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家づくりコラム
注文住宅で予算オーバー!その後の生活で後悔を感じる5つの瞬間とは?
注文住宅を建築するとき、間取りやデザインと共に頭を悩ませる原因になるのは「お金のこと」です。特に最初に思い描いていた金額を超えて「予算オーバー」してしまった場合、どうすればよいか途方に暮れてしまいます。
本記事では、まず予算オーバーしてしまったにも関わらずそのまま契約に進んだ場合、その後の生活でどんなタイミングで予算オーバーを後悔するのか考えます。
その後、予算調整の方法や、そもそも予算オーバーを避ける方法も紹介します。
家計が赤字になってしまうと、心理的余裕が失われ幸福度が低下してしまいます。予算オーバーを避けて、新居で幸福度の高い生活を楽しみましょう。
コラムを読んでわかること
- 注文住宅の建築で予算オーバーしまった後、どんなタイミングで後悔を感じるのかが分かる
- 注文住宅の建築で予算オーバーしたとき、削減できるポイントが分かる
- 注文住宅の建築で予算オーバーを避ける方法が分かる
注文住宅で予算オーバーした!その後の支払いで後悔するとき
注文住宅で予算オーバーしてしまったにも関わらず、そのまま契約を交わしてしまうと一体どんなときに後悔を感じてしまうのでしょうか。
後悔1:住宅ローン以外の費用の想定が甘かった
1つ目のケースは「費用想定が甘かった」と実感したときです。
注文住宅の支払いは、竣工のときに全て終わる訳ではありません。建物ができてからは家具を購入する必要がありますし、新居に合わせた生活雑貨や家電も購入するでしょう。さらに毎年固定資産税や都市計画税など税金の支払いもあるので、住宅ローンの金額だけを考えて「支払いできる」と考えていると、住宅ローン+その他の支払いの多さに滅入ってしまうかもしれません。
>関連コラム:企画型注文住宅の総費用の内訳一覧を公開|建物本体以外にはいくらかかる?
後悔2:想定した通りに収入が増えなかった
2つ目のケースは「想定通りに収入が増えなかった」ケースです。日本の多くの会社では、一般的には勤続年数が多くなるにつれて収入は増加します。資金計画のときも一定度のスピードで給与が増えていくと想定します。
しかし、会社の業績によっては思うように給与が伸びず、横ばいか最悪減ってしまうパターンも考えられるでしょう。収入の増加分を老後資金や旅行代などに充てるつもりだったなら、計画が崩れてしまうかもしれません。
後悔3:転勤が決まり売却するも残債が残った
3つ目のケースは「転勤が決まってしまった」とき。
転勤で引っ越しを余儀なくされるとき、自宅は売却するか賃貸に出すことになりますが、住宅ローンの借り入れ額が高額になっていると、売却金で残債を返済できなかったり、賃貸に出したとき賃料を下回る場合があります。
「もっと費用を抑えておけば、残債無しで転居できたのに…」思いたくないものです。
後悔4:子どもが成長して教育費が嵩んだ
4つ目のケースは「子どもの教育費が嵩んだ」場合です。
書き方教室や水泳代、プログラミング教室など、子どもの教育の方向性は多岐に渡り、教育費の見通しはつけづらいものです。さらに高校・大学で私立に進学する場合も考えられ、教育費への支出が多くなるに従い「住宅ローンの借り入れを抑えておけばよかった」と思う日が来るかもしれません。
後悔5:リフォーム代金が想像より高かった
5つ目のケースは「リフォームやメンテナンスにかかる費用が高額になった」場合です。
注文住宅を新築するとき、メンテナンスやリフォーム代金のことまでシミュレートする人は少ないものです。しかし、この費用を想定していないと、10年後、20年後にリフォームの必要に迫られたとき、住宅ローンの支払いが重くのしかかるでしょう。「リフォームのことも考えて手元に資金を残しておけば」思わないようにしたいものです。
注文住宅で予算オーバー!削減しやすいのはココ!
