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家づくりコラム
【寝室の窓】失敗しない選び方│窓のタイプ・位置・大きさをご紹介
寝室は疲れた体をしっかり休めるための大切なスペースです。
「寝るだけの部屋」と思われがちですが、1日の1/3~1/4程度過ごす部屋なので、快適に整えていきましょう。
体を休めるためには、快適なベッドや寝具を用意しがちですが、部屋の造りも非常に大切です。
特に日光の入り方については繊細で、朝の目覚めが変わってきたり、日中でも快適に体を休めることができたりと、睡眠に大きく影響します。
日光の入り方を調整するには、窓の大きさや数、窓の位置などが大きく関わってきます。
さらにカーテンやシャッターについても確認していきましょう。
安眠できる寝室にするには、窓を適切に整える必要があります。
新築計画中で寝室の間取りやレイアウトを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- 寝室に必要な窓の大きさや数、最適な位置などを整えて、安眠できる環境に仕上げる方法
- 窓のデメリットをガラスの機能性などで対策することで、安心できる寝室を整えられる
【寝室の窓】失敗しない選び方
寝室の窓は、どのようなタイプを選ぶと快適に過ごせるのでしょうか。
また設置する位置などで、光の入り方がどう変わるのかなど確認していきましょう。
寝室に適切な窓タイプ
寝室は防犯面やプライバシーも重視する必要があります。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
- 防犯面
不法侵入者の手口で一番多いのは、窓からの侵入です。
鍵を壊されるわけではなく、施錠を忘れた窓から入られるので、防犯面を優先すれば人が入れない窓にする必要があります。
また開閉できない窓(フィックス)を利用するのもおすすめです。
フィックスと縦滑り出し窓が連結されたタイプであれば、しっかりと採光ができますが、縦滑り出し部分を人が侵入できない大きさにすれば、防犯性を高めることができます。
さらにフィックスの両サイドを縦滑り出し窓にすれば、風の入り口と出口が1つの窓で完結するので便利です。
1階にある寝室に縦滑り出し窓を設けるさいは、外の環境へ配慮をしましょう。
壁から窓部分がせり出してしまうので、外回りのスペースが十分でないとぶつかる可能性があるので危険です。
- プライバシー
家の中全てに言えることではありますが、特に寝室は外からのぞき見されたくない場所と言えるでしょう。
そのため窓を設けても、カーテンを閉めた状態になりがちです。
家の中を見られないようにするには、すりガラスの窓をおすすめします。
すりガラスの窓は、常にレースカーテンを閉めている状態なので、外からの目線を気にする必要がありません。
特にハイサイドライトなどは、カーテンの開閉も手間ですし、カーテンを付けない方がインテリアとしてもスッキリと仕上がります。
高い位置に付けた窓でも、角度によっては隣の上階からは見えやすくなるので、すりガラスを利用していきましょう。
フラットではない分、汚れが目立たないのも魅力と言えます。
窓を設置するときの位置
窓の位置を決めるさいは、ベッドの配置も一緒に決めていきましょう。
窓には採光の働きがありますが、寝室にとっては睡眠の妨害になる場合もあります。
たとえばヘッドボードの近くに、大きな引き違い窓などを設けると、朝日の眩しさで起きてしまうかもしれません。
またベッドの足元に窓があると、外の冷気が体に伝わりやすく睡眠の障害になります。
結露を起こして布団が濡れてしまうと、カビの原因にもなるでしょう。
寝室の窓の位置はベッドの配置を中心に考えていきます。
まずヘッドボードの上にハイサイドライト(高い位置に付けられた横長の窓)をつけると、自然光が足元に集中するので、睡眠への影響がありません。
またベッドから離して窓を設置することで、暑さ・寒さ対策にもなるでしょう。
朝日が眩しい東側、夕方の日差しが強い西側に窓を設けるさいは、特に慎重に検討してください。
さらに寝室は静かな環境を整えたい場所です。
通りに面した壁に窓を設けると、車の音などが部屋の中にも届きやすくなります。
最近の窓は気密性が高いので、外の音が入りにくくなっていますが、やはり壁の方が遮音性には優れています。
外の音が気になる壁面に窓を設けるさいは、注意をしましょう。
寝室に適切な窓の数
寝室の窓は、目的に応じて設置する数を決めていきましょう。
換気がしたいのであれば、空気の入り口と出口をつくるために、2つの窓が必要です。
採光を目的とするのなら、1つの窓で十分でしょう。
また開放感を得たいのであれば、窓の数より大きさを重視することをおすすめします。
窓はたくさんあった方が快適だと思われがちですが、壁面が占領されてしまうので、家具などが起きにくくなってしまうかもしれません。
テレビやソファを置いてくつろいだり、ドレッサーを置いて就寝前のケアをしたりと、生活スタイルによって寝室のレイアウトも大きく変わります。
絵を飾りたい場合も、配置を決めて壁を確保しておきましょう。
大きい窓への対策
寝室を開放的な空間にしたい場合は、大きな窓を希望されるケースもあります。
また寝室にベランダなどを付ける場合は、掃き出し窓を設けることになるでしょう。
大きな窓は防犯対策に合わせて、寒さ対策や、遮音対策が必要です。
- 補助鍵を付けて、施錠を二重にする
- 強化ガラスにして、ガラスを割られて侵入されるのを防ぐ
- 断熱性と遮熱性のあるガラスにして、暑さ寒さから部屋を守る
- 防音効果のあるガラスを利用して、外の音をシャットアウトする
ガラスにはさまざまな機能があります。
機能性を利用して、開放的な寝室にしていきましょう。
寝室を快適にするためのポイント
さらに寝室を快適に整えるためのポイントを見ていきましょう。
寝室の快適さとは安眠できる環境なので、光への配慮はもちろん、防犯性も高める必要があります。
遮光カーテン
寝室のカーテンは、遮光カーテンを利用しましょう。
日の入り方を考慮して窓の位置を決めても、夜には車のライトや、近隣の明かりなどが入ってくることも考えられます。
安眠にはある程度の暗闇が適しているので、遮光カーテンでしっかりと光を遮って、安定した暗さを確保しましょう。
さらに夜に電気を付けていても人影さえ見えないので、プライバシー保護にも役立ちます。
シャッター式の雨戸
窓にシャッターを利用すれば、完全に光を遮ることができます。
先にお伝えした遮光カーテンも採光の調整には有効ですが、どうしてもすき間ができてしまうので、完全に遮りたい方はシャッターをおすすめします。
また就寝中の防犯対策にもなるので、安心して休むことができるでしょう。
シャッター式の雨戸には、手動と電動があります。
電動はコストがかかりますが、窓を締めた状態であっても開閉ができますし、比較的音も静かです。
手動式は開閉に手間がかかるので、使わなくなるケースも少なくありません。
コスト面をクリアできるのであれば、電動シャッターを設置して、快適な寝室に仕上ていきましょう。
窓の種類ごとに最適な高さなど、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
寝室に最適な窓のタイプや位置、大きさなどについてお伝えしてきました。
- フィックス窓やすりガラスを利用して、防犯性やプライバシーの保護を重視する
- 寝室のレイアウトを整えて窓の位置を決める
- 風通しを重視するなら2つ、採光を取りたいなら1つ設置する
- 大きな窓は機能性の高いガラスを利用する
寝室は一日疲れた体を休める大切な部屋です。
寝室の窓を最適に整えて、安眠できる環境に仕上げていきましょう。
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記事監修者情報
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建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号