千葉県の土地が安い理由とは│安価なエリアの例、格安な土地の探し方、注意点まで解説

千葉県でマイホームの購入を検討するなかで、「千葉県の土地は本当に安いのだろうか」「なぜ価格に差があるのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
東京都に隣接する千葉県は、都心へのアクセスを確保しながらも、首都圏のなかでは比較的土地価格を抑えやすいエリアとして注目されています。
実際、同じ予算でも東京都内より広い土地を取得できるケースも珍しくありません。
一方で、安いといってもエリアや土地条件によって価格差は大きく、市街化調整区域や農地転用が必要な土地など、首都圏とは異なる特徴を持つ物件もあります。
そこで本記事では、千葉県の土地が安いといわれる理由を解説するとともに、価格を抑えやすいエリアや格安土地の探し方、購入前に確認すべき注意点まで詳しくご紹介します。
千葉県でコストを抑えながら理想の家づくりを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。
このコラムのポイント
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千葉県の土地が首都圏内で比較的安い理由を解説します
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価格を抑えやすい具体的なエリアの例を紹介します
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格安の土地を探す方法と注意点を整理します

INDEX
千葉県の土地は安いのか│周辺地域との比較

結論からいえば、千葉県の土地価格は首都圏のなかでは比較的割安な水準です。
地価公示における住宅地の平均価格を見ると、東京都や神奈川県と比べて大きな差があることがわかります。
具体的な住宅地の平均価格は、以下のとおりです。
- 千葉県:9万4,900円/㎡
- 東京都23区:77万1,600円/㎡
- 東京都多摩地区:23万7,400円/㎡
- 神奈川県:21万2,400円/㎡
東京都23区内と比較すると、千葉県の平均価格は約8分の1程度にとどまります。
東京都多摩地区や神奈川県と比べても、千葉県は半額以下の水準です。
そのため、同じ総予算であれば、千葉県ではより広い敷地を確保できる可能性が高く、平屋や庭付き住宅など、プランの選択肢も広がります。
首都圏でマイホームを検討する際、コストパフォーマンスを重視するのであれば、千葉県は有力な選択肢のひとつです。
>関連コラム:千葉の注文住宅費用相場を解説|おしゃれな家を建てるための工務店選びのポイント&モデルハウス情報をご紹介
千葉県の土地が安い理由とは│安価に土地を取得できる理由

千葉県の土地が首都圏のなかで比較的安いといわれる背景には、立地条件や都市計画の特性など、いくつかの要因があります。
ここでは、千葉県の土地が安い理由についてわかりやすく解説します。
(1)東京都心から一定度離れているから
千葉県の土地価格が比較的安い理由のひとつは、東京都心から一定の距離があるためです。
一般的に、地価は都心へのアクセス利便性と強く連動しており、中心部に近いほど価格は高くなる傾向があります。
例えば、千葉県内でも東京に隣接する市川市や浦安市などは比較的高値ですが、内陸部や外房・南房総エリアに進むにつれて価格は抑えられます。
一方で、近年は交通インフラの整備が進み、都内に隣接していない地域でも、アクアラインやつくばエクスプレス、JR総武線などを利用すれば、都内へ通勤が十分可能です。
一定の距離があるからこそ価格は抑えられていますが、生活利便性を大きく損なうわけではありません。
(2)市街化調整区域など条件付きの土地があるから
千葉県は東京都内と比べて市街化調整区域が比較的多く、それも土地価格を押し下げる一因です。
市街化調整区域とは、道路や上下水道などのインフラ整備を計画的に進めるため、市街化を原則として抑制する区域のことです。
無秩序に住宅を建ててしまうと公共サービスが行き届かなくなり、農地や自然環境が失われるおそれがあるため、建築には一定の要件や許可が必要とされています。
そのため、市街化調整区域では建築や建て替えに制限があり、インフラが未整備なケースも珍しくありません。
また、農地転用が必要な土地など、首都圏の中心部とは異なる特徴を持つ物件も多く、条件付きであることから価格が抑えられている場合があります。
農地転用とは、田畑などの農地を宅地として利用するために、農地法に基づく許可を受けて用途を変更する手続きのことです。
手続きや審査に時間を要する場合があるほか、誰でも自由に転用できるわけではないため、こうした制約が価格に反映されているケースも見られます。
ただし、市街化調整区域や農地転用が必要な土地であっても、必ずしも住みにくいとは限りません。
利用条件や上下水道の整備状況を事前に確認すれば、広い土地を比較的割安に取得できるケースもあります。
土地の特性を正しく理解し、自治体や専門家に相談しながら検討することが、条件付きの土地を賢く活用するポイントです。
【エリア別】千葉県で「土地が安い」おすすめの土地の例

