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家づくりコラム
「老後はマンションか一戸建てか…」メリット・デメリットをご紹介
老後はマンションか一戸建てか、どちらが便利で快適な生活を送れるのでしょうか。
仕事の定年を迎えて地元に帰り、住まいを整えるケースや、若い内から自分の家やマンションをもち老後を迎えるケースがあります。
どちらであっても、老後の生活を見据えた家づくりや住まいの選択をすることが大切です。
こちらの記事では、そんな老後の生活が「マンション」と「一戸建て」でどのように変わるのか、メリット・デメリットに分けてお伝えしていきます。
少し先の住まいを考えたいと思う方は、ぜひお役立てください。
コラムを読んでわかること
- 老後をマンションで過ごすと、利便性がよくセキュリティに守られた生活が送れる
- 老後を一戸建てで過ごすと、自由な家づくりと、自由な生活が送れる
マンションで老後を過ごすメリット・デメリット
マンションで老後を過ごすメリットとデメリットにはどのような面があるのでしょうか。
マンションの特徴としては、集合住宅という点があげられます。
しっかりとプライバシーの確保がされながらも、適度なコミュニケーションをとることができます。
そんなマンションでの生活を詳しく見ていきましょう。
老後をマンションで過ごすメリット
マンションで老後を過ごすメリットは次の4つです。
- 施錠が楽
- セキュリティが整っている
- メンテナンスなどの手間がない
- 暮らしやすい環境が整っている
それぞれ深堀していきます。
施錠が楽
角部屋ではない限り、家の両側が壁になるので、窓などが多くありません。
人の出入りができる場所は、基本的に玄関ドアとベランダの掃き出し窓くらいでしょう。
そのため出かけるときや、就寝する前の施錠に手間がかかりません。
また施錠忘れを防げるので、安全性を確保しやすくなるでしょう。
セキュリティが整っている
マンションはセキュリティを守る環境が整っているので、安全な生活を送れます。
- オートロックがあるので、外部の人間が容易に入れない
- 駐車場やエントランスには監視カメラが付いている
- 1階の廊下部分にはフェンスがされている
- 郵便受けにはダイヤル式のロックが取り付けてある
- 日中は管理人が常駐している
- 問題が起きたら管理会社が対応してくれる
このようなセキュリティ対策が、全てのマンションに備わっているわけではありません。
しかし逆に一戸建て住宅で、ここまでセキュリティを強化することは難しいでしょう。
メンテナンスなどの手間がない
マンションは部屋から一歩出れば、共有スペースになるので、個人的なメンテナンスの負担が少なくすみます。
廊下やエントランスなどの清掃、電球の交換、エレベーターなどの設備点検などを管理会社が一貫して行ってくれるので、手間なく快適な環境が整っています。
年を重ねると外周りの清掃などが大きな負担になるので、個人でのメンテナンスが必要ないのは大きな魅力といえるでしょう。
暮らしやすい環境が整っている
マンションは、基本的に周辺環境が整っている場所に建てられます。
そのため病院やスーパーなどへのアクセスがよく、公共交通機関なども利用しやすいので快適な生活が送れるでしょう。
また学校への距離も考慮されているので、子世帯が共働きの場合、お孫さんを預かりやすいなどのメリットもあります。
免許を返還した後であっても、生活に負担を感じることはないでしょう。
老後をマンションで過ごすデメリット
マンションで老後を過ごすデメリットは次の2つです。
- 管理費、修繕費などがかさむ
- ペットへの規制がある
それぞれ見ていきましょう。
管理費、修繕費などがかさむ
マンションは、管理費や修繕費、車の所持があれば駐車場代などの支払いが毎月発生します。
マンションの管理に必要な費用なのでムダにはなりませんが、毎月の住宅ローンに加わるので負担に感じるかもしれません。
さらにマンションを所持するのであれば、固定資産税などの支払いも必要になります。
ペットへの規制がある
仕事がひと段落ついて、お子さんが独立すると、ペットを飼いたいと思う方もいるでしょう。
しかしマンション内でペットを飼うのに、規制が設けられている場合がほとんどです。
- 庭付きの部屋であっても、屋外でペットを飼うことは禁止
- 室内で飼えるペットが決まっている
- 室内で飼えるペットの種類であってもサイズに制限がある
- 1世帯が飼えるペットの数が決まっている
- 共有部分での移動は、抱きかかえるか専用のゲージに入れる
内容はマンションによってさまざまですが、規約があることで理想の生活が送れないかもしれません。
一戸建てで老後を過ごすメリット・デメリット
続いて一戸建て住宅で老後を過ごすメリット・デメリットを見ていきましょう。
一戸建て住宅の特徴は、やはり家という独立した建物に、家族だけで暮らす豊かさではないでしょうか。
さらに規約などがないので、マナーを守った範囲であれば生活に自由度があります。
老後を一戸建てで過ごすメリット
戸建て住宅のメリットは次の4つです。
- 新築の設計が自由にできる
- リフォームなど自由度が高い
- 階段への負担が少ない
- 土地が資産がとして残る
- 庭をもてる
それぞれ見ていきましょう。
新築の設計が自由にできる
マンションは分譲であっても、基本的につくられた間取りを購入することになります。
