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家づくりコラム

「注文住宅を安くする方法を知りたいんだけど…」節約ポイントは3つ

コストダウンの秘訣は見学会にある(一宮モデル)

>コストダウンの秘訣は見学会にある(一宮モデル)

注文住宅の建築を目指す人の多くは、快適な生活を望みながら「できるだけ安く仕上げたい」と考えます。建築にかかる費用を抑えることができれば、浮いたお金を旅行や家具に使ったり、貯蓄として残しておき精神的な安寧を得られる可能性があります。

では、どうすれば注文住宅を安く建てられるのか、主には次の3つのポイントにまとめられます。

  • 土地を安く取得する
  • 建物を安く建てる
  • ランニングコストを抑える

どうすれば達成できるのか、詳しく解説していきます。

ライン

コラムを読んでわかること

  • どうすれば土地を安価に取得できるのか
  • 建築費用を抑えるにはどうすればよいのか
  • 日々のランニングコストを抑えるにはどうすればよいのか

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目次
節約ポイント(1)土地を安くする​​​
節約ポイント(2)建物を安くする​​​​
節約ポイント(3)ランニングコストを下げる
まとめ│複数の方法を重ねて費用対効果を上げよう

 

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節約ポイント(1)土地を安くする

節約ポイント(1)土地を安くする

まずは「土地の取得費用を抑える」ことから考えましょう。都市部を中心に、建築費用よりも土地の取得費用の方が高額になるケースも多いので、土地取得費を下げるのは大きな効果を発揮します。

1)郊外にも目を向ける

まずは土地取得のエリアを限定せずに「郊外にも目を向けること」です。東京都心に近くなるほど、駅に近くなるほど、土地の値段はどんどん上がっていきます。一方で郊外に目を向けると、都心部・駅近の土地より安価に、そして広い土地を見つけられるでしょう。

広めの土地を取得できれば、自家用車を持つ選択肢も生まれます。利用できる交通手段が増えれば、日々の利便性も高くなります。特に予算不足に悩んでいる人は、土地探しのエリアを広げてみましょう。

2)古家付き住宅も含める

続いて「古家付き住宅」も含めて土地を探すと、安価な土地が見つかる可能性が高くなります。更地の状態の土地はすぐに利用できるため人気が高く、自然と値段も高額になりがちです。一方で古家付きの土地は、土地の全容が分からないので手を出さない人も多く、狙い目です。

地主との交渉によっては、古家の取り壊し分を値引いてもらったり、更地にしてから引き渡すよう取り決められる場合もあるので、懇意にしているハウスメーカーがあって、気になる古家付き土地があるなら相談してみましょう。

>実際の建物を見ながら相談してみませんか?

3)空き地の持ち主に直接話す

好みのエリアを歩いているとき、気になる土地があれば「持ち主に直接交渉する」ことも有効です。実は土地の所有者は法務局に行けば誰でも閲覧でき、所有者の住所に手紙を送ることで連絡を取れます。「何も使っていない土地だけど、処分の手続きが面倒だった」といった理由で空き地にしていたなら、喜んで売却してくれるかもしれません。また、個人間の契約なので、相場より安価に売買できるかもしれません。

4)方角・土地の形を気にしない

”南に庭、正方形の土地がいい”などと「土地の方角や形を気にしない」ことで、安価な土地が取得できる可能性があります。東西南北、道路がどの方向に面していても、メリット・デメリットはそれぞれあります。

デメリットは設計上の工夫で解消できるものも多いので、予算や他の希望に合致する土地が見つかれば、購入を検討しましょう。正方形でない土地は大手ハウスメーカーが嫌う傾向にあるので、土地を安く購入する目的では狙い目です。

 

節約ポイント(2)建物を安くする

>施工事例からコストダウンの方法を学ぼう

続いて「建物を安くする」方法を紹介します。工夫次第で安くても快適な住宅は手に入るので、検討を重ねて費用対効果を高めましょう。

1)平均建築費用が安い業者を探す

「建てることの多い価格帯が安価な業者を探す」ことが、建築費用節約に最も効果を発揮します。安価な価格で建てることが多い業者は、安く建てるための設計・建築ノウハウを多く持っていて、安価で高品質な素材を多く知っています。

注文住宅・自由設計でありながら安価に建てられる業者は少ないですが、見つけられれば費用を抑えながら要望に叶う家が完成するでしょう。

2)業者の標準的な仕様・設備を使う

注文住宅を建築するときは”この設備を使いたい、あの壁紙を使いたい”と様々な要望が出てきますが、安価に建てるなら「業者の標準仕様・設備を利用」しましょう。

標準仕様・設備は、業者が大量に発注するため一軒あたりの材料仕入れ費用を抑えられるものです。標準外のこだわった仕様・設備を利用するほどに割高になることは覚悟しましょう。

