活用した自由な間取り
夫婦2人暮らしや親子3人家族で、30坪の間取りをつくるなら、吹き抜けや中2階を設けて、ゆとりや開放感のある空間を演出するのも素敵です。
縦の広がりを活かした明るい吹き抜けや、立体的なデザインと多目的に活用できる便利な中2階があれば、のびやかな視界と家族間の程よい距離感が保ちやすくなります。
個室だけじゃない、リビングプラスαのオリジナル空間
個室の広さによっては、3~4つの部屋もつくれる30坪の間取り。
子ども部屋や寝室といった完全個室の設計以外にも、実例のような小上がりスタイルで半個室風の畳コーナーを設けるのもおすすめです。
リビング続きの和室として、家族団らんやお子様の遊び場、客室として自由に活用できます。
将来、仕切りを付けて個室に変更することも可能です。
>関連コラム:小上がりや畳コーナーのある間取り|理想の使い勝手と注意ポイント
注文住宅30坪の失敗例と対策方法
続いて、後悔のない間取りを手に入れるために役立てたい「失敗例から学ぶ」間取りの注意ポイントと改善策を紹介します。
①間取りの失敗例と対策:「無計画なスペース配置で視界と動線が悪い」
キッチンとリビングの位置関係が悪く、家事の協力が得られず、家族とのコミュニケーションも希薄になってしまう。
対策→
キッチンとリビングのつながりを改善させるには、キッチンやリビングからの見え方に注意することが大切です。
自然に目が合う距離感を意識したレイアウトは、キッチンとリビングをつなぐ開放的な視界と動きやすい動線をつくります。
②間取りの失敗例と対策:「仕切りが空間を狭く見せている」
無駄な仕切りが多く孤立感や圧迫感のある間取りができてしまった。
対策→
プライバシーと開放感のバランスを考えた間取りづくりが大切です。
家族構成やライフスタイルに合わせて、必要な部屋数を事前によく検討し、ご家族が集まるパブリックエリアとのメリハリを付けてみましょう。
また、仕切りではなくLDKから離れた場所にプライベートエリアを配置する方法で解決する場合もあります。
③間取りの失敗例と対策:「収納不足によって散らかりやすい空間ができる」
収納不足によって家事効率の悪化や掃除負担の増加、見栄えの悪さを招くケースもあります。
対策→
間取りづくりの際には、生活・家事動線に合わせて適材適所に「片付け」や「取り出し」が快適に行える収納を考えることが重要です。
特に、収納量の多い玄関のシューズクロークやキッチンパントリー、ファミリークローゼットなどは、他の間取りにも影響の大きいスペースなので、慎重に確保すべき広さと配置を検討する必要があります。
ご家族一人一人の収納量や使い勝手を再確認する他、施工実例やモデルハウスの間取りを参考に、ストレスなく整理整頓できるレイアウトを選びましょう。
>関連コラム:南玄関で「家事動線」のいい間取り|約30坪で快適おしゃれな住まいづくり
まとめ│注文住宅30坪で理想の間取りを実現
家づくりで気になる建築費用相場や間取りの疑問、成功実例のポイントや失敗例の対策方法など、マイホームをご検討中の方に役立てていただきたい情報をお伝えしてきました。
30坪の間取りは、無理のない資金計画で自由な空間とお好みのスタイルが実現しやすい注文住宅プランの1つです。
ご家族の今の暮らしや将来の希望をじっくりと見直して、総合的に満足度の高い住まいを手に入れましょう。
ぜひ、たくさんの実例を見て、理想の間取りやデザインのアイデアを膨らませてみましょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号