注文住宅の一戸建てであれば、希望の間取りや設備を整えることが可能です。
- 海外の食洗器や冷蔵庫を設置したい
- ランドリールームをつくって「家事楽」したい
- 玄関先におしゃれな手洗いボールを置きたい
- 老後に備えて、トイレやお風呂は大きくつくりたい
- コンパクトな書斎をもちたい
家の間取りや設備は、生活のしやすさに直結します。
一般的な間取りは利便性を考えたものですが、個性豊かなアクセントを加えることで自分の家としての愛着がわくかもしれません。
便利なランドリールームの作り方ついては、別の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
リフォームなど自由度が高い
年齢を重ねると、何かと生活のしにくさを感じるかもしれません。
安全に生活するためにリフォームを検討する場合もあるでしょう。
そんなときにも、一戸建て住宅は自由度が高いので、住みやすい環境を整えることができます。
- 玄関前の階段をスロープにする
- 玄関の上がり口に手すりをつける
- トイレのドアを引き戸にする
- 1階部分で生活が完結するよう、寝室をつくる
年齢にあわせた環境を整えることができるので、快適な生活を送れるでしょう。
階段への負担が少ない
階段の負担が少ないのはマンションの方と思われがちですが、一戸建ても例外ではありません。
先程もお伝えしたように、2階建て住宅であっても、1階だけで生活スペースができるよう、環境を整えることは可能です。
また玄関前や玄関内の階段は、スロープにすれば問題ありません。
外に出るまでの距離が近いのも、お出かけのしやすさに繋がります。
最近の新築はほとんどがバリアフリーになっているので、お好みでスキップフロアや小上がりなどを設けなければ、老後の生活も快適に過ごせるでしょう。
マンションも一戸建て住宅と同様に、バリアフリーな間取りが主流で、エントランスの入り口などにはスロープが設置され、各階への移動はエレベーター利用することが可能です。
しかしエレベーターの故障中や点検中、地震や家事などで避難する場合は階段を利用しなくてはいけません。
急いで長い階段を下りる必要があるので、お年寄りには危険を伴うでしょう。
土地が資産がとして残る
一戸建て住宅を購入すると、建物だけでなく土地の所有権の得ることになります。
建物の価値は年数と共に落ちていきますが、土地の価格は基本的に大きな変動はありません。
もし周りの環境が整ってきたら、土地の価値が上がることも期待できます。
お子さんに家を譲って、いづれ建て替えをすることもできますし、更地にして売ることも可能です。
場所によっては人に貸したり、コインパーキングなどにして収益化することもできるでしょう。
庭をもてる
一戸建て住宅は外構も自由にできるので、理想の庭をもつことが可能です。
これまで仕事や子育てに忙しくしていたけど、これからの自分の時間を楽しみにされている方も少なくありません。
庭でガーデニングや家庭菜園、盆栽などの庭づくりを楽しんでみはいかがでしょうか。
家族が集まったときには、庭でバーベキューなどができるのも魅力です。
老後を一戸建てで過ごすデメリット
次に老後を一戸建て住宅で暮らすデメリットを見ていきましょう。
- 修繕費など自己管理が必要
- 庭の管理が大変
それぞれお伝えします。
修繕費など自己管理が必要
家の修繕費用などを事前に用意しておかないと、必要になったときの負担が大きくなります。
- 保険の更新
- 住宅ローンの借り換え
- 家の修繕費用
- 外壁の塗装
- 庭の剪定
- 排水管の清掃
このような費用がかかることはある程度予測が付くので、積み立てなどを利用して用意しておくと安心です。
庭の管理が大変
メリットの部分で庭をもつことが一戸建て住宅のメリットとお伝えしましたが、その反面体調や体力によっては、庭の管理が負担に思えるかもしれません。
家の庭に植木があると落ち葉が道路を汚してしまうので、季節によっては毎日掃き掃除が必要になります。
また庭の芝の手入れが行き届かないと、いづれは荒れて雑草だらけになるでしょう。
庭の手入れに負担を感じた場合は、外構をリフォームして手入れの必要ない足元の安全な空間に整えることをおすすめします。
まとめ
マンションと一戸建て、それぞれの老後生活にどのような違いがあるのか、メリット・デメリットに分けてご紹介してきました。
マンションでの暮らしは、利便性がよくセキュリティや管理体制が整った環境で、快適に過ごすことができます。
しかし住宅ローンとは別に、高いランニングコストが必要なので、毎月の負担が大きくなります。
またマンションの規約があるので、ペットなどを自由に飼うことはできません。
一戸建て住宅での暮らしは、新築プランやリフォーム、暮らしすべてに自由度があるので理想の生活をおくることができます。
また年数を重ねて家の価値が下がっても、土地の価値は大きく動かないので、資産を残すことが可能です。
しかし修繕費用や保険料、庭の手入れや管理などを、自分でしなくてはいけません。
どちらがいいということではなく、老後の生活に何を望むのか、又どんな生活が送りたいのか、自分達の理想を明確にすることが大切です。
理想にあった住まいで、快適な老後生活を送っていきましょう。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号