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家づくりコラム
注文住宅実現までのスケジュールは?|工期や支払いタイミングを解説
お子様の入園や入学などに合わせて注文住宅を建てたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
理想のタイミングで新築生活をスタートさせるなら、完成までのスケジュールや工期の長さは、事前によく把握しておきたいポイントですよね。
そこで今回は、注文住宅の基本的なスケジュールと支払いの時期について解説します。
分かりやすく入居までの流れに沿って、各段階での計画ポイントも見ていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
このコラムのポイント
- 新築注文住宅を建てる際の基本的なスケジュールについて解説します。
- 完成までの流れと工期の長さをそれぞれ見てみましょう。
- 注文住宅を建てるのに必要な費用の支払い時期も事前に把握しておきましょう。
注文住宅を建てるスケジュール
まず、新築スケジュールの基本情報と打ち合わせから着工、完成までのスケジュールに目を通してみましょう。
新築スケジュールの基本
結論から言うと、注文住宅の新築スケジュールは依頼する住宅会社によって異なります。
大まかな目安として、プランニング開始から完成・入居までの期間をハウスメーカーや工務店では6~9か月前後、設計事務所では10か月前後見ておけばいいでしょう。
注文住宅の規模や構法によってもスケジュールの内容が違ってくるので、相談・打ち合わせの際には、複数プランの計画表や入居希望時期に合わせた逆算計画表の提示を依頼してみましょう。
打ち合わせ&工期のスケジュール
多くの場合、土地付き注文住宅の設計プランが決定するまでに、ハウスメーカーは約3~4回、工務店は約4~5回、設計事務所で約5~6回の打ち合わせを重ねます。
また、着工から完成までの工期もハウスメーカーで約3~4か月、工務店で約4か月、設計事務所で約4~5か月からといった違いがあります。
【打ち合わせ&工期のスケジュール例】
ハウスメーカー | 工務店 | 設計事務所 | |
1か月目 | 打ち合わせ | ||
2か月目 | 仮契約・設計プランまとめ・図面作成 | 設計プランまとめ | 打ち合わせ・設計プランまとめ・確認申請提出 |
3か月目 | 確認申請提出・工事契約 | 図面作成・確認申請提出・工事契約 | 実施設計完了 |
4か月目 | 着工 | 工事見積り確認 | |
5か月目 | 上棟式 | 着工 | |
6か月目 | 上棟式 | ||
7か月目 | 完成・引渡し | ||
8か月目 | 完成・引渡し |
>関連コラム:企画型注文住宅が建つまでの平均期間はどのくらい?引き渡しまでの流れを解説
注文住宅完成までの流れを知ろう
注文住宅完成までの期間の目安が分かったところで、実際に完成までどんな流れで進めていけばいいのか詳しく見ていきましょう。
各段階でのポイントもまとめていますのでプランニングの参考にしてみてください。
①資料集め・事前準備
まずは、新しい住まいや暮らしに求めるテーマを決めていきます。
この初期段階で、よく家族と話し合い、家づくりに対する希望をしっかりとまとめておくことが大切です。
注文住宅の希望テイストや暮らしをイメージ
理想の暮らしは、家族構成やライフスタイルによってさまざまです。
そのため、気になる住宅会社のショールーム・モデルハウスなどに足を運んで、実際の雰囲気や使い勝手を掴んで、希望する間取りや内装のイメージを固めていきましょう。
予算を決める
理想の注文住宅がイメージできたら、それに合った予算を検討します。
注意したいのは、建物本体の「建築費」だけでなく、土地の地盤補強工事や住まいの設備、外構にかかる「別途付帯工事費」と登記費用や各種税金、手数料を含む「諸経費」も忘れずに予算に組み込んでおくことです。
また、住宅ローンを利用する場合には、必要な時期に融資が受けられるよう事前にスケジュールを立てておくことが大切です。
建築会社選び
注文住宅のイメージづくりと予算決めに合わせて、依頼する建築会社探しも進めていきます。
気になる会社の施工実績や事例、モデルハウスなどを参考に、希望するプランに理解があり信頼できそうなハウスメーカーや工務店を複数選んでみましょう。
そして、それぞれから見積もり書を出してもらい比較検討するのがいいでしょう。
>関連コラム:「注文住宅を安くする方法を知りたいんだけど…」節約ポイントは3つ
