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家づくりコラム
【戸建て住宅】ベランダやバルコニーを有効に活用する5つの方法
ベランダやバルコニーの活用方法は洗濯物を干すだけと思われていませんか?
最近では洗濯物を室内に干すランドリールームへの人気が高まり、ベランダやバルコニーの必要性が見直されてきました。
しかしベランダやバルコニーの特徴である、高さや開放感、室内から繋がったスペースであることを活用すれば、さまざまな利便性がうまれます。
狭いスペースではありますが、利用方法を工夫して、快適な空間に整えていきましょう。
こちらの記事では、戸建て住宅のベランダやバルコニーに注目して、その活用法を5つご紹介します。
また利用する際の注意点もまとめていくので、安全に楽しめるよう確認していきましょう。
新築の間取りを計画中の方はぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- ベランダとバルコニーの特徴
- 戸建て住宅とマンションの違いについて
- 洗濯物を干す以外に、どのような利便性や楽しみ方があるのか
- ベランダやバルコニーを利用する際の注意点
ベランダ・バルコニーとは│戸建て住宅とマンションの違い
まずはベランダやバルコニーの特徴についてみていきましょう。
特に戸建て住宅とマンションでは利用方法に大きな違いがあるので、詳しくご紹介します。
ベランダとバルコニーの違い
ベランダとバルコニーは、家の2階以上にある外スペースのことをいます。
建物からせり出しているので、あまり奥行きは出せませんが、家に沿うように横に長く造ることは可能です。
2つの違いは「屋根があるか」ということで、ベランダには屋根があり、バルコニーには屋根がありません。
屋根といっても、ベランダ用の屋根を取り付けるのではなく、上階のせり出し部分や、軒を広げた部分を「屋根」とする場合もあります。
ベランダ・バルコニー│戸建て住宅とマンションの違い
同じベランダやバルコニーであっても、戸建て住宅とマンションでは所有権に違いがあります。
分譲マンションであっても、ベランダやバルコニーは共有部分になるので、規約に沿った利用方法しかできません。
例えば次のような行為は規約違反になります。
- 倉庫や物置などの設置
- 手すり部分に寝具を干す
- 高い位置に洗濯物を干す
- 大きな観葉植物
- 照明器具
- 花壇
基本的に避難経路を塞ぐことや、外観が悪くなることがあげられています。
所有するマンションの規約を守った範囲で利用しましょう。
一方、戸建て住宅の場合はベランダやバルコニー部分も、庭や室内などと同様、自己所有部分なので自由に利用することが可能です。
外の空間を有効に使って、生活のしやすさを高めていきましょう。
【戸建て】ベランダ・バルコニーの有効な活用方法
戸建て住宅のベランダやバルコニーといえば、洗濯物を干すのが一般的です。
自由に利用できる戸建て住宅のベランダやバルコニーだからこそ、利便性を広げて、楽しみを増やすことをおすすめします。
どのように利用すると有効なのか見ていきましょう。
収納スペースにする
倉庫や物置を設置して、収納スペースにすると便利です。
家の中に置いておかなくてもいい物、汚れやすい物、ベランダで利用する物などを収納しましょう。
- 洗濯物を干す用品
- 灯油の容器
- ガーデニングセット
- 外で使う子どものおもちゃ
- 掃除グッズ
倉庫の中の環境を一定に保つことは難しいので、温度や湿度の変化に弱い物は避けましょう。
また大きな倉庫を置くと、隣接する通りから見えてしまうので、背の低いタイプをおすすめします。
家の外観に影響がありませんし、目線をさえぎらないので、ベランダが狭い印象になるのを防ぎます。
収納したいものをピックアップしてから、収納ツールの大きさを決めていきましょう。
ゴミの一時置き
2階で出たゴミを、収集日まで一時置きするのもおすすめです。
風で飛んだり、カラスなどが荒らさないように、ダストボックスを用意して必ずフタを締めましょう。
ダストボックスを利用していても、ニオイや虫などを防ぐことはできないので、長く放置しないことが重要です。
ガーデニングや家庭菜園
ガーデニングや家庭菜園を楽しむこともできます。
1階の庭に花壇をつくると、野良ネコの被害にあったり、虫が多かったりと大変な部分もあります。
ベランダなどの上階であれば、そのような悩みをもつ必要がありませんし、部屋と繋がっているので水なども利用しやすく便利です。
