家づくりコラム

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（一宮モデル）

平屋人気が高まる近年ですが「子どもが居るので二階建て間取りの方がいい」「広い土地がないので二階建ての方が便利」と言う方も多くおられます。

二階建てには、平屋にはない「建物の高さ」や「床面積の余裕」があるので、家族構成やライフスタイルによっては、より自由の利く間取りができるという点においてもおすすめです。

今回は、そんな二階建てだからこそ叶う便利な間取りや快適な動線のポイントを解説します。

また、こだわりのテーマごとに、おすすめの間取り実例もご紹介しますので、ぜひおしゃれな家づくりの参考にしてみてくださいね。

このコラムのポイント

• 暮らしやすい二階建て間取りをつくるためのポイントを解説します。
• おすすめの二階建て間取りの実例を7つのテーマごとに紹介します。
• 快適なオリジナル間取りをつくる「動線」チェックポイントも押さえておきましょう。

 

暮らしにいい、二階建て間取りのポイント

まずは、暮らしやすい二階建て間取りを考える際に役立てたいポイントをご紹介します。

家族構成やライフスタイルをに当てはめながら、快適で効率的な暮らしをイメージしてみましょう。

 

動線が見える快適なレイアウト

二階建て間取りをつくる際には、2つの階を行き来する負担を考えて、シンプルな動線設計と適切な階段配置がポイントになってきます。

例えば、快適な家事動線や来客動線を叶えるためには、ご家族が混雑しやすい動線上に階段を配置しないなどの工夫が必要です。

また、キッチンでの調理・片付け⇔ランドリールームでの洗濯⇔ファミリークローゼットに収納といった、主に移動や工程の多い家事の流れを集約化させて、効率的な間取りをつくる方法も人気です。

＞関連コラム：おしゃれで暮らしやすい二階建て住宅│間取りのポイントをご紹介

 

「平屋＋α」の間取りが理想的

二階建てと平屋で迷う方の多くは、「家族構成の変化」や「ライフステージの変化」また「老後の暮らし」を考えて、結局どちらも捨てがたいという方が多いのではないでしょうか。

そこで、おすすめなのが「平屋＋α」の二階建てです。

1.5階建てや平屋風二階建て、と呼ばれる間取りで、1階を生活メインの空間にして、2階に必要最小限の個室を設けるスタイルです。

平屋での生活に憧れるけど、部屋数が足りなくて困っているご家族ににちょうどい、いいとこどり間取りが叶うでしょう。

＞関連コラム：【平屋の新築住宅】メリット・デメリットとは？ローコスト住宅の事例をご紹介

 

上下階の騒音・プライバシー対策

二階建てを選ぶ場合、上の階からの足音や下の階からの生活音・話し声が気になる、という方もおられますよね。

例えば、お子様が走り回る子ども部屋の真下には、リビングではなく玄関や収納、ランドリールームを配置したり、二階の床に遮音シートを設置したりすることで、ある適度対策できます。

また、このような騒音対策は個室のプライバシーを守る観点においても有効です。

＞関連コラム：3LDK2階建て間取りのポイントを解説！特徴・おすすめの坪数・ケースごとのポイントなど紹介

 

窓の数と配置でデザイン性にもこだわる

二階建てを建てるなら、上下階の窓のバランスを考えた間取りづくりも必要です。

吹き抜けリビングのオープン窓は、上下の大きさや形を揃えて、1つのデザイン窓に見せるスタイルがおしゃれです。

また、外からの視線が気にならないハイサイドライトを連続させることで、日当たりや風通しにもいい、リズミカルでモダンな外観が演出されます。

＞関連コラム：総二階の外観をおしゃれにしたい│オリジナルな家づくりのご提案

 

【実例】おすすめの二階建て間取り7選

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（一宮モデル）

次に、こだわりのテーマに合わせた間取り設計で、理想のデザインや使い勝手を叶えた実例を7つご紹介します。

 

実例①子育てしやすい自由な間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（一宮モデル）

リビング脇に小上がりの畳スペースを設けて、お子様から大人まで自由に活用できるスペースを確保した間取りです。

お子様のお昼寝やお遊びを近くで見守りながら、家事や仕事を進めるのにちょうどいい広さと配置が素敵ですよね。

 

実例②リビング階段がスタイリッシュな間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（八王子モデル）

LDKの中心にダイナミックなリビング階段を設置したおしゃれな実例です。

明るくて開放的な吹き抜けリビングと透過性のあるスケルトン階段が、LDKの一体感を引き立てる存在になっています。

 

実例③家事動線と収納にこだわる間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（八王子モデル）

家事作業や動線に沿った収納配置の間取りを考えることも重要なポイントです。

例えば、玄関のシューズクロークやランドリールーム続きのファミリークローゼット、キッチンのパントリーなど、家事作業と収納レイアウトをセットにすることで、生活・家事の効率性がアップします。

 

実例④家事シェア・効率を考えた間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（みよしモデル）

共働き家庭で効率的に協力し合える環境ができるかどうかも間取り次第です。

近年、定番の対面キッチンで、ご家族とコミュニケーションを取りながら、自然の流れで配膳や片付けがシェアできるスタイルを叶えるのもいいでしょう。

 

実例⑤カフェ風のオリジナル間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（市原モデル）

テラスや2階バルコニーのある窓辺の景色を取り込むカフェ風のスペースを確保するのもおしゃれです。

実例のようにリビングの一角を利用する方法の他、プライベートな中庭やインナーバルコニーをお茶や晩酌も楽しめるセカンドリビングとしてデザインしてみるのはいかがでしょうか。

 

実例⑥開放的で明るい間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（市原モデル）

二階リビングでリゾートライクな日当たりや景色が楽しめる間取りをつくるのもおすすめです。

地上階のリビングと違って、通りからの視線を気にする必要がないので、窓を開け放って心地良い自然光と風を満喫する暮らしを叶えるのもいいでしょう。

また、二階リビングでは、一階に個室を設けることが多く、この個室の壁が建物の二階を支えて安定した構造ができるのも特徴です。

 

実例⑦時期に合わせて間仕切る間取り

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（みよしモデル）

実例は、お子様2人が一緒に遊べる広い子ども部屋の間取り。

性別の違う兄弟姉妹が居る場合、またお子様が小学生に上がるタイミングでそれぞれの個室に分ける予定がある場合におすすめの「仕切り」スタイルです。

 

こだわりの二階建て「動線」チェックポイント

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（八王子モデル）

こだわりの二階建て間取りをつくるなら、快適な「動線」に沿った空間レイアウトが大切です。

以下のチェックポイントを1つずつ確認しながら、間取り図に「動線」を書き込むことで、より理想的な間取りが見えてくるかもしれません。

• 水回りの集約化と回遊動線
• 適材適所の収納配置
• ご家族の生活スタイルと混み合うスペース
• ご家族が集まりやすいリビング

 

まとめ│新築で理想の二階建て間取りを実現

＞施工事例：二階建て間取りにこだわる新築（木更津モデル）

二階建ては、間取り次第で遊び心のあるスペースや機能性の高い空間も手に入りやすい住まいです。

ご家族ならではの暮らしやすさや注意ポイントをよく考えながら、快適で将来性のある間取りを検討してみてくださいね。

 

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