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家づくりコラム
【ローコスト住宅は何年住める?】20年後も住めるのか、疑問や不安を解消します!
>施工事例:ローコストでも高い性能を持つ住宅(木更津モデル)
ローコスト住宅での建築を検討する場合に、不安を感じてしまう材料のひとつは「耐久性」ではないでしょうか。戸建て住宅を手に入れても、家が朽ちてしまっては意味がありません。
本記事では、1,000万円台で建築できるローコスト住宅を建築した場合の、住宅の耐久性について確認します。
綺麗な住宅を手に入れても、10年後は?20年後は?感じてしまう不安を解消しましょう。
コラムを読んでわかること
- ローコスト住宅の寿命が短いと言われる理由「2つ」
- 実は短くないローコスト住宅の寿命とその理由
- 長く住み続けるために必要な考え方
ローコスト住宅の寿命が短いと言われる2つの理由
実はローコスト住宅の寿命は短くない?
ローコスト住宅の20年後はどうなっているの?
ローコスト住宅で長く住み続けるために
まとめ│信頼できるローコストメーカーを選ぶ
ローコスト住宅の寿命が短いと言われる2つの理由
そもそも、ローコスト住宅の寿命が短いと言われるのはどうしてでしょうか。主な2つの原因を解説します。
粗悪な素材・部材を使用していると思われているから
1つ目は、ローコスト住宅が「粗悪な素材、粗悪な部材を使用している」と思われているからです。
ハウスメーカーで注文住宅を建築する場合、建物の本体価格が3,000万円を超える場合もあります。一方でローコストのハウスメーカーの場合は、1,000万円台で建築できることもあり、驚くほどの価格差が生まれます。
ここで「これだけ値段が安いんだから、使ってる材料も安くて悪いものを使っているはず」と思うのも無理はありません。
>関連コラム:ローコスト住宅とは?安さの理由・メリット・デメリット・注意するポイントを紹介
施工精度が悪く欠陥住宅を生み出すと思われているから
2つ目は下請け業者の「施工精度が低い」と思われがちなことです。
最初の理由と同様に、建物の価格が安価に設定されているため「安いんだから、下請けの業者の質も悪そう…」と思われることでしょう。
実はローコスト住宅の寿命は短くない?
しかし、実は「ローコスト住宅は、一般的な住宅と変わらない寿命」を持っています。建築費用を節約しながら長期間住めるなら、選択するべきなのかもしれません。
ローコスト住宅が、一般的な住宅と同様の寿命を持つとされる理由を確認しましょう。
建築基準法や耐震基準はローコストメーカーも遵守している
>施工事例:冬でも快適に過ごせる断熱性能と家事動線の良い間取り(愛知県 大府市)
ローコスト住宅の寿命が、一般的なハウスメーカーの住宅と同じ寿命を持つとされる最大の理由は「ローコスト住宅も法律を遵守しなければ建築できない」からです。
たとえば、耐震基準や改正省エネ法など、住宅の基本的な性能を規定する法律が存在しており、基準に合致しなければ建築が許可されません。このため、いくら安価な住宅であっても、一定度の性能を持っているのです。
使用する資材の品質は悪くない
使用する材料が粗悪と言われますが、実は「使用する部材の品質は悪くありません」。
ローコストハウスメーカーも、多くは国産の外壁や断熱材を使用しており、材料の品質はハウスメーカーによって大きくは変わりません。
変化があるとすると、光触媒など特殊な加工が施された外壁や、凝ったデザインなど、仕上がりに関係する部分です。基本的な材料の品質に違いはないと認識しましょう。
シンプルな間取り・外観 = 雨漏りが少ない。地震に強い。
>施工事例:シンプルな間取りが生み出す耐震性・メンテナンス性(愛知県 岡崎市)
ローコスト住宅は耐震的な側面では「高価格帯のハウスメーカーより強い」こともあります。
柱と柱のあいだを大きく空けた間取りにすると、寸法の大きな部材を使用せざるを得ない場合があり、建築価格が高額になります。ローコスト住宅の場合は建築費用を節約するため、こうした特殊な間取りや構造を避ける傾向にあり、結果「シンプルな間取り」で建築されがちです。シンプルな間取りは地震に強く、台風などの風圧に対しても大きな抵抗を示します。
屋根についても同様で、複雑な形の屋根は建築価格が高額になり、雨漏りリスクが増します。ローコスト住宅の場合はシンプルな屋根型にするケースが多く、雨漏りのリスクも減らしてくれるでしょう。
ローコスト住宅の20年後はどうなっているの?
