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COLUMN
家づくりコラム
安い家でよくある後悔と対策|間取り事例も掲載
最近は1000万円台で建てられるローコスト住宅を扱う会社も充実し、安い家を選ぶ方も増えてきました。
しかし残念ながら、安い家を建てて後悔してしまう方もいらっしゃいます。
今回は安い家による後悔の原因やパターン、対策をセットで解説します。
後半では実際のローコスト住宅間取りプランも価格付きで紹介しますので、予算や間取りの目安にもどうぞ。
コラムを読んでわかること
- 安くて良い家を建てるコツ
- 1,000万円台のローコスト住宅間取り&費用事例
■安くても良い家は建てられる
安い家を建てて後悔してしまう方が居るのは事実です。しかしポイントを押さえれば、ローコスト住宅でも満足度の高い家づくりは可能です。
安い家で後悔する根本的な原因⇒具体的な先輩たちの失敗談⇒対策と順番に覚えれば、安くて良い家を建てるのは難しくありません。
「安かろう悪かろう」ではなく、低価格で満足度が高くコストパフォーマンスの良い家づくりを目指しましょう。
■安い家で後悔してしまう原因
具体的なパターンを細かく掘り下げる前に、根本的な後悔の原因について知っておきましょう。
ハウスメーカー選びによるところが大きいので、施工店を比較するときの注目ポイントとして覚えておいてください。
原因①:プランナーが未熟
家づくりはお施主様と私たちプランナーが二人三脚で進めるものですから、経験や知識が不足していると後悔する原因となります。
ローコストハウスメーカーに限ったことではありませんが、未熟なプランナーに当たってしまうと満足度の低い家になってしまう恐れが・・・。
大切な我が家のプランを任せるわけですから、経験豊富で腕の良いプランナーに相談しましょう。
モデルハウス見学や相談会などに参加したとき、いろいろな質問に対して誠実に答えてくれる会社・人を選ぶのがおすすめです。
原因②:施工品質が低い
コストダウンの影響が材料費や職人の手間賃まで及んでしまうと、施工品質が悪化し後悔の原因になります。
本来ローコスト住宅の価格は、仕入れコストの圧縮や業務の合理化など、企業努力の上で成り立つものです。安い職人を見つけてコストを下げるのは簡単ですが、当然仕上がりは犠牲になってしまいます。
ハウスメーカーを比較する際は価格だけを見るのではなく、品質を維持しながらローコストを実現するための取り組みに注目してみてください。
原因③:プランの自由度が低い
リーズナブルな価格帯の住宅商品では、コストを削減するためにプランの数や自由度を減らしていることが多いです。
しかし制限が多すぎると間取りづくりで妥協することになり、実際に暮らしてから大きな後悔を感じる原因になります。
建築価格は安いに越したことはありませんが、暮らしにくいマイホームでは意味がありません。
間取りのアイデアは後からどんどん湧いてくるものですから、ハウスメーカー選びの段階では自由度にも注目してみてください。
■安い家でよくある後悔と対策
・間取りが不便
安い家に限らず、お部屋同士のつながりや動線効率の悪さなど間取りの不便さはよくある後悔パターンです。
「ここにドアがあれば・・・」「寝室は狭くても良かった・・・」など、暮らしてみて気づくことは少なくありません。
同じ家族構成でも生活パターンが違うため、ご家族にピッタリな暮らしやすい間取りを見つけるのはなかなか難しいものです。
【対策】⇒生活をリアルにシミュレーションする
間取りの失敗・後悔を防ぐには、なるべくリアルなシミュレーションをするのが効果的です。
平面図ができたら、朝起きてから仕事に行き、帰ってきてから眠るまでの行動を事細かにシミュレーションしてみましょう。
少し大変な作業ですが、リアルにシミュレーションすることで間取りのムダや後悔ポイントを発見しやすくなります。
家族全員でしっかりシミュレーションし、意見を出し合ってムダのない間取りを作りましょう。
・設備が使いにくい
ローコスト住宅ではキッチンやユニットバスなどの水回りにグレードの低い設備を使うことが多く、使い勝手やお掃除で不便を感じるケースもあります。
