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家づくりコラム
新築のお風呂に後悔しがちな5つのポイントとは?窓・ドア・広さなど解説
新築計画の中でもお風呂設計については後回しになりがちですが、一日の疲れをとって清潔な体を保つために大切なスペースです。
- 半身浴の時間を充実させたい
- 家族で楽しく入れるお風呂にしたい
- お掃除の手間がかからないように整えたい
このような希望や理想を実現するために、新築のお風呂を設計したにもかかわらず、実際に利用してみると「こんなはずじゃなかった……」と後悔してしまうこともあります。
そうならないためには、それぞれの特徴を事前に理解することが大切です。
今回は新築住宅のお風呂設計について、後悔しがちなポイントを深堀していきます。
快適なお風呂設計のために、ぜひお役立てください。
コラムを読んでわかること
- 新築のお風呂に窓は必要なのか、また最適な窓の種類
- お風呂のドア3種類の特徴と後悔ポイント
- お風呂に濃い色を選ぶと後悔しがちな理由
- お風呂の一般的広さと、広さ毎の後悔ポイントと対策
- 掃除がしやすいお風呂場にする方法
新築のお風呂に後悔しがちな5つのポイントを解説
新築のお風呂つくりに後悔しがちなポイントをまとめてお伝えします。
対策を立てて、快適なお風呂にしていきましょう。
①窓は必要か
お風呂の窓は標準装備されていることがほとんどですが、必要なかったと後悔することもあります。
- お風呂に窓があると防犯面で不安
- 窓があることでお風呂内の温度が下がる
- 24時間換気システムが設置されているので、換気する必要がない
- 昼間にお風呂を利用することがないので、採光できなくてもいい
空き巣などは窓からの侵入が多いので、人の出入りができる大きさの窓を設置すると防犯面での不安があります。
また入浴してる最中のシルエットが、窓に映るのも抵抗がありますよね。
さらに開放する窓は気密性が落ちますし、ガラスが薄いと外気の影響を受けやすくなります。
換気するために窓を開くと、24時間換気システムが効率的に稼働しなくなるので逆効果です。
ここまでのデメリットがあるなら、窓を設置せずに採光ができなくても照明をつければいいとなるでしょう。
窓を設置しないのも対策方法の一つですが、日中は明るくしたい、開放的な空間にしたいと窓の必要性を感じるケースもあります。
そのような場合は高い位置に横長の窓(ハイサイドライト)を設置して、さらに開閉のできないFIX(フィックス)にしましょう。
高い位置に窓を設けることで、人の動きが外から見えることはありませんし、効率よく採光ができます。
また開閉できないので防犯面で安心ができる上に、外気の影響を受けにくくなります。
お風呂場の窓の必要性を見直して、必要と感じられる場合はFIXのハイサイドライトの設置がおすすめです。
②ドア選び
お風呂場のドアも、種類によって後悔しがちなポイントがあります。
【開き戸】
ドアを開ける際に手前に引く場合は、足ふきマットなどを敷いていると邪魔になります。
またお風呂場の方にドアを開く場合は、お風呂場内のスペースが狭くなるので人が入っていると開けにくく感じるでしょう。
お風呂場内で人が倒れてドアを塞いでしまうと、開けることができないかもしれません。
【折れ戸】
形状が複雑なため水分が乾きにくいので、カビが発生しやすくなります。
その上掃除もしにくいので、設置を後悔するかもしれません。
省スペースで開け閉めができることや、初期費用が安いことがメリットにあげられます。
【引き戸】
引き戸は掃除がしやすく、ドアの開閉するのに前後のスペースを必要としません。
後悔しがちなポイントとしては、ドアを開けるときにドアの広さ分壁が必要になることです。
コンパクトな脱衣室では、棚などを設置できる壁スペースは貴重なので、必要な壁の確保ができていないとレイアウトに困るでしょう。
お風呂のドアは上記の3種類が使われることがほとんどです。
それぞれの特徴を理解して、脱衣室の形状や広さ、掃除のしやすさなどを含めて、利用しやすいドアを選びましょう。
③色選び
お風呂の浴槽や床、壁などに黒やネイビーなどの濃い色を選ぶと後悔するかもしれません。
濃い色は水垢が目立つので、お風呂上りに水分を拭き取ったり、こまめな水垢の掃除が必要になります。
浴槽にゴミや髪の毛が浮いていても見つけにくいので、清潔な環境を保ちにくいと感じられるでしょう。
また暗い色には重厚な雰囲気があるので、おしゃれなお風呂場にすることができますが、脱衣室との繋がりがとれずに、お風呂場の空間が浮いた印象になることも。
お風呂場も家全体のテイストと合わせて繋がりをもたせることで、広く開放的に感じることができます。
濃い色をお風呂場に利用する際は、大理石風や木目などの柄が少しでもあると、汚れが目立ちにくくなります。
また脱衣室や家全体のテイストと統一感があるか確認しましょう。
④広さ
お風呂の広さは0.75坪・1坪・1.25坪・1.5坪の4種類あります。
戸建て住宅の場合、1坪(2畳)でつくられることが多く、浴槽部分と洗い場のスペースがそれぞれ半分程度になります。
【お風呂の広さを1坪にした場合】
一人でゆっくり入る広さは十分にありますが、お子さんのお世話やお年寄りのサポートをするには狭いと感じるかもしれません。
また体の大きい方にとっては、1坪の広さに開放感を得ることは難しいでしょう。
【お風呂の広さを1.25坪以上にした場合】
広さは十分あるので、開放的な気分でお風呂を楽しむことができます。
しかし広さがある分寒さを感じやすかったり、掃除するスペースが増えたりするので、コンパクトにすればよかったと後悔するかもしれません。
お風呂場の広さに満足しないのであれば、スペースの無駄遣いと感じてしまうでしょう。
それぞれの広さに後悔ポイントはありますが、事前に理解することで対策を立てることは可能です。
浴室暖房を取り付けることで寒さ対策ができますし、汚れにくい素材を利用することでお掃除に手間をかける必要がありません。
家族構成や生活スタイル、その他の間取りも含めて適切なお風呂場の広さを慎重に検討しましょう。
⑤掃除がしにくい
お風呂掃除で手間に感じられるのはカビ取りです。
細かいタイルはカジュアルでおしゃれな印象ですが、目地が増えるのでカビが発生しやすくなります。
また取り外しができないカウンターや、ドアのサッシ部分も水気が残りやすいので、カビに悩まされるでしょう。
少しでも水はけのいい素材とデザインを取り入れることで、カビの発生を防ぐことができます。
まとめ
新築のお風呂を理想の空間に仕上げることができれば、毎日の入浴時間に満足することができます。
お風呂の広さやドア、窓の必要性や掃除のしやすさなど、家族構成や生活スタイルに合わせて慎重に選んでいきましょう。
今回は新築のお風呂に後悔しがちなポイントを5つご紹介しました。
それぞれの特徴を事前に理解することで、対策を立てることや、後悔を回避することができます。
理想のお風呂を設計して、家族でゆったりと温まっていきましょう。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号