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COLUMN
家づくりコラム
ローコスト住宅の間取り事例集で学ぶ、後悔を防ぐコツ
1000万円台のローコスト住宅は間取りの自由度が低いイメージがあり、後悔しないか不安に感じる方が多いようです。
そこで今回は実際のローコスト住宅の間取り図をたくさん見ながら、価格と広さのバランス、後悔を防ぐコツを学びましょう。
コラムを読んでわかること
- ローコスト住宅の間取り&費用事例4つ
- ローコスト住宅の後悔を防いで暮らしやすく仕上げるコツ
■ローコスト住宅こそ間取りにこだわる!
マイホームづくりの成功・失敗を分けるのは、間取りの完成度です。
どんな高級注文住宅でも間取りが悪ければ失敗ですし、間取りさえ良ければローコスト住宅でも理想のマイホームになり得ます。
ローコスト住宅は間取りの自由度が低く、多少の妥協はしょうがないイメージがあるかもしれません。しかしローコスト住宅こそ、間取りにこだわって会社選び、プラン作りに取り組むべきです。
今回ご紹介する事例をたくさんチェックして、妥協のない間取りづくりができるようにしておきましょう。
■ローコスト住宅の間取り事例集
事例①:29.18坪 1780万円
外観はシンプルでおしゃれなキューブ&片流れの組み合わせで、インナーバルコニーにすることで屋根設置コストも省きました。
約30坪のコンパクトなスペースに、広い玄関や2つのトイレ、大きなランドリースペースなど充実させた間取りです。
各部屋の収納に加えて、二階の廊下収納やウォークインクローゼットなど暮らしやすさもしっかり考えられています。
事例②:19.85坪 1490万円
事例を見る⇒冬でも快適に過ごせる断熱性能と家事動線の良い間取り
建築コストが高いイメージのある平屋も、ローコスト住宅と相性の良い間取りです。
約20坪のコンパクトなスペースに、夫婦二人でのびのび暮らせる効率の良い間取り配置。
階段のない平屋のバリアフリー動線は、老後まで長く暮らし続けられるのがうれしいですね。
事例③:28.54坪 1630万円
事例を見る⇒内観・外観共にこだわった、モダンな箱型フォルムのお家
シンプルな長方形間取りの中心近くに玄関を配置することで、LDK・水回り・二階へ効率の良い動線がつながっています。
廊下を最小限にすることで広々リビングも実現し、納戸やWICでたっぷり収納量も確保。
LDKの掃き出し窓からつながるウッドデッキは、リビングの延長としてのびのび生活できる人気の間取りです。
事例④:31.18坪 1530万円
真四角に近いシンプルなシルエットと、バルコニーなしのレイアウトでローコストを実現。
間取りのムダを省くことで、パントリー・二か所のWIC・シューズクロークなどたっぷり収納力を確保しています。
■ローコスト住宅の後悔を防ぐコツ
・LDKは広く開放的に
生活の中心となるLDKはマイホームの満足度に大きく影響しますので、なるべく開放的でおしゃれな空間に仕上げましょう。
就寝や勉強など一時しか使わない寝室や子供部屋を広くとるより、住まいの顔となるリビングが広い方がライフスタイルの幅も広がります。
逆に他の部屋を重視してLDKが小さくなってしまうと、後悔の残るマイホームになってしまう可能性が高いです。
床面積を確保するのが難しい時は次のようなアイデアも採り入れてみてください。
- 廊下を省略してリビングを広げる
- 縦長リビングにして奥行を強調する
- 膨張色でまとめて広く見せる
- 窓を増やして明るい部屋にする
リビングを通路と兼用して廊下を減らせば、2~4畳前後広げられるケースが多いです。
レイアウトやカラー選びの工夫でも開放的なLDKになります。
ローコスト住宅でもおしゃれでひろびろLDKは作れますから、特にこだわって間取りを選んでみてください。
・水回りをまとめる
キッチン・浴室・洗面・トイレの水回り4点を近くにまとめると、品質を犠牲にせずコストダウンができて後悔を防ぎやすいです。
