COLUMN

家づくりコラム

子育て世代におすすめの間取りをご紹介│子どもの成長に対応しよう

注文住宅のキッチンの種類と選び方|失敗例も紹介

子育てをするのに最適な間取りについてご紹介していきます。

子育てしやすい間取りには、次のようなメリットがあります。

  • 子どもをケガや事故、外部の危険からも守れる
  • 少し肩の力を抜いて子育てができる
  • 子どもの成長に合わせた家の使い方ができる
  • 子どものお世話が楽になる

子どもがのびのびと元気に過ごせるのはもちろんですが、子育てする親にとっても「便利」と「安心」が得られます。

子育てしやすい間取りを整えて、毎日の暮らしにゆとりをもちましょう。

 

ライン

コラムを読んでわかること

  • 子育てしやすい家づくりのために、どんな間取りにするべきか
  • 子どもの成長に合わせて、変化できる家づくりとはどんなものがあるのか
  • 成長期の子どもとコミュニケーションが取りやすい間取りとは

ライン

 

目次
快適に子育てができる間取り
子どもの成長に対応できる間取り
まとめ

 

 

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快適に子育てができる間取り

子どもを見守る母親

子育てがしやすい間取りにするにはどうすればいいのか、具体的にお伝えしていきます。

 

子どもを見守れるオープンキッチン

オープンキッチンにすると、リビングにいるお子さんを見守りながらお料理などをすることができます。

特に小さなお子さんは次の動きが読みにくいので、お昼寝をしていても大好きなDVDに集中していても、目を離すことができません。

家事をしながら目線の先に子どもの動きを見れるので、安心してキッチン作業をすることができます。

 

オープンキッチンであってもⅡ型キッチンであれば、コンロ側を向いている間はリビングに背中を向けた状態です。

火を使ったり、お料理の仕上がりを確認していると、つい手元に集中しがちなので気を付けましょう。

 

またキッチンカウンターが独立したアイランドキッチンは、回遊しやすくおしゃれな印象です。

しかし、小さなお子さんがキッチンに入らないよう、ゲートなどをすることが難しくなります。

カウンターの一方を壁付けた、ペニシュランキッチンであれば、出入り口は一つなのでゲートなどが設置しやすく、お子さんの安全を守ることができるでしょう。

 

大きく成長してくると、キッチンに立ちながら、ダイニングで宿題をしているお子さんとコミュニケーションをとることもできます。

キッチンに立つ時間は長いので、作業をしながらでも子どもと時間の共有ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

子どものお世話がしやすい生活導線

洗面室から繋がるキッチン

水回りの間取りをまとめることで、子どものお世話がしやすい生活導線が整います。

家事の中でも長い時間過ごすのは、先ほどもお伝えしたキッチンと、洗濯スペースです。

この家事の大半を占める水回りにお風呂やトイレを隣接させることで、家事をしながら子どものお世話がしやすくなります。

  • おトイレのお世話をする
  • お風呂のお世話をする

 

洗濯機の設置場所は、ランドリールームか脱衣室が一般的です。

どちらに関しても、できるだけ間取りを隣接させると、子どものお世話がしやすくなるだけでなく、家事導線もよくなります。

さらに水回りをまとめることで、水道管の長さが短くなりコスト削減にも貢献します。

 

家事効率をよくする間取りについては、こちらの記事を参考にしてください。

>>>企画型注文住宅のキッチン│家事効率にこだわった家づくりをご紹介

 

段差をなくしてケガのリスクを減らす

掘りごたつのある小上がり

最近の家はバリアフリーが主流ですが、床に段差を作ることで利便性を上げる間取りもあります。

 

【小上がり】

リビングの横などに、一段高いスペースを設ける間取りです。

段差を利用して収納スペースを増やしたり、掘りごたつなどにすることもできます。

 

【スキップフロア】

階段の踊り場を広くした中2階、中3階スペースのことで、壁のない小さな部屋がつくれます。

書斎やスタディースペースとして人気の間取りです。

 

【部屋の仕切り】

リビングとダイニングなどの空間を仕切るのに、床に段差を作る場合があります。

空間に奥行きが出て、おしゃれな雰囲気にまとまります。

 

このように段差を作ることで利便性を上げることができますが、小さなお子さんが足をかけて転んだり、段差から転倒したりすることも考えられます。

安全性を考慮した上で、間取りに取り入れる決めていきましょう。

 

