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注文住宅の頭金はいくらが理想的?|相場とローンの注意ポイント

注文住宅ではいくらくらい頭金を用意しておくのが安心?

>施工事例:注文住宅の頭金はいくらが理想的?(八王子モデル)

マイホームを購入する際に多くの人が利用する住宅ローンですが、新築での新しい生活がはじまると「月々のローン返済が負担に感じる」という方も少なくないでしょう。

そこで今回は、毎月のローン返済額を抑えるために考えておきたい「頭金」の必要性について解説します。

相場として「どのくらいの頭金を用意しておくべきなのか?」また「頭金なしの場合の注意ポイントは?」などの疑問を解消していきましょう。

また、頭金の金額別返済シミュレーションも行いますので、マイホーム購入の資金計画づくりにも役立ててみてくださいね。

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このコラムのポイント

  • 注文住宅の頭金とは?相場や目安額の考え方について解説します。
  • 「頭金なし」の場合の注意ポイントも確認しておきましょう。
  • 返済シミュレーションを参考に、より快適な資金計画を進めていきましょう。

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目次
注文住宅「頭金」の相場はいくら?
「頭金なし」の注意ポイント
注文住宅に必要な「諸費用」はいくら?
住宅ローンのシミュレーション【頭金別】
まとめ│資金計画もしっかりと進める理想の家づくり

 

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注文住宅「頭金」の相場はいくら?

 

注文住宅の「頭金」とは

建築費用を抑えられる

住宅購入における「頭金」とは、住宅ローンを利用する際に、物件購入費の一部を先払いして、ローンの総額に含めない部分のことを指します。

例えば、3,000万円の注文住宅を購入して、2,000万円の住宅ローンを組む場合、頭金として1,000万円の預貯金を用意しておく必要があるということです。

単純に考えると、頭金を多く用意できる方が月々の住宅ローンの返済額を減らすことができ、ローン返済に必要な利息負担を減らすことにもつながります。

とは言え、仮に預貯金の全てを頭金に回してしまうと、住宅の完成までにかかる諸費用や今後の生活費に影響が出てしまうので、無理なく支払える頭金がいくらなのかを慎重に計算することが大切です。

>関連コラム:40代のマイホーム計画│頭金なしでも大丈夫?メリット・デメリットをご紹介

 

注文住宅購入価格の何%が理想的?

注文住宅ではいくらくらい頭金を用意しておくのが安心?

一般的には、住宅購入価格の20~30%の頭金を用意しておくのが理想的だと言われています。

住宅ローンの借入額を住宅購入価格の70~80%まで抑えることができるので、月々の支払い負担も軽減されます。

>関連コラム:お金がないのに家を建てることはできる?頭金・貯金0の場合​

 

頭金の平均額

注文住宅ではいくらくらい頭金を用意しておくのが安心?

一般的な頭金の支払い額も目安にしてみましょう。

住宅金融支援機構が公表している「フラット35利用者調査」では、住宅タイプ別に以下のような結果が出ています。

  頭金の平均額 住宅購入費用に対する頭金の割合
注文住宅 596.6万円 16.7%
土地付注文住宅 412.3万円 9.3%
建売住宅 270.0万円 7.5%

出典:「2021年度 フラット35利用者調査」(2023年5月現在)

 

先ほど「理想的な頭金の割合」として紹介した20~30%よりも、実際は低い割合になっていることが分かります。

また、「注文住宅」だけの過去4年間の変化を見ると、2017年の調査で19.4%、2018年で18.7%、2019年で18.0%、2020年で17.5%と年々、支払われる頭金の割合が減っています。

頭金を多めに用意して生活に負担がかかることに慎重な方が増えているのかもしれません。

>関連コラム:理想の注文住宅予算の決め方|1,000万円台から叶える間取りプラン

 

「頭金なし」の注意ポイント

頭金なしで注文住宅を建てる場合

>施工事例:注文住宅の頭金はいくらが理想的?(木更津モデル)

続いて、「頭金なし」という選択肢について注意ポイントを見ていきましょう。

 

借入金が増えるとローンの利息負担も増える

住宅ローンの利息は、借入金に対してのみかかるため、頭金なしで住宅ローンを組む場合、住宅購入額全体に対して利息負担が出る点に注意が必要です。

仮に、3,000万円の住宅購入額で10%の頭金を用意して住宅ローンを組む場合、借入金は、2,700万円になります。

頭金なしで、住宅ローンを組む場合と比べると、300万円の部分にかかる利息負担をゼロにすることができるというポイントも知っておくといいでしょう。

 

現金払いが必要な費用やタイミング

注文住宅を建てる場合には、建物本体価格だけでなく別途付帯工事費や諸費用などの支払いも必要です。

また、住宅ローン手数料や登記費用、各種保険料、税金などの諸費用は、住宅ローンに含めることができず、現金での一括払いが必要なケースがほとんどです。

また、契約後や着工時、上棟時、引渡し時に支払いが必要な費用も出てきますので、どのタイミングで現金での支払いがどれくらい出そうなのか、事前にしっかり把握しておくことが大切です。

 

諸費用ローンは使える?

諸費用の借入ができる契約先もありますが、この諸費用ローンは住宅ローンとはまた別のローンになります。

つまり、二重で借入金利も含めた返済が必要になる点に注意が必要です。

 

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注文住宅に必要な「諸費用」はいくら?

注文住宅の諸費用とは

>施工事例:注文住宅の頭金はいくらが理想的?(みよしモデル)

注文住宅を建てる場合の「諸費用」は、住宅購入価格全体の約10%と考えておくと良いでしょう。

  • 「建物本体価格」約70%
  • 「別途付帯工事費」約20%

例えば、3,000万円の注文住宅を建てるなら、現金払いが必要な諸費用として、300万円前後用意しておくと安心です。

 

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住宅ローンのシミュレーション【頭金別】

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>施工事例:注文住宅の頭金はいくらが理想的?(一宮モデル)

最後に、頭金別に返済額のシミュレーションをしてみましょう。

・住宅購入価格:3,000万円

・世帯年収:400万円

・借入期間:35年

・金利(年利):1%

頭金

月々の返済額

ローン返済総額

頭金なし

84,685円

35,567,700円

100万円

81,862円

34,382,040円

200万円

79,039円

33,196,380円

300万円

76,217円

32,011,140円

400万円

73,394円

30,825,480円

※「月々の返済額」は、【エクセルのPMT関数】により算出

=ROUNDDOWN(PMT(金利/12,借入期間*12,借入金額)*-1,0)

 

頭金400万円の場合のローン返済総額は30,825,480円で、これに支払った400万円を足すと合計で34,825,480円です。

頭金なしのローン返済総額35,567,700円と比べてみると、借入期間の35年間で742,220円の差が生まれます。

 

まとめ│資金計画もしっかりと進める理想の家づくり

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>施工事例:注文住宅の頭金はいくらが理想的?(八王子モデル)

注文住宅の頭金の相場や頭金ゼロの場合の注意ポイントをはじめ、頭金別に住宅ローンの「月々の返済額」と「返済総額」シミュレーションをご紹介してきました。

住宅購入の際に用意しておきたい頭金は、住宅購入価格の10~20%前後が相場です。

また、シミュレーション結果からは、頭金ありか頭金ゼロかで支払総額に差が出ることもご理解いただけたのではないでしょうか。

ぜひ、理想の注文住宅を建てる際には、これらを事前によく確認した上で賢い資金計画を立ててみてください。

 

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