毎日の生活に関わる設備ですから、大きな後悔につながってしまいます。
【対策】⇒モデルハウスで実物を確認
ハウスメーカー選びでは必ずモデルハウスを訪れ、標準仕様となっている設備に触れて確認をしましょう。
何となくドアや引き出しを開けるだけではなく、実際のお料理や入浴シーンを想定してシミュレーションしてください。
標準仕様でも十分使えるのか、オプションを選ぶ必要があるのかという観点のチェックも必要です。
・断熱性が低くて暑い&寒い
コストカットの影響で断熱性能が低い家を建ててしまうと、暮らし始めてから暑さ寒さを感じて後悔するケースが多いです。
断熱性が低い家は冷暖房効率も悪く、毎月の光熱費も高くついてしまいます。
【対策】⇒断熱性への取り組みで選ぶ
マイホームづくりでは価格だけを比較せず、目に見えない断熱性能の取り組みにも注目して選んでください。
最近はローコスト住宅でもペアガラスが一般的ですが、壁や天井裏の断熱材でも性能は変わります。
断熱・省エネ性能にこだわるハウスメーカーは取り組みを紹介しているはずなので、一つのチェック項目として覚えていてください。
・オプションや付帯工事で割高になった
1,000万円台の安いハウスメーカーを選んだのに、いろいろオプションを選んだら結局高くなってしまうのも良くある後悔パターンです。
また電線引き込みやエアコン設置などの付帯工事、家具インテリアなどの費用を想定していないと予算オーバーになるケースも。
【対策】⇒暮らし始めるまでのトータル予算で考える
ローコスト住宅選びでは建物の費用だけに注目するのではなく、実際に暮らし始めるまでのトータル予算で考えてください。
建築費用と付帯費用の総額はもちろん、各種手続きや引っ越し費用なども把握しておくと予算オーバーを防ぎやすくなります。
・デザインが恥ずかしい・・・
価格の安い家は選べるデザインの幅が少ないことも多く、妥協して建てたら外観や内装が恥ずかしいという意見も・・・。
特に外観は誰からも見える部分なので、住まいの満足度に大きく影響します。
【対策】⇒トレンド感のあるハウスメーカーを選ぶ
安い家のデザインの後悔を防ぐには、トレンド感を上手に採り入れたハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。
高価な建材や装飾を使わなくても、フローリングや壁紙のチョイスでイマドキ感は演出できます。
シンプルながら第一印象でおしゃれに見える、さりげないデザインの会社を選ぶと失敗しにくいです。
■ローコスト住宅の間取りプラン事例
事例①:32.48坪 1790万円
片流れ屋根を二つ組み合わせた外観は、シンプルながらトレンド感のあるシャープな印象に。
ご夫婦二人暮らしに合わせた余裕のある間取りは、たっぷり収納や使いやすい動線などのアイデア盛りだくさん♪
1,000万円台でも十分おしゃれで暮らしやすく仕上げられます。
事例②:35坪 1850万円
事例を見る⇒ピュアモダンな内装と吹き抜けのある開放的なリビング
間取り効率の良い総二階と切妻屋根のシンプルシルエットを、バルコニーで立体的に仕上げました。
収納たっぷりの4LDKには、リビングをおしゃれに見せてくれる大きな吹抜け空間も。
ここではご紹介しきれない間取り事例がたくさんありますので、こちらもぜひチェックしてみて下さい。
■まとめ
建築価格の安い家は注意すべきポイントもありますが、しっかり対策すれば後悔のないマイホームに仕上げられます。
リーズナブルな価格はローン支払いを軽減し、余裕のある豊かな生活にもつながります。
今回ご紹介したポイントに注目して、高品質&リーズナブルなローコスト住宅を選んでください。
愛知・東京・千葉でローコスト住宅を建てるなら、ネクストハウスグループのアクティブハウスにぜひご相談下さい。
大手グループだからできる一括仕入れ・業務効率化などのコストカットで、品質を落とさずリーズナブルなマイホームをご提供いたします。
各地にモデルハウスもございますので、設備や品質をぜひご体感してください。
記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号