品質に遜色なく、大雨や地震にも強いローコストハウスメーカーの住宅。建築したばかりの頃は問題は少なそうですが、10年、20年経過したら、どんな変化を示すのでしょうか。先に結論を述べておくと「高価格な住宅と変わらないメンテナンスが必要になります」。
屋根・外壁は再塗装・再施工が必要になるかも
屋根や外壁に使用されている素材は、一般的なハウスメーカーと変わりません。ということは、必要になるメンテナンスの種類や間隔も変わらないことが予想されます。
推奨されている通りの、およそ10年に一度の「外壁の塗装、屋根の塗装・シーリングの打ち替え」といったメンテナンスが求められます。行わない場合は、屋根や外壁からの浸水があり、壁内の断熱材や木材の腐食が生じるかもしれません。
設備関係は更新が必要になるかも
メンテナンスが必要になるのは建物本体だけでなく「設備関係」のメンテナンスや交換も必要になるでしょう。
具体的には、エコキュートなどの給湯器、食洗機やコンロなど、経年劣化で不具合がある場合は、配管や電気関係のメンテナンス、交換が必要になるでしょう。
高価格帯のハウスメーカーと変わらない?
ここまで述べたとおり、実は一般的なハウスメーカーの家も、ローコストハウスメーカーの家も、使用している素材や工法が変わらない以上は、メンテナンスの頻度は変わりません。また、家の耐久性も変わらないといえるでしょう。
むしろ、特殊な工法やデザインを導入しがちなハウスメーカーよりも、お手入れの仕方や金額は少なくなるかもしれません。
ローコスト住宅で長く住み続けるために
>施工事例:快適さもおしゃれさも叶える注文住宅(一宮モデル)
家を長持ちさせるためには、ローコストハウスメーカーで建てるか、一般的なハウスメーカーで建てるかという問題よりも、土地や設計によるところが大きいでしょう。
土地にこだわって家づくりする
建築する土地が常に日当たりが悪く、ジメジメとした土地であれば外壁に苔がつきやすく、外観は古くみられがちです。また、シロアリや木材腐朽菌が繁殖しやすい環境にもなるので「土地にこだわること」こそ住宅を長持ちさせる秘訣といえるでしょう。
また、同じ土地でも、周囲を全て壁で囲んでしまい、風通しが悪いなら湿気が溜まってしまいます。風通しのよい外構計画も、家を長持ちさせる大事な考え方です。
>関連コラム:買わないほうがいい土地の特徴9選│土地の後悔を避けるコツ3選
長期耐久性に優れた設計にする
家の仕様に関わらず「耐久性に優れた設計」を意識することも大切です。
先述したとおり、シンプルな屋根型や凹凸の少ない間取りは雨漏りのリスクを減らしてくれます。ほかにも、軒・庇を伸ばせば、外壁に雨が当たりにくくなり、壁からの浸水を防げるでしょう。
雨を遠ざけ、清掃を中心としたメンテナンスのしやすい設計が家の寿命を伸ばすのは、どのハウスメーカーでも変わりません。
アフターサービス・保証期間を確認する
それでも不安であれば、ハウスメーカーのアフターサービス体制を確認して「保証期間を確認」してみましょう。長い保証期間や長期間のアフターサービスを約束しているハウスメーカーであれば、住宅の長期耐久性に自信を持っていると思ってよいでしょう。
まとめ│信頼できるローコストメーカーを選ぶ
>施工事例:家や担当者の雰囲気を見にモデルハウスへ(みよしモデル)
ローコストのハウスメーカーで何年住み続けることができるのか、気になる耐久性について解説しました。
実は木造住宅である限り、基本的な建築手法や素材に大きな違いはなく、適切なメンテナンスを施せばどちらも同じくらい、長く住み続けることができそうです。
大切なことは、建築予定のハウスメーカーが丁寧な施工をしてくれるのか、という点です。会社選びに失敗しなければ、ローコスト住宅を建築するハウスメーカーでも、問題なく長期間住み続けられるでしょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号