3)総額どの程度で納めるのか伝える

ハウスメーカーを決めてから「総額どの程度に納めたいのか」を明確に伝えることも大切です。総予算を伝えることで、ハウスメーカーは建物にかけられる費用を大まかに算出でき、どの程度の大きさ・仕様で建築可能なのか叩き台を示せるようになります。なお、自分で総予算を決めるのは、オーバーローンに陥る心配があるので、一度はライフプランナーなどに相談しておくと安心です。

4)建物はコンパクト・シンプルに

コンパクト・シンプルでも快適な平屋(愛知県大府市)

>コンパクト・シンプルでも快適な平屋(愛知県大府市)

「建物をコンパクト・シンプルに」心がけることも大事な考え方です。

床面積が広くなるほど、材料費や職人の手間賃が多くなるので、安く建てたいなら床面積を減らす努力は必要です。コンパクトでも間取りや収納を工夫すれば快適な家は建てられるので、家づくりのフィーリングが合うハウスメーカーを探すことが大事といえるでしょう。

5)外構はオープン・シンプルに

外構計画を立てるとき「オープンとシンプル」を心がけましょう。外構は工事する範囲が広くなるので、想像しているより費用がかかるものです。

門扉や塀を設けないオープン外構にすることで、費用を大幅に抑えられます。さらに可能な限り、同じ素材を使ってシンプルな外構にすれば、材料費や職人の手間賃を節約できます。

ただし、外構を行わない選択肢はおすすめしません。草むしりや雨が降ったときの泥汚れの処理などが必要になり、多くの手間が生じてしまうからです。

6)譲れない部分は譲らずに

最後にお伝えするのは費用を抑える方法ではなく、建物が完成したあとの満足度を高めるものです。「譲れない希望がある場合は譲らない」ようにしましょう。

家を建てるのは、理想とする暮らし方があるからです。コストダウンを検討しすぎるあまりに、満足できない住まいが完成してしまっては後悔につながります。費用を下げる検討と一緒に、どんな住まいを目指すのか芯を作っておきましょう。

 

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節約ポイント(3)ランニングコストを下げる

節約ポイント(3)ランニングコストを下げる

土地・建物の費用を抑えたら、最後は「ランニングコスト」を下げられるように検討を重ねましょう。

1)固定資産税・都市計画税を下げる

まずは毎年継続して課税される「固定資産税・都市計画税」です。

新築住宅の場合は、敷地200m2以下の場合は評価額が1/6に、200m2を超える部分は1/3になる制度があります。さらに、建物も3年間は120m2まで固定資産税が1/2になる制度があります。こういった制度は申請すればすぐに受けられるので、忘れず行いましょう。

ほかには建物の大きさをコンパクトにして、シンプルな仕様にすることで建物の評価額を抑えることも考えられます。

2)住宅ローンは検討を重ねて

つぎに「住宅ローンの借入金利」の検討を重ねることも大切です。返済期間にもよりますが、金利が1%変わるだけで毎月の返済額が1~2万円変わることもあります。

ただし、固定金利と変動金利の選択は慎重になった方がよいでしょう。目先の金利が低くても、将来的に金利が上がる可能性があるので、万が一上がってしまったときの対処法を考えてから選択しましょう。

3)気密・断熱を気にして光熱費を下げる

3つ目は「光熱費を下げる工夫」をすること。注文住宅を建築すると、賃貸住宅に住んでいた頃より床面積が大きくなるため、光熱費が上がるケースが多く見られます。気密性能・断熱性能に目を向けて、少ない冷暖房で快適な室内環境が手に入れられる家づくりが、結局は光熱費の削減につながります。

 

まとめ│複数の方法を重ねて費用対効果を上げよう

>節約の秘訣を探しに行こう(木更津モデル)

注文住宅の建築費用を抑える方法について解説しました。

土地費用・建物費用・ランニングコスト。主には3つの費用がかかるので、それぞれで費用を抑える方法を考えてみましょう。

なお、紹介した方法の中でも最も効果が高いのは「費用を抑える術をしっているハウスメーカーに依頼すること」です。こういったメーカーは、安価な土地の探し方を知っていて、建築費用を節約するノウハウも熟知しているからです。

要望を叶えながら費用も抑えられる、そんな業者を探してみましょう。

 

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