千葉県内でも、エリアによって土地価格には大きな差があります。
ここでは、比較的価格を抑えやすく、住環境や利便性とのバランスにも優れたおすすめエリアをご紹介します。
千葉市若葉区・緑区:比較的安価、住環境も優れる
千葉市若葉区と緑区は、県内でも比較的土地価格が抑えられているエリアです。
住宅地の平均地価は、千葉県全体の平均水準と同程度かそれ以下で推移しています。
- 千葉県平均地価:9万4,900円/㎡
- 若葉区平均地価:9万1,000円/㎡
- 緑区平均地価:8万100円/㎡
まず、若葉区はJR総武本線や成田線、千葉都市モノレール2号線が利用でき、都賀駅から東京駅まで約50分と都内通勤も現実的な距離です。
農業が盛んで自然が多く、子どもがのびのびと過ごせる環境が整っており、教育機関や医療機関も充実しています。
一方の緑区は、鎌取駅や土気駅などを中心にJR外房線・京成千原線が利用でき、東京駅へは乗り換え1回で約40分とアクセスも良好です。
おゆみ野エリアをはじめとするニュータウンが形成され、買い物施設や公園、医療機関が揃っているため、子育て世帯にも人気があります。
いずれの区も、都市部へのアクセスと自然環境のバランスが取れており、価格を抑えながら落ち着いた住環境を求める方に適したエリアです。
参照:千葉県「令和7年地価公示>市区町村別・用途別平均価格及び平均変動率一覧表」
木更津市・袖ケ浦市・君津市:アクアライン利用で東京へのアクセスにも優れる
木更津市、袖ケ浦市、君津市は、県内でもとくに土地価格が抑えられているエリアです。
具体的な千葉県全域の平均地価との比較は以下のとおりです。
・千葉県平均地価:9万4,900円/㎡
・木更津市平均地価:4万500円/㎡
・袖ケ浦市平均地価:4万9,800円/㎡
・君津市平均地価:4万3,500円/㎡
いずれも東京湾アクアラインを利用すれば都心方面へスムーズにアクセスでき、木更津市からは東京駅まで車で約45分と、通勤圏としても検討可能な距離にあります。
木更津市は大型商業施設が充実し、三井アウトレットパーク木更津やイオンモール木更津などが日常生活を支えています。
近年は再開発も進み、街並みが整備され、子育て世帯への医療費助成制度など支援策が整っている点も魅力です。
袖ケ浦市は袖ケ浦ICを擁し、都心や神奈川方面への移動が便利で、自然環境と生活利便性を両立できます。
君津市は快速電車やアクアラインを活用できるうえ、自然や歴史資源が豊富で、ゆとりある暮らしを求める方に適しています。
価格の安さと都心アクセスのバランスが取れているこれらのエリアは、コストを抑えつつ広い土地を確保したい方にとって有力な選択肢のひとつです。
なお、アクティブハウスでは木更津市にてモデルハウスを展開しています。
街の雰囲気を確認しながら実際の住まい空間を体感できるため、千葉県での暮らしを具体的にイメージしたい方は、ぜひ見学をご検討ください。

所在地〒292-0066 千葉県木更津市新宿1-3 柴野ビル1F
電話番号0438-97-6776
FAX番号0438-38-4680
営業時間10:00~18:00(火・水曜定休)
▼アクティブハウス木更津の詳細を見る
参照:千葉県「令和7年地価公示>市区町村別・用途別平均価格及び平均変動率一覧表」
柏市:つくばエクスプレスの利便性が魅力
千葉県内で利便性と価格のバランスを重視するなら、柏市も外せません。
柏市の住宅地平均地価は約13万4,100円/㎡と、千葉県内平均と比べるとやや高めの水準です。
しかし、東京都や神奈川県の価格帯と比較すれば大幅に抑えられており、都心近接エリアとしてはコストパフォーマンスに優れています。
市内にはJR常磐線・つくばエクスプレス・東武アーバンパークラインの3路線が通り、柏駅は主要なターミナル駅として機能しています。
上野駅までは約30分、東京駅へも約35分とアクセスが良好で、つくばエクスプレスを利用すれば秋葉原駅へ約30分で到着できるため交通の利便性も高いです。
また、駅周辺には高島屋や大型商業施設が集まり、日常の買い物や外食に困ることはありません。
一方で、手賀沼周辺や柏の葉エリアなど、自然や先進的な街づくりが進む地域もあり、住環境の選択肢が豊富な点も魅力です。
利便性を重視しながらも都内より土地取得費用を抑えたい方にとって、柏市は有力な候補となるエリアといえます。
>関連コラム:千葉県で戸建て購入におすすめエリア6選│家を建てるならどこがいいのか「安い地域・住みやすい地域」解説
参照:千葉県「令和7年地価公示>市区町村別・用途別平均価格及び平均変動率一覧表」
千葉県で格安の土地を探す方法とコツを解説

