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COLUMN
家づくりコラム
安くて良い家を建てるコツを解説|間取り事例も
人生で一番高い買い物であるマイホーム。お子さんの将来や老後のことを考えると、なるべく安く建てたいですよね。
しかし住宅は数十年過ごす大切な場所ですから「安かろう悪かろう」では困ります。
そこで今回は、住み心地や品質を落とさず、安くて良い家を建てるコツを解説します。
後半では1,000万円台の具体的なローコスト住宅プランも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- 品質を落とさずコストカットするコツす
- 具体的な1,000万円台の間取りプラン
安くて良い家ってあり得るの?
結論からお伝えすると、工夫次第で安くて良い家を建てるのは不可能ではありません。
ただ闇雲に安さだけを追求するとクオリティが下がり、後悔の残るマイホームになってしまいます。
建物の形や間取りの工夫、土地の選択などの細かいテクニックで、品質を落とさずコストカットすることが大切です。
価格・住み心地・デザインすべてに妥協せず、コストパフォーマンスの良い家づくりを目指しましょう。
具体的な取り組み方のコツはこの後一つずつご紹介しますので、できることをどんどん取り入れてみてください。
安くて良い家を建てるコツ
シンプルな形にする
建物の外観をシンプルな直線で構成すると、コストパフォーマンスの良い家づくりができます。
特に効率が良いのは、真四角の平屋か上下階が同じ間取りの総二階のどちらかです。
建物の凹凸が少なくなると、入隅・出隅と呼ばれるコーナー部材の数と施工の手間を減らすことができます。屋根の形もシンプルになって、雨どいの長さをカットできるのも効率的。
建物の形は建築コストにかなり影響しますが、マイホームのクオリティには影響しません。コストパフォーマンスアップにつながりますので、まずはシンプルな形にすることを心がけましょう。
間取りもシンプルにする
建物の形と同様に、間取りをシンプルにすることも安く家を建てるコツの一つです。
凹凸の多いお部屋より、シンプルな長方形の方が材料と工事の手間を減らすことができます。
最近見かけることが増えたリビング階段も、ドアや廊下を省略してコストカットしやすい間取りアイデア。
間取りプランができたら平面図をじっくり検討して、ムダなドアや壁、凹凸などを省けないかチェックしてみましょう。
水回りは一か所にまとめる
トイレ・洗面・ユニットバス・キッチンの水回り4点は、なるべく近い場所にまとめると効率よくコストダウンできます。
給水・排水管の距離を短くでき、建築コストはもちろん将来のリフォーム費用を抑えられるのも大きなメリット。例えばトイレを二か所作る場合も、上下階の位置を揃えると給排水管を最短距離にまとめられます。
さらに家事に関係する水回りを一か所にまとめると、動線が短くなって効率が良くなるのも魅力です。
ムダなオプションを選ばない
新築住宅では、「オプションを付けたけどやっぱり要らなかった」と感じるケースも少なくありません。
本当に必要なモノだけを選び、ムダなオプションを省くだけでもかなりのコストカットになります。
- 天窓
- シャッター/雨戸
- ビルトイン食洗器
- 浴室テレビ
- ミストサウナ
上記は必要な方にとっては便利なオプション設備ですが、ライフスタイルによっては不要になることも少なくありません。
例えばシャッターは防犯性を高めてくれますが、開け閉めが面倒になってあまり使わないケースが多いです。長期不在にするご家庭だと安心ですが、普段の生活だと要らないかもしれませんね。
もちろん必要なオプションもありますので、ご家族にとって本当に必要かどうかよく検討してから選びましょう。
デッドスペースを活用する
一戸建て住宅の中にはさまざまなデッドスペースがあり、上手に活用すれば安くて良い家づくりにつながります。
例えば天井裏の大きなデッドスペースを小屋裏収納として活用すれば、クローゼットの面積を減らして大きな節約に。
デッドスペース活用として定番の階段下収納も、二階建てなら積極的に採り入れたいアイデアです。