②土地探し・契約
>施工事例:冬でも快適に過ごせる断熱性能と家事動線の良い間取り
マイホームを建てる土地がまだない場合は、資料集めや事前準備と並行して「土地探し・購入」も進めなくてはいけません。
土地探し
土地探しは、条件やタイミングがあるので理想の土地が見付かるまでに長くて6か月以上、数年かかる場合もあります。
通勤や通学、買い物、通院に便利な環境で、子育てがしやすく、災害危険区域から離れているなど、チェック項目も多いため焦らず慎重に見極めていくことが大切です。
見積もりを依頼中のハウスメーカーや工務店に希望エリアを伝えて、サポートしてもらうのもいいでしょう。
土地の購入
理想の土地が見付かれば、土地購入に進みます。
その土地の形状や建築条件によっては、そこに建てられる住宅建物に制限が出る場合があるので、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
相談・依頼中のハウスメーカーや工務店に、土地と建物を合わせた見積もりを提案してもらい、トータル予算に納得できれば契約に進みましょう。
土地の購入資金にも住宅ローンを利用する場合は、融資開始時期などの条件を事前に聞いておきましょう。
>関連コラム:買わないほうがいい土地の特徴9選│土地の後悔を避けるコツ3選
③注文住宅の詳細プランを決める
無事に土地が購入できれば、次は注文住宅のプランニングに進みます。
間取り設計
土地の広さや形状、建築条件に合う住まいの間取りを設計していきます。
家事動線や部屋数など、事前準備の段階で固めた希望条件やイメージを依頼会社と共有して、最適なプランを提案してもらいましょう。
「建築請負契約」の締結
全体的な間取りプランが決まれば、依頼する住宅会社と「建築請負契約」を結びます。
契約書と一緒に見積もり書と設計図も提出されるので、内容に間違いがないか慎重に確認して、気になる部分があれば、ここでしっかりと解消しておきましょう。
設備・仕様を決める
「建築請負契約」締結の次は、窓や水回りの設備、コンセントや照明器具、インテリア仕様などの詳細な打ち合わせに進みます。
パンフレットやサンプルの他、ショールームや展示場で実際の設備・仕様を確認しながら決めていきます。
>関連コラム:企画型注文住宅の内装がおすすめな理由とは?4つのスタイルをご紹介
④工事・引渡し
注文住宅のプランニングや住宅ローンの申請が終われば、いよいよ着工です。
地盤調査・改良工事
着工前に地盤改良の必要性があるかどうかを調べるために、地盤調査を依頼します。
地盤が弱いなどの問題があれば改良工事を行ってからの着工となります。
地鎮祭
神主に工事の無事を祈願してもらう「地鎮祭」があります。
施主家族や建築担当関係者が集まって行うのが一般的です。
基礎工事
建物の土台となる基礎工事からスタートします。
上棟式
構造体ができてきた段階で「上棟式」を行う場合があります。
家屋の守護神と大工の神を祀って、無事に棟上げまで終えられたことへの感謝と完成までの安全を祈ります。
現地でマイホームの進み具合を確認する良い機会でもあります。
竣工検査・引渡し
引渡し予定日の約1か月前に竣工・建築担当者や施主による竣工検査を行います。
水回り設備の不具合や建物に目立つ汚れや傷がないか、しっかり確認して気になる部分があれば申請して直してもらいましょう。
問題がなければ、鍵を受け取り引渡し完了です。
注文住宅の支払いタイミング
新築注文住宅の場合、工事着手・中間・完成引渡しといった約3回のタイミングに分けて支払うことが多いようです。
もちろん、住宅会社によって支払いのタイミングは異なりますので、特に住宅ローンを利用する場合には、必要な時期に融資が受けられるよう、事前によく確認しておきましょう。
>関連コラム:「新築戸建てで値引きはできるの?」できる・できないケース別に紹介
まとめ│納得のスケジュールで憧れの注文住宅を実現
事前準備から注文住宅完成までのトータル期間は、約8~15か月と土地探しや依頼先選び、プランニングのこだわりなど、さまざまな理由でスケジュールの長さも内容も違ってきます。
マイホームは、人生における大きな買い物ですので、妥協せずじっくりと時間をかけて計画していくことが大切です。
そのためには、完成までのスケジュールをよく把握して、入居希望タイミングを逆算するなど、できるだけ早めに家づくりをスタートさせるのがいいでしょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号