洗面台を使いやすくして衛生的に

洗面台

子どもはさまざまな物に興味を示し、気になれば躊躇なく触ります。

手の水分も多いので、汚れなどが付きやすく衛生的とはいえません。

家に帰ってきた時、食事やおやつを食べる時など、手洗いがしやすい洗面台にしていきましょう。

 

脱衣室と洗面台を一緒のスペースに作ると、誰かがお風呂に入っている間は、洗面台が使いにくくなります。

お客様が手を洗う時にも、プライベートスペースなので、あまり見られたくはないですよね。

 

いつでも洗面台を使えるように、洗面台を独立させましょう。

家に入る前に手洗いを済ませたいのであれば、玄関付近に腰高の洗面台を作るのもおすすめです。

 

安全に外で遊べるスペースの確保

子どもが外で元気に体を動かすことは、体作りだけでなく精神的な安定にも繋がります。

とはいえ道路に面したお庭であったり、人の出入りが簡単にできるところなどでは、安心して遊ばせることができません。

子どもが安全に遊べるスペースがあると、大人の見守りが必要であっても、危険性の軽減はできます。

  • 中庭を作る
  • ルーフテラスを作る
  • 柵を設置したウッドデッキを作る
  • 目隠しフェンスで外部から見えないようにする

 

子どもの遊び場としてだけでなく、洗濯物を干すスペースやペットの遊び場などとしても利用することができます。

外にもプライベートな空間を作りましょう。

 

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子どもの成長に対応できる間取り

家を建てる計画中の家族

小さなお子さんが楽しく安全に過ごせる家づくりをしていても、成長はあっという間です。

子どもの成長を考えた間取りにしていきましょう。

 

成長に合わせた子ども部屋

子ども部屋でお子さんが過ごすのは、小学校高学年か中学校に入ってからかもしれません。

それまでの期間であっても勉強道具や、洋服などを収納するのに子ども部屋は必要です。

子ども部屋として大きな部屋を設けておき、子どもが成長してから壁や家具で兄弟のスペースを仕切っていきましょう。

 

さらにお子さんが成長して巣立ったときには、元の広いスペースに戻すと別の用途として利用しやすくなります。

  • 子育てがひと段落したので、自宅でお教室などを始める
  • 同居を考える時期になったので、親の部屋として利用する
  • 定年を迎えたので、趣味を楽しむ部屋にする

子どもの成長と共に、部屋の使い方も変えていきましょう。

 

成長に合わせた収納スペース

クローゼット

子どもが小さな内は、洋服なども小さいので、広い収納スペースを必要としません。

しかし少しずつ成長して必ず大人になるので、子どもであっても大人同様の収納スペースを用意しておきましょう。

成長と共に収納ラックなどを増やす方法もありますが、収納力を大きく上げることはできませんし、居住スペースが狭くなります。

新築時に天井高までのクローゼットや収納棚を作っておくと、部屋との統一感があるので狭く感じさせません。

 

コミュニケーションのとりやすい間取り

リビング階段

子どもが中高生になったら、子ども部屋で過ごす時間も増えるでしょう。

無理にリビングに連れ出すのも良くないので、自然に接触しやすい間取りにしていきましょう。

 

例えば、2階に子ども部屋がある場合はリビング階段にしておくと、必ずリビングを通らないと自分の部屋には入れません。

同じ理由から平屋であっても、リビングを通って子ども部屋に入る導線を作ったり、ロフト部分を子ども部屋にするのも有効です。

顔を合わせる回数を増やせば、自然と会話が生れて、コミュニケーションが取りやすくなります。

 

まとめ

中庭

子育てをしやすい間取りとして、次のようなことをおすすめします。

  • リビングにいるお子さんを見守ることができるオープンキッチン
  • 家事をしながらでも、子どものお世話がしやすいように、水回りの動線を隣接させる
  • 段差をなくして子どものケガや事故が起こりにくいようにする
  • いつでも手を洗って清潔に過ごせるように、洗面台を独立させる
  • 外で遊べる安全なスペースを作る

全てを叶えることは難しいかもしれませんし、お子さんが女の子か男の子でも違ってきます。

家族で何を優先するか考えて、子育てしやすい間取りに整えていきましょう。

 

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子育てしやすい間取りについても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。

 

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