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家づくりコラム
安いハウスメーカー選びのポイント|建てて良かったと思える家づくりを
最近は1,000万円台で家を建てられる「ローコストハウスメーカー」も増えてきましたが、会社選びは誰もが悩むポイント。
そこで今回は、建物価格が安いハウスメーカーを選ぶ際、注意すべきポイントを詳しく解説します。
やめたほうがいいハウスメーカーの特徴も紹介しますので、ぜひ施工会社選びの目安にしてください。
コラムを読んでわかること
- 坪単価が安いハウスメーカーを選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。
- 注意すべきハウスメーカーの特徴を把握し、失敗や後悔を回避しましょう。
本当の安さとは何か?
いわゆるローコストハウスメーカーを選ぶ際は、表面的な価格だけでなく本当の安さを見極めることが大切です。
マイホームは数十年単位で暮らす大切な場所ですから、いくら安くてもすぐボロボロになってはかえって高くついてしまいます。
また安さだけでハウスメーカーを選んで、デザインや間取りに不満が残る家で暮らすのも幸せなこととは言えません。
安物買いの銭失いにならないよう、安くて品質が良い=コストパフォーマンスが良いハウスメーカーを選びましょう。
安いハウスメーカー選びのポイント
ランキングだけを信用しすぎない
インターネットで安いハウスメーカーを検索すると、ランキングにテレビCMで見かけるような大手会社が多く並んでいますよね。
ランキング常連ハウスメーカーの坪単価が安いのは事実ですが、あまり盲目的に信用しすぎない方が良いかもしれません。
大手ハウスメーカーは知名度と施工実績が多いため、必然的にランキングに入ります。
しかしその知名度を獲得・維持するためには、多額の広告費や全国モデルハウスの維持費が掛かっているのも一つの事実です。
またランキングに入らない地域密着のハウスメーカーや工務店の中にも、コストパフォーマンスが良い会社があるかもしれません。
ランキングは初期段階で広く情報収集するのに活用し、実際の会社選びはこの後のポイントをチェックしてご自身で見極めるのがおすすめです。
安さの根拠をチェックする
坪単価の安いハウスメーカー選びでは、なぜローコストで建てることができるのかという根拠をチェックしましょう。
- 間取りやデザインを規格化してコストダウン
- 自社施工体制で中間マージンをカット
- 施工効率の良い構造で人件費を削減
例えば数パターンの間取りやデザインから選ぶ「企画住宅」は、プラン決めの効率化や材料の一括仕入れで品質を落とさずコストカットできる工夫です。
またグループ内で土地・建物・施工を連携してムダな中間マージンを無くすのも、安さを実現する根拠となり得ます。
このような根拠のないコストカットをされてしまうと品質が犠牲になり、安かろう悪かろうになってしまうことがあるので要注意。
特に根拠のない人件費カットは、腕の悪い職人への発注や手抜き工事など施工品質の悪化を招きやすいです。
経営努力で品質を落とさずコストカットをしている会社なら、しっかり安さの根拠を説明できるはず。
担当者の方と話をする際は、「なぜ安く建てられるのですか?」と聞いてみてください。
価格・性能・信頼性のバランスを見る
冒頭でもお伝えしましたが、ハウスメーカー選びでは表面的な価格だけでなく性能や信頼性も含めたトータルバランスが重要です。
建物価格が安くても気密・断熱性能が低いと、夏の暑さや冬の寒さが気になり、光熱費も余計にかかってしまいます。
外壁や屋根の耐久性、耐震強度など、ぱっと見では分からない性能も安心して長く暮らすために重要な性能です。
費用の内訳
安いハウスメーカーに限ったことではありませんが、見積もりに含まれる費用の内訳も要チェックポイント。
建物価格以外の付帯工事がどこまで含まれるかはハウスメーカーによって違うため、安いと思ったら後で追加費用が発生するケースなども考えられます。
エアコンや外構など建物以外の費用がどこまで含まれているのか、見積もりの内訳までしっかりチェックしましょう。
間取りやデザインの自由度
価格帯の安いハウスメーカー選びでは、間取りとデザインの自由度にも注目しましょう。
間取りやデザインの選択肢が少なすぎると、思ったようなマイホームを建てられない可能性があります。
また特定の間取りはオプション価格になるケースもあるので、好みのデザインや部屋の広さを予算内で実現できるのかという視点のチェックも必要です。
アフター・保証体制
法律で定められている以上の保証内容、アフターフォロー体制もしっかりチェックしたいところです。
安いからと言ってアフターフォローに掛けるコストを削られてしまうと、将来安心して暮らすことができません。
設備の故障や雨漏れなど緊急のトラブル時に、連絡してもなかなか来てくれないというのもよく聞く話ですよね。
ローコストハウスメーカーを比較する際は必ず保証内容と期間もチェックし、万が一何かあったときの連絡方法なども聞いてみましょう。
やめたほうがいいハウスメーカーの特徴
メリットしか言わない
価格の安さは非常に魅力的なポイントですが、メリットばかり伝えてくるハウスメーカーはやめたほうがいいかもしれません。
前述したように安く建てられるハウスメーカーは、間取りやデザインをある程度限定していることが多いです。
その事実をメリットで隠して契約してしまうと、思ったような間取りをつくれず大きな後悔を生む可能性があります。
また間取りや設備のオプションなどの選択も、必ずメリット・デメリットがあるはずです。
良いことばかり言って契約させようとする会社・担当者は、少し警戒心を持って話をした方がいいでしょう。
他社を批判する
「大手は高くなるのでやめたほうがいい」「工務店はデザインが良くない」など、他社を批判する担当者も要注意。
実際に口コミや評判が悪い他社もあるかもしれませんが、あからさまに批判するのは良くない傾向です。
相見積もりが一般的な現代では契約を取るのも大変ですが、それでも他社を批判して良いことにはなりません。
前述したメリット・デメリットと同じように、自社と競合他社の違いをフラットに説明してくれる担当者が理想的ですね。
契約を急かしてくる
「今なら材料や設備を交渉して値引きできます」など、理由を付けて契約を急かしてくるハウスメーカーもやめたほうがいいと言われることが多いです。
注文住宅は一千万円単位の大きな買い物ですから、その場で決断するのは得策とは言えません。
プランや見積もりを一度家に持ち帰り、家族とじっくり話し合う必要もあるでしょう。
営業担当も仕事ですから、契約に関する期日を設けることはあります。しかし今日・明日など、短い期日を設けて契約を迫ってくる会社は良心的とは言えないかもしれません。
値引き幅が大きすぎる
根拠のない大幅値引きを提示してくるハウスメーカーも、契約前に一度考えてみたほうがいいでしょう。
100万円単位の大きな値引きができるということは、あらかじめその分の利益を見積もりに上乗せしてある可能性が高いです。このような上乗せ&大幅値引きをしてくるハウスメーカーは、誠実な会社とは言えませんよね。
在庫している建材を使う、工期をある程度任せるなどの根拠がない値引きは、あまり信用しない方がいいかもしれません。
まとめ
1,000~2,000万円前後のローコスト住宅を建てる場合、会社選びが大変重要なポイントになります。
会社選び次第で満足度や失敗リスクが大きく変わりますので、今回ご紹介した内容をチェックしてみてください。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号