千葉県で土地を安く取得するためには、単に価格の低い物件を探すだけでは不十分です。
ここでは、希望条件を満たしながら格安の土地を見つけるための具体的な方法とコツを解説します。
ハウスメーカーに家を建てる土地を探してもらう
格安の土地を効率よく探す方法のひとつが、ハウスメーカーに土地探しから相談することです。
住宅会社は日々多くの不動産会社と情報交換をしており、ポータルサイトに掲載される前の土地情報を把握している場合があります。
また、市街化調整区域や古家付き物件など、条件付きの土地でも建築の可否を含めて総合的に判断してもらえる点は大きなメリットです。
さらに、土地代と建築費を合わせた総額で資金計画を立てられるため、予算内で最適な選択がしやすくなります。
土地単体の価格だけでなく、家づくりまで見据えた総コストで検討することが、結果的に賢い土地取得につながります。
土地取得の検討エリアを拡大する
土地価格を抑えるためには、検討エリアの視野を広げることが効果的です。
人気駅から徒歩圏内に限定するのではなく、隣駅やバス利用エリアまで範囲を広げるだけで、価格は大きく変わる場合があります。
また、市境をまたぐだけで地価が下がるケースも珍しくありません。
同じ生活圏であっても、行政区域が異なることで相場に差が出ることがあります。
さらに、将来的な交通整備や商業施設の開発が予定されているエリアに目を向けるのもひとつの方法です。
現在は価格が抑えられていても、利便性向上が見込まれる地域であれば、住みやすさとコストのバランスが取れた選択が可能になります。
条件を少し柔軟に見直すことで、予算内で理想に近い土地を見つけやすくなります。
古家付き物件を候補に含める
土地価格を抑えたい場合は、更地だけでなく古家付き物件も視野に入れることが有効です。
築年数の古い建物がある物件は、建物の資産価値がほとんど評価されず、実質的に土地のみの価値で価格設定されるケースが多く見られます。
また、こうした土地は新築住宅を建てる際に、購入者が解体費用を負担することが一般的です。
そのため、同エリア内の更地と比較して、物件価格が抑えられるケースも多いです。
とくに長期間売却に至っていない物件は、解体費用を含めた総額で見ても割安になる可能性があり、条件によっては価格交渉の余地が生まれることもあります。
ただし、建て替えが可能かどうかや再建築不可物件ではないかなど、法的条件の確認は欠かせません。
事前に制限内容を把握したうえで検討すれば、コストを抑えながら条件のよい土地を取得できる可能性が高まります。
>関連コラム:千葉県で中古一戸建てを検討する前に|1,000万円以下・500万円物件の注意点と規格住宅の選択肢を解説
地元の不動産会社が保有する「未公開物件」を狙う
格安の土地を見つけるためには、ポータルサイトに掲載されていない未公開物件に目を向けることも重要です。
地元の不動産会社には、売主の意向や情報公開前の段階で保有している物件があり、一般公開前に紹介してもらえる場合があります。
とくに相続や住み替えによる売却などは、まず地元業者に相談されるケースが多く、条件次第では早期に話がまとまることもあります。
競争が激しくなる前に検討できるため、価格が低い段階で購入できる可能性がある点もメリットです。
そのような物件に出会うためには、複数の不動産会社に相談し、購入意思や希望条件を具体的に伝えておくことが効果的です。
信頼関係を築いておくことで、新しい物件情報が出た際に優先的に声をかけてもらえる可能性が高まります。
自治体の「空き家バンク」や「競売物件」を活用する
土地取得費用を抑えたい場合は、自治体が運営する「空き家バンク」や裁判所の競売物件を検討する方法もあります。
これらに掲載される物件は一般市場よりも価格が低めに設定されていることがあり、条件次第では相場より安く取得できる可能性もあります。
一方、競売物件は入札方式で取得する仕組みのため、事前の調査と資金準備が不可欠です。
いずれも価格面の魅力は大きいものの、現況有姿での引き渡しや権利関係の確認など、専門的なチェックが必要になります。
リスクとメリットを十分に理解したうえで、専門家に相談しながら進めることが大切です。
「安いから」で決めると危険│注意点のチェックポイント

土地価格が安いことには理由があるケースも多く、価格だけで判断するのは危険です。
購入前には、次のポイントについて確認が必要です。
- 「再建築不可」や「接道義務の不備」がないか
- 市街化調整区域などによる建築制限の有無
- ハザードマップで地震・浸水・土砂災害リスクを確認
- 地盤の強度や地盤改良費の目安
- 上下水道や電気、ガスなどインフラの引き込み状況と費用
- 隣地との境界が確定しているか
- 高低差がある場合の擁壁工事の必要性
- 周辺に騒音源や忌避施設がないか
これらを見落とすと、購入後に想定外の追加費用が発生したり、希望する建物が建てられなかったりする可能性があります。
土地価格だけでなく、建築費や造成費を含めた総コストと将来の住みやすさまで考慮して判断することが重要です。
>関連コラム:【買ってはいけない一戸建て】戸建て住宅購入で避けるべき建物・土地13の特徴
まとめ│千葉県での安価な家づくりはアクティブハウスへ
千葉県は、東京都や神奈川県と比較して土地価格が抑えられており、エリアや条件を見極めればコストを抑えた家づくりが可能な地域です。
都心からの距離や市街化調整区域などの特性を理解し、正しく選択すれば、広い敷地やゆとりある住環境を実現できます。
一方で、安いという理由だけで決めてしまうと、建築制限や追加費用などのリスクを抱える可能性もあります。
土地の特性やインフラ状況を総合的に確認し、建築計画まで見据えて検討することが大切です。
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WRITER
記事監修者
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅
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特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号






