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家づくりコラム
【住みやすい間取りを実現する12のアイデア】実例写真・間取りも紹介
注文住宅の建築を予定している人は、誰もが「住みやすい家がいい」と思います。では、どうすれば住みやすい家は実現できるのでしょうか。
本記事では、住みやすい家を実現するために効果的な「12のアイデア」を紹介します。
実際に建築された間取りや写真も交えながら解説するので、参考にして住みやすい家を実現しましょう。
コラムを読んでわかること
- 住みやすい間取りを実現するための『コツ』
住みやすい間取りを実現するアイデア12連発
(1)動線を最短にして家事の労力を減らす
(2)和室を設けてゴロ寝できる環境を整える
(3)パブリックスペースとプライベートスペースを分ける
(4)可変性のある間取りにしてライフイベントの変化に備える
(5)温熱環境に配慮して仕様・間取りを決める
(6)音・光と匂いをコントロールできる間取りにする
(7)大型の収納を設けて季節用品を収納する
(8)小型の収納を各所に設ける
(9)外の物を置く場所を作る
(10)配置する家具を事前に決めておく
(11)照明やコンセントの位置にこだわる
(12)庭・駐車場・アプローチなど外構との関係性を考える
まとめ│間取りの工夫で住みやすさを追求しよう
住みやすい間取りを実現するアイデア12連発
住みやすい家を支える間取り、そのコツやアイデアを紹介します。知って間取りに反映すれば、快適な住まいに一歩近づくので、ぜひ取り入れてみてください。
(1)動線を最短にして家事の労力を減らす
住みやすい間取りを目指すなら「動線を最短にする」意識が必要です。動線とは、人が動く経路をひとつの線にしたもの。短ければ短いほど労力を軽減できます。
たとえば、洗濯機を置いている脱衣室が1階にあり、物干し場が2階にある場合は、リビングを通り階段を上り、動線は長くなります。一方で洗濯機のすぐ横に乾燥室があり、その場で畳んで収納する場所があれば動線は最短になるでしょう。
家事の労力を軽減したいなら、動線を意識してください。
>関連コラム:【回遊導線の間取り】メリット・デメリットとは?事例を図面でご紹介
(2)和室を設けてゴロ寝できる環境を整える
家に帰ってきたとき、ゴロンとできるスペースがあると便利です。「和室を設ける」ことで、ゴロッとできる場所を作れるでしょう。ソファやダイニングなど、座る場所と共に、寝られる場所は大切です。
横になるほかにも、洗濯物を取り込んで畳むためのスペースとして。建具を設けて来客用の客間として。幼児のお昼寝用のスペースとして。様々な利用方法が考えられるので、和室の導入は住みやすい家づくりに効果的といえるでしょう。
(3)パブリックスペースとプライベートスペースを分ける
来客も気軽に入れる場所と家族だけが入ってよい場所。「パブリックスペースとプライベートスペースを分ける」ことで、気兼ねなくくつろげる空間を作れるでしょう。
リビングダイニングに加えて、子ども室や寝室まで、一体的な間取りを作ることがよいとされる風潮もありますが、ひとりだけで過ごせる時間・空間があると、生活に濃淡が生まれて暮らしやすくなります。
来客としても、明確に進入してよい場所、悪い場所が示されていると、過ごしやすく感じられるので、お互いに得のある考え方です。
(4)可変性のある間取りにしてライフイベントの変化に備える
住まいは建築したときが終わりではありません。年月が経過する中で心地よい過ごし方は変わりますし、子どもが家を出たり、両親と同居したりします。こうした「ライフイベントの変化に備える」意識が大切です。
たとえば、子ども室の壁を壊して広い一部屋にできれば使い道が広がります。壁を強い構造壁にしていれば、簡単には崩せません。ライフイベントの変化を見越して簡易的な壁にしておけば、簡単なリフォームで壁を取り払える可能性があります。
間取りに可変性を持たせて、変化に備えてみましょう。
(5)温熱環境に配慮して仕様・間取りを決める
暑い。寒い。極端な温度差は生活を送る上でストレスにつながります。「温熱環境に配慮した仕様に、間取りにする」ことで、住みやすい温度感の家になるでしょう。
具体的には、高い断熱・気密性能を持つ断熱材を利用する。各部屋を一体化して、空調機器の風が行き届きやすいようにする。こうした対策が考えられます。
>ローコストでも、安全・快適な「アクティブハウスの住宅性能」
(6)音・光と匂いをコントロールできる間取りにする
温度のコントロールと同程度に難しいのは「音・光・匂いのコントロール」です。