では、注文住宅で計画を立てる中で予算オーバーになってしまったら、どこを削減するべきなのでしょうか。比較的大きな金額を削減できる箇所を紹介します。
勧められて取り付けた太陽光発電装置
電気代の高騰に合わせて勧められた「太陽光発電装置」は、予算オーバーになったなら再検討が必要かもしれません。
設置するのに100万、200万を要する太陽光発電発電装置には、借り入れを行う分金利もかかります。金利のことも考えると取り付けるメリットは薄れる可能性があります。設置から撤去まで、そして金利のことまで考えて、費用対効果を再検討しましょう。
家事動線にこだわって希望した平屋
家事動線へのこだわりや、将来的なバリアフリーへの対応を目指して希望している「平屋」を一部二階建てにしたり、総二階建てにすると、費用を大幅に削減できるでしょう。
平屋は総二階建てと比べると、単純計算で屋根・基礎の面積が2倍になります。建築費用も高額になるので予算をオーバーしてしまったなら、諦めた方がよいかもしれません。また、平屋は求められる土地面積が広くなるので、土地取得費用が比較的高額になる点も予算不足の一因になります。
>関連コラム:ランドリールームって必要?洗濯・家事動線に優れた間取りを実例解説!
設備関連のオプション
キッチンやお風呂を中心に「設備関連のオプション」も予算オーバーの原因になります。
一般的に、ハウスメーカーごとに標準的な仕様が定められており、変更を加えると金額が上がっていきます。たとえばキッチンの場合、食洗機を深型にしたり、レンジフードをスタイリッシュなものに変更したり。お風呂なら、美しさが持続する床タイルや断熱性能の高い浴槽といった風に。
新築で注文住宅を建築することから、設備面もこだわってしまいますが、設備は10年を超えると交換の検討時期に差し掛かります。交換を前提に、お財布とも相談しながらの検討が求められます。
要望を盛り込んだ外構
予算組みやファーストプランの段階で外構のことも考えるのは大事ですが「外構に要望を盛り込みすぎること」も予算オーバーの原因になります。
外構は建物と比べて費用が限られることから、駐車場舗装・カーポート・庭の整備・玄関前アプローチなど、次々に要望が積み重なっていきがちです。個々は高額ではなくても、外構の総額が結構な値段になっていることもあるので、本当に必要な種類の工事・グレードなのか、再考してみましょう。
注文住宅で予算オーバーを避けるには?
ここまで予算オーバーしてしまった場合の対処法を紹介しましたが、そもそも計画していた予算を超えないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
ハウスメーカー選びを慎重に行う
>施工事例:規格型注文住宅でもおしゃれな住まいに(木更津モデル)
非常に効果的なのは「ハウスメーカー選び」です。
高級な仕上げを用いていて、高い技術を用いるハウスメーカーや工務店の場合、どんなに費用を削っても一定以上に安くなることはありません。そもそもハウスメーカーの選択が間違っている可能性があります。
予算に見合った金額で施工してくれるハウスメーカーを選択することで、費用対効果に優れた家づくりができるので、検討しているハウスメーカーはどの価格帯で家を建てているのかを確認しましょう。
>関連コラム:安いハウスメーカー選びのポイント|建てて良かったと思える家づくりを
土地選びのエリアは広範囲に行う
ハウスメーカー選びと同じくらい予算を削れる可能性があるのは「土地選び」です。
特に土地の坪単価が高い都内では、希望するエリアに隣接している区を対象範囲に含めるだけでも100万円単位で土地取得費を浮かせられるほどです。
通わせたい学校区や通勤の関係、住むことが夢だった区など、土地探しのエリアを限定したくなるのは当然のことですが、エリアを広げることで土地の選択肢が増え、建物にお金をかけられると認識してみましょう。
>関連コラム:企画型注文住宅の土地探しのポイントは?探し方の流れや期間もお話します!
お金がかかる土地は避ける
土地選びに関連して「お金がかかる土地を見極めて避ける」ことも大切です。
実は宅地用として販売されている土地の中には、購入後にお金がかかる土地が一定数存在しています。
たとえば地盤が軟弱で地盤改良費がかかる土地、排水経路に問題があり土地の嵩上げが必要な土地、旗竿敷地でアプローチや給排水工事にお金がかかる土地。こういった土地は、建物を建てる前段階でお金がかかるので避けたいところです。
素人目で判断できない場合は、検討しているハウスメーカーの設計担当を頼るのが一番です。
>関連コラム:買わないほうがいい土地の特徴9選│土地の後悔を避けるコツ3選
まとめ│注文住宅は予算オーバーを避けよう
>施工事例:規格型注文住宅で建築費用を節約(愛知県みよしモデル)
注文住宅建築で問題になりやすい「予算オーバー」について、オーバーするとどうなるのか、しないためにどうすればよいのか解説しました。
予算オーバーはハウスメーカーや土地選びを間違えなければ、ほとんどの場合回避できます。大切なのは予算に見合ったハウスメーカーを選択することです。
複数の会社を見て話して、予算や担当者とのフィーリングが合うハウスメーカーを見つけましょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号