上下階の重なりや壁の厚みなど、ちょっとしたデッドスペースもあるのでいろいろ探してみましょう。
郊外の土地を探す
これからマイホーム用の土地を購入する場合、少し郊外エリアまで選択肢を広げて価格を下げるのも一つの手です。
駅前や市街地を離れた郊外は安くて広い土地を見つけやすく、コストダウンしながらより良い家づくりができるケースも♪
最近は郊外エリアに大型の商業施設や複合スーパーが作られることも多く、市街地と比べて不便を感じない場所も少なくありません。
駅から遠い地域でも、自治体が運営する巡回・オンデマンドバスなどを用意していることもあります。
坪単価が変わるとかなり建築費用に影響することもあるので、一つの選択肢として考えてみましょう。
近くのハウスメーカーで建てる
安くて良い家を建てるなら、建築予定地からなるべく近くのハウスメーカーを探しましょう。
近くのハウスメーカーなら、打ち合わせや工事に来る担当者・職人の移動時間と経費を節約できます。さらに打ち合わせのスケジュールも組みやすくなるので、結果的にプランを煮詰めてマイホームのクオリティアップにつながります。
今の自宅から近くの会社なら、口コミや店構えから「安くて良いハウスメーカー」を見極めやすいのもメリット♪
DIYできることを探す
最近はインターネットで手軽に情報と工具が手に入るようになりましたから、DIYに挑戦してコストダウンするのも一つの考え方です。
例えば内装をシンプルにしておいて後からラーチ合板を上張りすれば、材料費とちょっとした手間だけでエイジング仕上げのおしゃれ部屋に♪
花壇のレンガ並べや植栽など、外回りも意外とDIYできることは多いです。
完成後にご家族みんなで創り上げる楽しみもありますし、結果的にコストパフォーマンスも良くなるので一石二鳥ですね。
目に見えない性能に妥協しない
前述した「安かろう悪かろう」の家になるのを防ぐため、断熱性・耐震性などの目に見えない性能は妥協せずこだわりましょう。
例えば安くても断熱性が低い家は、快適性が低くエアコン・暖房の光熱費も高くついてしまいます。
耐震性についても最低基準を満たせば法律違反ではありませんが、大地震が来た時ダメージが大きく復旧に多くの費用が掛かる可能性があります。
断熱性や耐震性は目に見えない部分ですが、快適で安心な暮らしに大きく影響しますから、しっかりチェックしてみてください。
ローコスト住宅の間取りプラン事例
最後に、実際に1,000万円台で建築したローコスト住宅のプラン・デザイン事例をご紹介します。
事例①:1780万円(29.18坪)
30坪の限られた床面積の中に、広いLDKやランドリールームなどの暮らしやすいアイデアをたくさん盛り込みました。
1・2階ともに廊下をコンパクトに抑え、水回りを一か所にまとめて効率よくコストダウン。
事例②:1490万円(19.85坪)
事例を見る⇒冬でも快適に過ごせる断熱性能と家事動線の良い間取り
お子さんが巣立った後のご夫婦二人暮らしなら、コンパクトな平屋も安くて良い家づくりの選択肢です。
2LDKのシンプルな間取りですが、大きなクローゼットや玄関、お子さん夫婦が帰省したときの客室なども備えています。
シンプルな平屋なら1,000万円台のリーズナブルな価格でも、効率の良い暮らしを設計できます。
ここではご紹介しきれないたくさんのプラン事例もありますので、お時間のある時にこちらもぜひチェックしてください。
関連:プラン事例一覧
まとめ
安くて良い家を建てるには、間取りの工夫とコストパフォーマンスの良いハウスメーカー選びが重要となります。
建築価格だけに注目するのではなく、デザイン・暮らしやすさ・性能にもしっかりこだわり、理想のマイホームを建てましょう。
愛知県・千葉県の安くて良い家づくりなら、私たちアクティブハウスにお任せください。
全国ネットワークによる仕入れ価格の圧縮、多くの実績をもとに作り出した効率的な間取りなど、品質を落とさずリーズナブルな価格を実現します。
土地探しからプラン作り、建築工事まですべて自社グループのワンストップ体制も、中間マージンを省く工夫の一つです。
愛知・千葉の各地にモデルハウスもございますので、ぜひお気軽にご来場・ご相談ください。
記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号