就寝時にリビングからテレビの音が聞こえてきたり、光が漏れてきたりすると、寝付けない原因になる恐れがあります。魚やカレーを調理したとき、寝室まで匂いが漂ってくれば、強い匂いでストレスを感じるかもしれません。
光や音、匂いといった目に見えないものへの配慮は大切です。
光や音に入ってきて欲しくないなら、LDKと寝室のあいだにWICを設けるなど、緩衝帯を意識して作りましょう。
(7)大型の収納を設けて季節用品を収納する
>施工事例:たくさんの収納スペースを設けた注文住宅(愛知県豊田市)
寝食のためのスペースを確保するとともに、納戸など「大型の収納を設けること」も大切です。
スーツケースや扇風機、暖房器具など、季節用品や特定の時期しか使用しない物が生じたとき、大型の収納がなければ寝室や子ども室、廊下に物が溢れてしまいます。通行の邪魔になるほか、掃除もしづらくなるので、意識して大型の収納を設けましょう。
(8)小型の収納を各所に設ける
必要になるのは大型の収納だけではありません。スマートフォンや鍵、ティッシュやメガネなど、使用頻度が高い一方で表に出ていると散らばって見えるものを納める「小型の収納」も計画しましょう。
小型の収納はリビング・ダイニング・寝室・子ども室など各室に設けることが望ましいでしょう。それぞれの部屋で、収納したい小物が必ず出てくるからです。
>関連コラム:リビングに収納がある間取り│新築計画に取り入れたい6つのアイデア
(9)外の物を置く場所を作る
収納は室内だけでなく「外のものを置く場所を作る」とさらに便利に暮らせます。
外で使用し外で保管する園芸用品や車用品。外で使用するものの太陽光による劣化を防ぎたいスポーツ用品。実は外で使用する物はたくさんあり、収納について無計画であれば、必ず外部が散らかってしまうでしょう。
外に倉庫を置くためのスペースを確保したり、シューズクロークを広めに取ったりして、外で使用するものを綺麗に収納できる計画を立てましょう。
(10)配置する家具を事前に決めておく
>施工事例:こだわりの家具選びは設計段階から(みよしモデル)
注文住宅の建築計画を立てるとき、平面図には一般的な大きさの家具を仮に書き込みます。建築が進み家具を選定するとき、欲しい家具を置くと通路が塞がってしまうことに気づくでしょう。
「配置する家具を事前に決めておく」ことで、家具に合わせた適切な寸法の間取りを作れます。適切な通路幅を確保でき、日々の移動や家事も楽に、住みやすい間取りが実現できるでしょう。
(11)照明やコンセントの位置にこだわる
住みやすい間取りを考える上で「照明やコンセントの位置」は外せない話題です。
適切な位置・明るさの照明を配置することで、テレビを見る、本を読むといった時間をストレス無く過ごせます。間接照明を上手に配置すれば、くつろぎの時間をより上質に演出できるでしょう。
コンセントを適切な位置に配置すれば、電化製品のコードが不要に伸びることを防いでくれます。スイッチを適度な位置に配置すれば、点灯消灯の動作が楽になり、消灯時に真っ暗な中移動する場面をなくせます。
電気関連の話題と間取りは住みやすさに直結します。必ず実際の生活を想像してみるとともに、要望や不明点を余さず設計者に伝えることが大切です。
>関連コラム:【新築住宅】コンセントの位置を決める時のポイント│部屋別にご紹介
(12)庭・駐車場・アプローチなど外構との関係性を考える
間取りを考える場合、室内のことを中心に考えがちですが「外構との関係性」を考えることも大切です。
室内のことだけを考えて外構を最低限にした場合、リビングの掃出し窓へ隣家や道路からの視線が届いてしまうかもしれません。庭や駐車場が砂利敷きのままであれば、雨の後に泥がついて玄関や車が汚れてしまうかもしれません。
庭・駐車場・アプローチなど、外構が室内での住みやすさとも密接に関係していることを認識しましょう。
まとめ│間取りの工夫で住みやすさを追求しよう
>施工事例:間取りの工夫で住みやすい家を実現(木更津モデル)
「住みやすい間取りの家にしたい」注文住宅を建築するとき、誰もが思うことです。しかし、実際に住みやすい間取りを実現するのは、注文住宅を建築した経験が少ないために難しいものです。
本記事のように、間取りについて書かれた記事や雑誌を読んで知識をつけるとともに、注文住宅をたくさん施工しているハウスメーカー担当者と協議して、住みやすい理想の間取りを作り上げましょう。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせ下さい。
子育てしやすい間取りについても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号