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家づくりコラム
東玄関のおしゃれな間取り実例5選|平屋にもいい東向き配置の魅力とコツ
マイホームを建てる際、ご家族やお客様が出入りする玄関は「どの向きがいい」のか気になる方は多いのではないでしょうか?
日当たりや風通しだけでなく、道路との接地状況や近隣住宅からの見え方など、玄関の方角を決めるポイントはいくつかあります。
そこで今回は、朝日が心地いい「東玄関」のメリット・デメリットや対策方法、東向き玄関の平屋・二階建て実例を紹介します。
東玄関がおすすめの理由や間取り図を交えた動線づくりのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
このコラムのポイント
- 東玄関の間取りには、朝日が取り入れやすく、夏の直射日光や西日が避けられるという特徴があります。
- 東玄関の平屋や二階建ては、プライバシーを確保しつつ、快適な間取りや効率的な動線をつくるのに適しています。
- 東玄関の設計時には、季節や時間帯によって変わる日当たり、近隣住宅の位置や向きなどを事前によくチェックしておくことが大切です。
Contents
東玄関の間取りが選ばれる理由
注文住宅を建てる場合、まずどの方角に玄関を配置するかで間取りのレイアウトや使い勝手が変わってきます。
また道路からの帰宅動線やプライバシー性など、玄関の位置はご家族の暮らしに大きく影響する部分です。
それではさっそく、東玄関のメリット・デメリットと対策アイデアを見ながら、間取りの特徴と東向きの配置が選ばれる理由を紹介していきます。
「東玄関」間取りのメリット
東玄関の最大のメリットは、朝日をしっかり室内に取り込めるポイントです。
1日の始まりに気持ちのいい朝日を浴びて、心も体も晴れやかに、ご家族が仕事や学校に向かえることでしょう。
また、東側に玄関を設けることで、日当たりのいい南側に開放的なリビングやダイニングを配置しやすくなります。
「東玄関のメリット」
- 朝日を取り入れやすく、朝から健康的で明るい生活が送れる。
- 夏の直射日光や西日から守られ、室内の温度が安定しやすい。
- 南側にリビングダイニングを配置しやすい。
- 吹き抜けを設けて、湿気や熱気がこもりにくい、明るい玄関ができる。
- 外からの視線が届きにくく、プライバシー性が保たれる。
「東玄関」間取りのデメリット
東玄関は、他の方角に比べて大きなデメリットが少ないのが特徴です。
朝日が強すぎる場合や、冬場の午後からの冷えや暗さが気になる場合は、日差しを遮るアイテムや玄関の暖房グッズや照明にこだわるのもいいでしょう。
東玄関のメリットを活かして、デメリットを対策するためには、他の間取りとの兼ね合いを考え、玄関のスタイルに工夫を凝らすことが大切です。
「東玄関のデメリットと対策方法」
- 朝日がまぶし過ぎる場合、遮光カーテンを使用するのがおすすめです。
- 午後からは玄関が暗くなりやすいので、照明が必要です。
他の方角との違い
間取りの方角を決める際は、東玄関のメリット・デメリットを理解するだけでなく、他の方角の特徴と比較して検討するのもおすすめです。
西向きの特徴
西玄関の家では、西日がよく入り午後からの玄関が明るくなる一方、午前中は陽の光が入りにくいのが特徴です。
特に天気の悪い日や冬場は、午前中に照明をつける頻度が多くなるでしょう。
また西日は、まぶしさや暑さが気になることがあり、玄関の床やドアの劣化が進みやすい点にも注意が必要です。
北向きの特徴
北玄関の家は、日当たりが悪く、寒い印象を持たれる方が多いでしょう。
事実、日中の照明や冬場の暖房が必要になることが多く、玄関の断熱性や通気性によっては、結露が発生しやすくなる場合もあります。
一方で、夏場は室温が上がりにくく涼しく過ごせる点や、南側に広いリビングを配置しやすい点が注目されています。
南向きの特徴
南玄関の家は、年間・1日を通して日当たりがいい方角として人気です。
自然光のおかげで、日中の照明や冬場の暖房にかかる費用が抑えられるのは大きな魅力です。
南側に道路がある場合は、玄関から室内が丸見えになってしまう可能性があるので注意しましょう。
また特に夏場の直射日光による暑さや床、ドアの日焼け対策が必要になるかもしれません。
>関連コラム:南玄関で「家事動線」のいい間取り|約30坪で快適おしゃれな住まいづくり
東向き間取りの実例・間取り図解説5選
実際の外観・間取り実例や間取り図を見ながら、平屋や二階建てづくりのポイントや動線設計のコツを見ていきましょう。
実例①外観・内装:朝日が心地いい東向きの平屋
玄関やリビングに、朝日がたっぷり取り込める平屋の実例です。