給排水管を短くできるので建築コストの削減ができ、将来のリフォーム費用節約になるのもうれしいポイント♪
また水回りは毎日の生活や家事動線に大きく関わりますから、まとめるとローコスト住宅でも効率の良い間取りに仕上がります。
他のお部屋とのつながりもしっかりチェックしつつ、水回りは一か所に集めて効率化を図りましょう。
・ムダを無くす
効率的な間取りづくりや必要最小限の設備で、住み心地を落とさずコストカットするのも大切なポイントです。
価格だけを見て必要な物までカットしてしまうと住みにくくなりますし、ムダな間取りや設備のオプションで価格が吊り上がっても困ります。
例えば食器洗い乾燥機はとても便利な設備ですが、選んだものの意外と使わないという意見も多く、後悔の原因になることも。
逆に断熱性など重要な性能を軽視してしまうと、暑さ寒さを感じて後悔する可能性が高いです。
予算が限られるローコスト住宅の場合は特に、自分たちに必要なモノを見極め選ぶことを心がけましょう。
・可変性を持たせる
将来ライフスタイルが変わったとき、間取りがマッチしないと「こうしておけばよかった・・・」と後悔するケースが多いです。
ローコスト住宅でも間取りに妥協せず、ライフスタイルの変化に合わせられる可変性を持たせると後悔を防ぎやすくなります。
例えばお子さんが小さいうちは一緒の子供部屋で、将来間仕切りできるようにしておくのは定番の可変間取りアイデア。
リビング横の和室も、キッズスペース・応接間・ワークスペースなど多目的に使え、ムダになりにくい間取りです。
建てるときのことだけ考えるのではなく、数十年先まで見据えて間取りを考えてみてください。
・ライフスタイルで階段を決める
二階建て以上のローコスト住宅では、住み心地に影響する階段の配置もこだわるべきポイントの一つです。
間取り効率を重視するローコスト住宅ではリビング階段が増えてきていますが、ライフスタイルによっては後悔してしまうことも。
例えばお客さん多いご家庭では、リビング階段だと来客時にトイレやお風呂を使うのが気まずいシーンが多いです。来客が多い場合は独立階段の方が向いていると言えるでしょう。
一方リビング階段は二階の自室に直接行くことができないため、自然にコミュニケーションが生まれるため子育てにはピッタリの間取り。
リビング階段・独立階段でかなり住み心地が変わりますので、しっかりシミュレーションして選びましょう。
・収納量に余裕を
同じ家族人数でもライフスタイルによって収納量は違うため、ローコスト住宅の標準プランそのままだと収納不足で後悔する可能性があります。
一昔前の新築間取りは一部屋に1畳前後のクローゼットが一般的でしたが、収納不足に悩む方の話は良く耳にしますよね。
最近はシューズクロークやウォークインクローゼットなど大型収納が一般的になり、ライフスタイルに合わせた設計が主流です。
収納量が多すぎても居住スペースが圧迫されるので良くありませんが、お子さんの成長などを見越して少し余裕を設けておくと後悔しにくいです。
小屋裏・ロフト・階段下などのデッドスペースを活用して、出し入れ頻度の低い季節収納をつくるのもおすすめ。
住まいの満足度に大きく影響するポイントなので、しっかり必要な収納量を考えて設計しましょう。
■まとめ
ローコスト住宅も間取りにしっかりこだわれば、おしゃれで暮らしやすいマイホームに仕上げることができます。
安いからと言ってあきらめたり妥協したりせず、納得いく間取りを作れるハウスメーカーを選んでください。
マイホームは家族の人生を支える大切な場所。理想の暮らしをリーズナブルな価格で手に入れて素敵な生活を送りましょう♪
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各地にモデルハウスもございますので、お気軽にご活用ください。
記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号