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家づくりコラム
【買ってはいけない一戸建て】戸建て住宅購入で避けるべき建物・土地13の特徴
注文住宅を建築するとき、建売住宅を購入するとき、避けるべき特徴を持つ家があります。取得することで幸せな生活を送るどころか、不幸な生活が待っているかもしれません。
本記事では、そんな「買ってはいけない一戸建て」の特徴を紹介します。
引っ越してから後悔するよりも、特徴を把握して買ってはいけない一戸建てを避け、満足できる戸建て住宅に住めるようにしましょう。
コラムを読んでわかること
- 買ってはいけない「家」の特徴が分かる
- 買ってはいけない「土地」の特徴が分かる
「買ってはいけない一戸建て」建物編
買ってはいけない一戸建てについて、まずは建物本体に関わる特徴をお伝えします。
気密・断熱性能が低い戸建て
近年は高性能な断熱材が登場するとともに、気密性能・断熱性能に優れた住宅が注目を集めています。それでも「気密・断熱性能の低い住宅」は存在しています。こうした住宅は避けましょう。
気密性能が低ければ外の冷たい空気が室内に入り込みますし、断熱性能が低ければ室温は徐々に奪われていきます。
断熱材の種類は何か、気密性能を高めるために工夫は凝らしているか、確認して暖かな室内環境が得られる住宅を手に入れましょう。
採光・通風への配慮が感じられない家
快適な生活を実現するために、明るい光や新鮮な空気は欠かせません。光や風を取り込めない「採光・通風への配慮を欠いた家」も購入を避けるべきです。
建物内に光や風が届かなければ、湿気を外に追い出せずにカビやダニの温床となってしまう恐れがあります。さらに暗い室内は気持ちも沈ませてしまうので、気持ちの面でも採光は重要な要素です。
間取りの中に光や風が届かない部屋がないか、確認してみましょう。
>関連コラム:中庭のある間取りの特徴とは│おすすめの利用方法をご紹介
明らかに収納が不足している家
モデルハウスや完成見学会、建売住宅の内覧で「明らかに収納が不足している家」を見かけることがありますが、避けたほうがよいでしょう。
収納が不足した家ではリビングやダイニングなど、室内の各所に物が溢れることになります。
見た目も綺麗ではありませんし、必要なものがどこにあるのか分からないので、実用面でも問題が生じてしまいます。注文住宅の場合は収納確保への姿勢、建売住宅の場合は実際にどの程度収納を確保しているのか、確認しましょう。
>関連コラム:リビングに収納がある間取り│新築計画に取り入れたい6つのアイデア
プライバシーへの配慮が不足している家
通行人や道行く車からの視線がリビングまで到達してしまう場合など「プライバシーへの配慮が不足している家」も、引っ越してから住みづらさに後悔を抱えるでしょう。
リビングや和室で寝転んでいる姿を、見ず知らずの人とはいえ見られるのはいい気分ではありません。視線を気にして、いつも気が張ってしまえばストレスに感じる場合もあります。
間取りや外構の工夫で、プライバシーに十分に配慮された家を選択しましょう。
工事中の現場が汚く、職人の態度が悪い
ハウスメーカーの建築現場に出くわしたとき、職人の態度や現場の整頓具合を見てみましょう。
「現場が汚い場合や職人の態度が悪い場合」は、そのハウスメーカーで建築すること、建売住宅を選ぶことを避けたほうがよいかもしれません。
態度や騒音で周囲に迷惑をかけている可能性も否定できず、住んでからの近隣との関係にも関わってきます。さらに現場の整頓具合と施工精度は関係していることも多いので、仕上がりが美しい家を求めるなら、現場が綺麗なハウスメーカーが望ましいところです。
見積もりに含まれていないオプション工事が多い
見積もりを提出してもらう段階で「オプション・追加費用が多いハウスメーカー」も避けることをおすすめします。
こうした企業は宣伝広告に表示する金額を少なくするために、給排水工事など本来必要な費用を計上しない場合があります。実際居住する際に必要な費用なので、追加で請求を受けることになります。
