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家づくりコラム
土間収納の間取り方法|メリットや注意点まとめ
最近新築住宅で人気の間取りとして「土間収納」があります。
しかし「どこに配置すればいいの?」「具体的な間取り計画方法は?」と疑問を感じている方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、土間収納の間取りパターンや注意点について詳しくご紹介します。
これから新築計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
このコラムのポイント
- 土間収納におすすめの間取りパターンを確認しておきましょう。
- 上手な土間収納の計画ポイントをチェック!
Contents
土間収納とは
住宅の土間収納とは、土足のまま出入りできる収納スペースのことを指します。
靴やアウトドア用品、傘、自転車など、屋外で使用することが多いアイテムを収納するのにぴったりです。
機能的で便利な収納スペースとして、特に一戸建ての住宅や広い間取りの家で人気があります。
デザインやレイアウトによっては、土間部分が居室から直接見えないようにすることで、見た目もすっきりとした印象を保てます。
土間収納のメリット
土間収納には、下記のようなメリットがあります。
- 屋外グッズを清潔に収納できる
- 屋内外をつなぐ場所になる
- 多目的に使える
土間収納は土足で出入りできることから、泥や水に強いのが特徴です。
そのため汚れた靴やアウトドア用品をそのまま収納でき、室内が汚れるのを防げます。
また外出時や帰宅時にも、すぐに必要な物を取り出せます。
さらに土間収納はシューズクロークとしてだけでなく、パントリーやガーデニングツールの収納など、多目的に利用できるのもメリットです。
土間収納の種類
土間収納の主な種類としては、下記が挙げられます。
ご自宅の広さや用途に応じて、適したタイプを選びましょう。
ウォークイン
ウォークイン土間収納は、中に入って歩ける広さを持つのが特徴です。
一般的には、2~4畳程度の広さがあります。
ドアやカーテンで仕切られているため内部の物が見えにくくなり、プライバシーが守られます。
内部に入れるスペースが確保されていることで、棚や引き出しを使って物を整理整頓しやすいです。
ただし空間が閉じられていることで、湿気が溜まりやすい点には注意が必要です。
必要に応じて、換気扇や除湿器を設置するといった対策が求められます。
ウォークスルー
ウォークスルー収納は、通路や廊下のような場所を通り抜けるタイプの収納です。
家の中を移動する際に、収納スペースを通り抜けることができる構造となっています。
動線がスムーズで、特にキッチンやリビングルームといった主要な生活スペースに隣接して配置されることが多いです。
使いやすい一方で、内部の物が見えやすいためプライバシーの確保には注意が必要です。
また通り抜けできるだけの広さが必要なので、比較的広い間取りに向いています。
土間収納の間取りパターン
ここでは、土間収納におすすめの間取りパターンをご紹介します。
「土間収納はどこに配置すればいいの?」とお悩みの場合には、ぜひチェックしてみましょう。
玄関横
玄関横に配置することで、外出時や帰宅時に必要な物をすぐに取り出せます。
また外からの泥や汚れが付いた物を土間収納に収納できるため、玄関周りを清潔に保てます。
玄関を広めに確保して、ドアを設置せずに簡単な仕切りで土間収納を区切る方法もおすすめです。
階段下
階段下はデッドスペースになりがちですが、土間収納として活用することで収納力がアップします。
また目立ちにくい場所なので、室内のデザインやインテリアに影響を与えにくいのもメリットです。
階段下のスペースは限られていますが、形状やサイズに合わせて収納をカスタマイズできます。
そのため、特殊な形状やサイズの収納物に対応することも可能です。
キッチン横
キッチン横に土間収納を配置することで、食器や調理器具、保存容器などの収納スペースを拡大できます。
居室スペースよりも1段低いため、泥の付いた野菜や段ボール箱といった物も気軽に収納できるのがメリットです。
キッチン内の収納スペースが充実していると、調理スペースがスッキリとした印象になります。
これにより、調理スペースの使いやすさや快適さが向上します。
ランドリー横
外で汚れた洗濯物は、一時的な保管場所に困ることがあります。
しかし土間収納があれば、汚れを気にすること無く置いておけるため便利です。
ペットや小さいお子さまのいる家庭では洗濯物等が増えがちなので、ランドリー横の土間収納が人気となっています。
またランドリー横に配置することで、洗濯用品や洗剤、柔軟剤、タオルなどの衣類関連アイテムもまとめて収納できます。
土間収納の間取り注意点
土間収納は便利なスペースですが、注意点もあります。
事前にチェックしておくことで、後悔の無い間取り計画につなげましょう。
動線計画を立てる
動線とは、住宅内での移動経路のことを指します。
利用頻度が高いエリアを考慮することで、効率的で使いやすい配置を確保できるのです。
例えば、玄関からリビングルームやキッチンへの動線、寝室からバスルームへの動線などがあります。
土間収納を頻繁に使用されるエリアの近くに配置することで、物の出し入れがスムーズになります。
適切な大きさにする
一般的な土間収納の広さは、1畳~2畳程度です。
ただし収納したいアイテムの種類や量によって、土間収納の大きさを決定しましょう。
大型のアウトドア用品や季節用品を収納したい場合は広いスペースが必要ですが、小さな日用品や工具類の場合はコンパクトなサイズでも十分です。
また頻繁に使用するアイテムは、すぐに取り出せるように配置する必要があります。
収納するアイテムの利用頻度に応じて、アクセスしやすい場所に配置するのが重要です。
収納するものをイメージしておく
まずは、収納したいアイテムの種類を考えましょう。
自転車や季節用品、スポーツ用具、家庭用品、工具類など、どのような種類のアイテムを収納するかを把握しておくことが重要です。
また将来のニーズを考慮して設計しておくと、ライフスタイルが変化したときにも便利に使えます。
換気対策をする
換気対策を怠ると土間収納に湿気やカビが発生しやすくなり、収納物の劣化が進んでしまいます。
特に季節の変わり目や雨の多い時期など、湿気が高い時には注意が必要です。
そのため十分な通気口を設けることで、空気の循環を促進することが求められます。
また定期的に換気を行って湿気や悪臭を排出し、空気を新鮮な状態に保ちましょう。
まとめ
本記事では、土間収納の間取り計画のポイントについてご紹介してきました。
土間収納は屋内外をつなぐスペースとして便利なので、ぜひご自宅の間取りに合った計画を立ててみてはいかがでしょうか?
>関連コラム:南玄関で「家事動線」のいい間取り|約30坪で快適おしゃれな住まいづくり
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