環境を整える際のポイントとして、軽量土を利用することをおすすめします。
通常の土よりも軽いですし、保水力は十分なので、家庭菜園やガーデニングに最適です。
水を含んだ土は、かなりの重量になるので、ベランダの負担にならないように気を付けましょう。
お茶や食事を楽しむ
ベランダやバルコニーなどで、お茶や食事をいただくと、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
そのままお喋りや読書を楽しむのもいいですね。
折り畳み式のテーブルセットを利用したり、敷物を敷いたりして、リラックスできる環境を整えましょう。
子どもの遊ぶスペース
ベランダなどは家族だけのプライベートスペースなので、子どもの遊び場としてもおすすめします。
道路への急な飛び出しや不審者への心配がありませんし、多少天気が悪くても屋根や壁で防ぐことが可能です。
しかし高所という危険性はあるので、見守りは必要になります。
ではさらに、ベランダやバルコニーを安全に利用するための注意点を見ていきましょう。
ベランダ・バルコニーを活用するときの注意点
ベランダやバルコニーは2階以上にあるので、約3メートルの高所スペースになります。
安全面に注意して利用していきましょう。
物を落さないように気を付ける
高所からの落下物は、落とした物が壊れるだけでなく、下にいる人や物へも大きな被害を与えます。
- 物を落しそうなフェンスのすき間には、ネットなどを付ける
- ガーデニングの小さな鉢などは、固定する
- お子さんが投げて遊ぶおもちゃはは使わない
物が落ちにくい環境を整えることで、安心して利用することができます。
子どもの踏み台になるものを置かない
ベランダの床から手すりまでの高さは、約110㎝です。
お子さんにとっては高い壁なので、そのままよじ登ることは難しいですが、足場があれば危険な状況になり兼ねません。
バケツやおもちゃのボックスなど、踏み台になるものを置かないようにしましょう。
室外機や倉庫などをお子さんが移動させることはできませんが、その上に立った状態から壁に移れないかも、慎重に確認する必要があります。
また物を落さないためや、オシャレにデザインするために、手すりに大きな網を張ったり木の格子を付けると、足をかけることができるようになるので注意しましょう。
強風への対策をたてる
ベランダなどは風の影響を受けやすいので、強風・台風などの日に被害が及ばないよう、事前に対策を立てておきましょう。
部屋に入れられるものは問題ありませんが、ベランダに出したままにするしかない物は固定させる必要があります。
特に吊るした状態のハンギングプランターなどは下に降ろして一塊にしましょう。
壁側に寄せておく、背の高い物は倒しておくだけでも、風から受ける影響は大きく違います。
シートなどをかぶせたくなりますが、風を受けやすくなるのでやめておきましょう。
近隣への配慮も必要
ベランダやバルコニーがプライベートスペースだからと自由にし過ぎると、近隣への迷惑になる場合があります。
特に音や臭い、煙には注意しましょう。
- 大きな音量で音楽をかける
- 遅い時間に大きな声でお喋りをする
- 生ごみを放置して臭いがでる
- バーベキューなどをして煙が流れる
空間は共有していることを忘れずに、近隣への配慮をしつつ楽しみましょう。
ベランダやバルコニーのデザインは、家の外観にのポイントとなります。
注文住宅の外観については、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
ベランダやバルコニーは2階以上の外スペースで、部屋と繋がっていることや人の目が届きにくい特徴があります。
特に戸建て住宅の場合は、家族のプライベートスペースなので、自由度が高く楽しみ方や利便性が大きく広がります。
- 倉庫や物置を設置して収納スペースにする
- ダストボックスを利用して、ゴミを一時置きする
- プランターなどでガーデニングや家庭菜園をする
- お茶や食事を楽しんでゆっくりと過ごす
- 見守りながら、子どもを遊ばせる
約3メートルある高所なので、安全な環境を整えることや、近隣への配慮が必要です。
ベランダやバルコニーを活用して、生活に快適さや楽しみをプラスしていきましょう。
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バルコニーと整え方などについても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号