事あるごとに費用が追加される恐れもあるので、総額で表示してくれるハウスメーカーが安心です。
>関連コラム:注文住宅見積もりの注意点|予算オーバーや相見積もりも解説
「買ってはいけない一戸建て」土地編
続いて買ってはいけない一戸建て、土地に関する項目を紹介していきます。
ハザードマップで浸水深が高い
大雨が降ったとき、地震で津波が発生したとき、そのたびに不安に襲われるので「ハザードマップを見たときに浸水深が高いエリア」では建物の建築・購入を避ける方が安心です。
国土地理院が運営している重ねるハザードマップなどで建築予定のエリアを確認し、各種災害の可能性があるのか、あった場合にどの程度の被害が予想されるのか、確認しましょう。
築造年の分からない壁がある
敷地内や隣接した土地に「築造年の分からない擁壁がある土地」も避けておきたいところです。
築造年の分からない擁壁は、どういった構造で築造されているのかも分からないことが多く、地震や大雨のときの安全性を確認できない場合が多いです。
ハウスメーカーの担当者や不動産業者に確認して、安全が確認されている擁壁なのか知ってから購入を決めましょう。
土地が接している道路の交通量が多い
「隣接している道路の交通量が多い場合」は住環境の面でおすすめできません。
交通量が多ければ、乗用車やトラックの通過による騒音・振動を受けてしまうことになります。さらに排気ガス由来のばい煙で洗濯物や車が汚れてしまう可能性もあります。
休日の昼間だけ確認しても、実は平日の朝夕交通量が多い場合もあるので、複数の時間帯を確認すると安心です。
隣接敷地が整備されていない家・廃墟
近隣や隣接した敷地に「整備されていない家や廃墟がある土地」も慎重に検討して購入することが求められます。廃墟は不審者が隠れる根城になる恐れがあるとともに、害虫・害獣の発生原因になる恐れがあります。
また、強風で建物が破損した場合に、あなたの家に飛来する可能性もあるので、管理者の有無や状態の確認を行うことが求められます。
>関連コラム:買わないほうがいい土地の特徴9選│土地の後悔を避けるコツ3選
心理的な瑕疵がある土地
自殺があった建物を更地にした土地や、土地で殺人があった場合など「心理的瑕疵がある土地」の購入や建売住宅の購入も避けたほうが懸命です。
現時点では気にならなくても住み始めてから気持ちが悪くなることもありますし、お子さんが気にする場合もあります。
また、将来土地・建物を売却したいと思ったときに、心理的瑕疵があることを理由に値段を下げられたり売れない事態になるかもしれません。
隣地との境界が不明な土地
「隣地との境界が不明・曖昧な土地」も購入を避ける方がよいでしょう。
土地境界は、後々のトラブルに発展する可能性のある要素のひとつです。隣地との境界が不明な場合は、購入する前に境界を明確にしてから契約しましょう。
あなたの世代でトラブルが起こらなくても子孫の世代でトラブルが起こる可能性もあるので、書類に残してトラブルの芽を摘んでおいてください。
インフラ設備の導入にお金がかかる土地
最後に、給排水設備や電気配線などの「インフラ設備の導入にお金がかかる土地」も購入の際には慎重になりましょう。
敷地内の給排水設備や電気設備の敷設距離が長くなると、敷設費用が高額になる場合があります。土地を安価に購入できても、生活に必要なインフラ設備の導入に費用がかかっては意味がありません。
購入前に、住宅に付帯するインフラの導入にかかる費用も確認しておきましょう。
【買ってはいけない一戸建て】を避けて豊かな暮らしを
>施工事例:誠実な家づくりはアクティブハウスで(一宮モデル)
注文住宅や建売住宅の購入時に「買ってはいけない」一戸建ての条件を紹介しました。
挙げた条件に該当する建物や土地は、購入後に後悔を抱えてしまう恐れがあります。
事前に把握して対処法を考えることで、解決できる問題もあるかもしれません。知識をつけて満足できる新生活を送りましょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号