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家づくりコラム
後悔しないトイレの間取り│玄関や家の真ん中に作るときのポイント
家の間取りを決める際に、トイレの位置などは後回しにされがちです。
しかし1日に何度も利用する場所なので、優先して間取りを整える必要があります。
またトイレの特徴や利用目的を考えて、プライベート性の高さも確保していきましょう。
- トイレは何カ所つくるべきなのか分からない
- どこにトイレをつくると利用しやすいのか……
- トイレの広さはどのくらい必要なの?
このようなトイレの疑問や悩みを解消できる内容になっています。
新築の間取り計画に、ぜひお役立てください。
コラムを読んでわかること
- トイレの数は、何を基準に決めればいいのか
- トイレの位置を決める際に配慮するべきポイント
- トイレの広さで、整えられる設備がかわる
後悔しないトイレの間取り
新築での生活がスタートして、トイレの間取りに後悔しないためのポイントをご紹介します。
生活シーンを想像しながら見ていきましょう。
トイレの数
トイレの間取りを決める際には、トイレの数が大きく影響します。
家の構造にあわせて、トイレまでの動線にストレスがないよう整える必要があるからです。
家のトイレの数は、1カ所から2カ所が一般的なので、それぞれに分けて解説していきます。
【トイレの数が1カ所の場合】
トイレの数が1カ所の家は、ご夫婦2人暮らしや、平屋住宅に多くみられます。
また2階建てであっても、2人暮らしであれば、トイレが1カ所でも負担を感じることはないでしょう。
2階建てでトイレを1カ所にする場合は、2階からの動線が長くなり過ぎないように、1階の階段付近に設置することをおすすめします。
トイレを1カ所にすることで、新築費用を抑えられる・家の面積を他の間取りに利用できる・掃除の手間が減るなどのメリットがあります。
【トイレの数が2カ所の場合】
トイレの数が2カ所の家は、家族の人数が3人以上、また2階建て住宅であることがあげられます。
1カ所のトイレでは利用するタイミングがあってしまったり、階を移動することに負担を感じてしまうからです。
2階にトイレを設ければ、1階部分はフロアの端にトイレをつくっても動線が長くなりすぎることはありません。
特に2階は寝室にする場合が多いので、深夜に起きてトイレを利用する際には便利に感じられるでしょう。
また家族が感染症などにかかった場合、他の家族に移さないためには、できるだけ生活をわける必要があります。
トイレは感染のリスクが高い場所なので、2カ所あると家族間の感染を防ぐのに役立ちます。
音に配慮する
トイレを利用していると、音が他の部屋に届かないか気になるものです。
ニオイについても気になりますが、最近の住宅は換気システムが整っているので、ニオイがトイレから漏れることはほぼありません。
トイレで用を足す音や、トイレを流す音に配慮して、間取りを整えていきましょう。
音への配慮を優先するなら、家族が集まるリビングや、食事をするダイニングからは、ある程度の距離をあけることが大切です。
たとえば、一枚扉を挟んだ玄関ホールなどに設けると、音への心配が軽減されます。
また極端に寝室に近い場所も、夜中のトイレが利用しにくく感じるので、廊下などを利用して適度な距離をとりましょう。
2階建ての場合は、水を流す音が下の階に響きやすいので、個室やリビングなどがトイレの真下に位置しないか確認しましょう。
どうしても間取りの調整が効かない場合は、配管に防音対策をすれば問題ありません。
動線に配慮する
先述したように音への配慮をするあまり、各部屋から遠い位置にトイレを設置すると、トイレへの行き来に負担を感じてしまいます。
- 夜中に起きてから、頭がはっきりしない状態でトイレに向かう
- 体調が悪くて、何度もトイレを利用する
- トイレに行きたくなって急いで帰ってきた
このような場合はトイレまでの距離が遠いと、トイレが間に合わなかったり、体に負担がかかったりするかもしれません。
各部屋からトイレまでの動線が長くなり過ぎていないか、確認しましょう。
トイレの位置│玄関や家の真ん中に作るときのポイント
一戸建て住宅に多くみられるのが、玄関付近と家の中央付近にトイレがある間取りです。
それぞれトイレをつくるメリットがある場所なので、快適に利用できるよう整えていきましょう。
玄関にトイレをつくる間取り
玄関にトイレをつくるメリットは次の通りです。
- 出かける前や、帰ってきたときにトイレを利用しやすい
- リビングなどの生活スペースから少し離れているので、音がきにならない
- お客様にトイレを貸しやすい
- 窓を設けやすい
このようにトイレを玄関につくることで、トイレを利用しやすくなります。
場所的な利便性はいいのですが、さらに利用しやすいつくりに整えていきましょう。
玄関付近は当然のことながら、外との繋がりがあるので、トイレの位置と扉の開く方向に注意が必要です。
- 玄関からトイレの中が見えない位置にする
- 玄関からトイレが見えにくいよう、玄関と逆側に扉が開くようにする
トイレの中が玄関から見えないようにするには、玄関の真横にトイレをつくるか、少し玄関ホールの奥につくる必要があります。
またトイレの外に手洗い場をつくると、トイレの手洗い場と帰ってきたときの手洗い場を共有できるので便利です。
手洗い場の作り方ついては、別の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
家の真ん中にトイレをつくる間取り
家の真ん中付近にトイレをつくるメリットは、各部屋からの動線が短くなることです。
小さなお子さんが居るご家庭はトイレのサポートがしやすくなりますし、一人でトイレに行ける年齢になっても家族の気配を感じさせることができます。
またトイレまでの距離が気になりだしたご年配の方でも、利用しやすいでしょう。
しかしトイレを家の真ん中につくるということは、生活スペースにより近くなってしまいます。
用を足すときや流すときの音が気になりますし、トイレに出入りする姿は家族であっても見られたくないものです。
家の真ん中付近にトイレをつくる際は、廊下を利用しましょう。
ある程度の広い家でないと難しいかもしれませんが、廊下は壁や扉などで各部屋と仕切られているので、音が漏れるのを防いでくれます。
もちろんトイレへの出入りを見られることもありません。
もしリビングなどと空間を共有するスペースにトイレを設けなくてはいけない場合は、壁一枚設置するだけでも違いがあります。
トイレの出入りを見られないだけでなく、トイレの中が見えてしまうのを防げます。
音への配慮は難しいですが、別階にトイレがある場合などは、利用方法を検討することで回避できるかもしれません。
さらに、リビングなどと空間を共有することで、トイレの空調も整いやすくなります。
年齢を重ねると室温の変化が体に応えるので、家族構成によっては大きなメリットと感じられるでしょう。
トイレに必要なサイズ
トイレに必要なサイズは、一般的に幅約80㎝、奥行き約160㎝(0.5坪)になります。
特に広いわけではありませんが、コンパクトな洗面や、収納スペースを整えることが可能です。
開放的なトイレにしたい場合は、幅約120㎝、奥行き約160㎝(0.75坪)になります。
大きな洗面ボールを置いたり、収納スペースを充実させて、トイレの時間を楽しむためのアイテムを揃えるのもいいですね。
まとめ
新居での生活が始まって、トイレの間取りに後悔した…とならないために、トイレの数や位置、つくりなどについてお伝えしてきました。
トイレの間取りはつい後回しにされがちですが、非常にデリケートな部分なので優先して整える必要があります。
- トイレの数は家族構成や家のつくりによって目安が決まる
- 用を足す音や、流す音への配慮が必要
- トイレまでの動線が遠くなり過ぎないように整える
利用しやすいトイレの間取りに仕上げて、毎日を快適に過ごしましょう。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号
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