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家づくりコラム
リビングとダイニングに仕切りがないデメリットは?対策方法をご紹介
リビングとダイニングキッチンには仕切りがなく、同じ空間を共有するスタイルが主流となっています。
家族の集まるスペースに開放感を得られますし、部屋ごとの仕切りがないので、コミュニケーションがとりやすい印象です。
しかしその反面で、生活がしづらかったり、快適さが損なわれたりするなどのデメリットも存在します。
開放感はそのままに、デメリットを回避できないか見ていきましょう。
リビングとダイニングキッチンの間取りを計画中の方は、ぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- リビングとダイニングキッチンを繋いだ間取りにどのようなデメリットがあるのか
- リビングとダイニングキッチンに仕切りがないデメリットへの対策方法
リビングとダイニングに仕切りがないデメリット
リビングとダイニングキッチンに仕切りがないことで起こる、デメリットをご紹介します。
完全に回避できなくても、対策を立てることでかなりの軽減には繋がります。
空間の繋がりを保ったままで、どのような対策方法があるのか確認していきましょう。
部屋にメリハリがない
リビングとダイニングの間に仕切りがないと、開放的に感じられますが、造りによってはメリハリがなく間延びした印象を受ける場合があります。
家具などを配置して仕切りを作ることもできますが、導線の妨げになったり、部屋が狭く感じられるかもしれません。
間取の工夫で、リビングダイニングにメリハリをつける方法を見ていきましょう。
【対策方法】段差で空間を仕切る
リビングとダイニングの間に段差を付けることで、空間に仕切りができメリハリが感じられます。
段差を付けただけなので、開放感はそのまま変わることはありません。
またリビングの一角に小上がりを設けて収納スペースを増やしたり、キッチンカウンターの中を一段下げて家族と目線を合わせるなど、段差をつけて空間を利用する間取りも人気です。
このように空間を仕切ることができたり、生活のしやすさをプラスできる「段差」ですが、小さなお子さんやご老人の居るご家庭ではケガの原因になるかもしれません。
家族構成やライフスタイルに合わせて、検討することをおすすめします。
キッチンの汚れが広がりやすい
最近は対面キッチンが主流になっているので、調理中の油跳ねや、食器を洗うときの水跳ねなどが、ダイニング部分まで広がってしまいます。
特にカウンターがフラットなタイプはおしゃれな印象ですが、広がる汚れを止めることができません。
【対策方法①】一部に壁を設ける
油汚れはフローリングなどに飛ぶとかなり厄介なので、コンロ周りだけでも壁を設ければ汚れを広げずに済みます。
シンク側はオープンなままなので、リビング側への見通しは変わらず解放感は保たれるでしょう。
【対策方法②】お手入れしやすいキッチンにする
壁を設けずにフルフラットなキッチンを楽しみたいのであれば、汚れが飛び跳ねやすいことを受け入れるのもいいですね。
汚れを拭き取りやすい天板にしたり、汚れが染み込みにくい複合フローリングなどを利用すれば、神経質になることはありません。
お手入れのしやすいキッチンに整えて、理想のキッチンスタイルを楽しみましょう。
キッチンのニオイが広がりやすい
キッチン、ダイニング、リビングと空間を共有しているので、キッチンで調理しているニオイや煙が、リビングにまで広がりやすくなります。
ニオイや煙が生活スペースまで広がると、カーテンやソファに染みついて取れにくくなってしまいます。
対面キッチンの魅力はそのままで、ニオイや煙をリビングに寄せ付けないようにするには、どうすればいいのでしょうか。
【対策方法①】調理スペースを壁側に設ける
Ⅱ型キッチンというオープンキッチンをおすすめします。
Ⅱ型キッチンとは、コンロ部分とシンク部分の作業台が分かれて並行に設置されたスタイルで、どちらかはリビング側と対面になります。
コンロを壁側、シンクを対面にすると、調理中のニオイなどをリビング側に流れにくくすることが可能です。
【対策方法②】換気扇を効率よく使う
ニオイや煙を広げないためには、換気扇を効率的に利用する必要があります。
- 調理を始める5分前に換気扇を付けて、空気の流れを作る
- 調理が終わってもすぐに換気扇を止めない
- 換気扇の掃除を小まめに行って機能を下げない
調理の前後も換気扇を稼働させることがポイントです。
空気の流れを作って、調理中のニオイや煙を外に排出していきましょう。
キッチンの中が見えやすい
ダイニングキッチンとリビングに仕切りがないと、キッチンの中が見えやすいので、いつでもキレイな状態を保つ必要があります。
リビングはお客様を通す場でもあるので、玄関からの動線によってはシンクの中まで見えてしまうかもしれません。
カウンターの上などにキッチン道具などを置きっぱなしにしていると、雑然とした印象を与えてしまうでしょう。
【対策方法①】手元に立ち上がりをつける
キッチンのカウンター上や、シンク内を見えないようにするには、カウンターの周りに立ち上がりを設けることをおすすめします。
15センチ程度の立ち上がりであれば、オープンキッチンの開放感を保ったまま、リビング側から手元が見えにくくなります。
また立ち上がり部分にコンセントを付けるなど、機能性を高めることも可能です。
【対策方法②】簡易的なパーティションを利用する
玄関からリビングまでの動線から、キッチンの内側が見えるのであれば、パーテーションなどを利用するのがおすすめです。
簡易的にキッチン内を隠すことができるので、急な来客にも対応することができます。
利用していない間も考慮して、収納しやすいタイプを選びましょう。
リビングとダイニングに仕切りがないメリット
リビングとダイニングに仕切りがないメリットは、主に2つあります。
開放感のある空間を作れる
くり返しになりますが、リビングとダイニングを繋げると、空間が広がるので開放感を得ることができます。
広々としたスペースで食事を楽しんだり、くつろいだりできるので、快適に過ごせるでしょう。
ダイニングセットやソファセット、大型テレビやチェストなど、大きな家具も配置しやすくなります。
家族とのコミュニケーションがとれる
家族が集まる場所を繋げることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
- キッチンで食事を作りながら、子どもの宿題を見る
- ダイニングで食事をしながら、リビングでくつろいでいる家族とお喋りをする
- リビングで洗濯物を畳みながら、家族とテレビを見る
- 食器を洗いながら、小さな子どもの様子を伺う
快適なダイニングやリビングで、家族との時間を楽しく過ごしましょう。
まとめ
リビングとダイニングに仕切りを作らないことで起こるデメリットと、その対策方法をご紹介しました。
- 面積が広がることで間延びした印象をもつ場合は、段差を利用して空間に仕切りを作る
- 調理中の汚れがダイニングにも広がりやすいので、一部に壁を設けて汚れをせき止める
- 調理台を壁側に設置したり、換気扇を効率的に動かして、ニオイや煙をリビング側に広げないようにする
- キッチンの内側が見えにくいように、カウンターに立ち上がりをつけたり、パーテーションを利用する
開放感があり家族とのコミュニケーションが取りやすいリビングダイニングは、仕切りを作らなくてもデメリットを対策することができます。
リビングダイニングに整えて、快適な暮らしを楽しみましょう。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
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快適なリビングダイニングの使り方についても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号