玄関とリビングが近い間取りなので、毎朝のご家族の見送りやお客様を迎え入れる際に、すぐ移動できるのが便利。
また朝の支度に使うエリアが、明るい東側にレイアウトされた住まいでは、自然光を浴びながら朝食を済ませ、優雅な気持ちで職場や学校に向かえるのが魅力です。
実例②外観・内装:間取りの自由度が高まる平屋
道路向きの玄関からは、間取りが想像できないシンプルでスタイリッシュな片流れ屋根の平屋の外観。
東側に玄関を配置することで、日中日当たりのいい南側に広いリビングを確保しやすくなります。
勾配天井を活かしたスキップフロアの小窓や、リビングの高さを抑えた掃き出し窓など、真夏の西日や直射日光をコントロールする、自由なデザインも素敵です。
東玄関と南リビングをつなぐ開放的な間取りは、どの部屋にいても自然光が届きやすい、明るい平屋に仕上がります。
実例③外観・間取り図:夏の直射日光や西日から守られる間取り
プライバシー性のある東玄関と広々とした南リビングが自慢のこだわり住宅。
季節を問わず、明るい自然光が取り込める開放的なリビングダイニングを確保しながら、まぶしさが気になる西側の窓は最低限に抑えた住まいの実例です。
外からの視線が入りにくい東玄関だからこそ、オープンな玄関土間やシューズクロークもつくりやすくなります。
実例④間取り図:東玄関×南リビングの間取り
1LDK(2LDK・3LDK対応)+スタディコーナーのある間取りプランです。
東玄関と南リビングの組み合わせは、朝の快適さと昼間の心地よさが得られる間取りとして、規則正しい生活や健康的な暮らしをお考えのご家族にぴったりです。
朝日が入る主寝室の一角にスタディコーナーやワークスペースを配置したり、庭のある南側にバルコニーを設けたり、自由で優雅なライフスタイルにも対応します。
実例⑤間取り図:南北の間取り配置にこだわる東玄関
4LDK(和室有)+W.I.C+2バルコニーのある間取りプランです。
東玄関のある住まいでは、南北の配置にこだわる効率的な動線づくりや、日当たりを最大限に活かしたレイアウトがおすすめです。
玄関や水回り、収納を北側に集約させることで、明るい南側に、寝転がって過ごせる和室やご家族が集まるリビングをゆったりと配置しやすく、無駄のない便利な動線も実現します。
>関連コラム:玄関を北向きに作る時のポイント│風水や利便性を考えた対策方法を解説
理想的な東玄関の間取りをつくるコツ
>施工事例:直線的なかっこよさの中に遊び心を忘れない、モダンな和室のある家
最後に、理想的な東玄関の間取りをつくるために、押さえておきたいポイントをまとめてみましょう。
時間帯ごとの日当たりを確かめる
1年を通して、また1日を通して快適な間取りをつくるためには、季節や時間帯を変えて玄関や他の間取りへの日当たり、風通しをチェックすることが大切です。
また、東玄関の場合は特に朝日の入り具合やまぶしさを把握しておくことで、明るさを活かした玄関デザインや必要な対策が取りやすくなります。
人通りや視線の入り方をチェック
玄関の位置を東向きに決める際には、道路や近隣住宅からの見え方を、よく確認しておきましょう。
理想的な玄関をつくるためには、ご家族の日常的な使い勝手はもちろん、プライバシー性や防犯性を高めておくことが重要です。
通りからの視線が気になる場合は、植栽やフェンスを施して外からの視界を遮る工夫をしてみましょう。
近隣の玄関や窓の向きもポイント
住宅密集地の場合は、隣近所の家の玄関や窓の位置、向きを把握しておくのもポイントです。
お隣さんとの玄関や窓の位置が近いと、お互い開閉の際にびっくりしてしまう場面があるかもしれません。
ご近所さんとの良好な関係やご家族のプライバシーを守るために、周辺の環境にも意識を向けてみましょう。
>関連コラム:理想の家事動線を考えた間取りポイント|快適な暮らしと空間のこだわり
まとめ│暮らしにいい東玄関のオリジナル間取り
心地よい朝日を浴びながら、1日のスタートが切れる東玄関の家は、快適な暮らしや効率的な動線をつくるのに適した間取りです。
もちろん、ご家族にとってベストな間取りは、立地環境や土地の形状などによっても違ってきます。
そのため、ご家族にとって理想的な間取りを実現するためには、東西南北の特徴をよく理解した上で、ライフスタイルに合うプランを見つけることが大切です。
ぜひ、プロの力も借りながら、満足度の高い家づくりを進めていきましょう。
>関連コラム:注文住宅のスムーズな間取りの決め方|理想の手順とこだわりポイント
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記事監修者情報
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