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家づくりコラム
オープンキッチンの後悔しがちな5つのポイント│対策方法をご紹介
キッチンは、毎日の食事を用意する大切なスペースです。
キッチンの作りに後悔を感じるようでは、お料理をしたり片付けをする際に不便さがあり、キッチンに立つのが面倒になるかもしれません。
そうならないために、キッチンの後悔しがちなポイントを理解して、利用しやすいスペースに整えていきましょう。
今回はキッチンのスタイルの中でも人気の、オープンキッチンに焦点をあてて詳しくお伝えしていきます。
さらにオープンキッチンのメリット・デメリットを一緒にまとめていくので、生活にどのような変化が生まれるのか確認していきましょう。
新築計画でキッチンのスタイルや配置などに迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- 人気のオープンキッチンのメリット・デメリットをお伝えします
- 後悔しがちなポイントを理解して、有効な対策を立てていきましょう
オープンキッチンとは│メリット・デメリットをご紹介
オープンキッチンとは、キッチンとダイニング・リビングとの間に壁などがなく、繋がったスタイルを言います。
ひとつに広がった空間には開放感があり、明るい印象が特徴的です。
キッチンの歴史を少しさかのぼると、台所(キッチン)と居間(ダイニング・リビング)は、分けられた間取りが一般的でした。
この頃は戦後間もないという貧しい時代背景もあり、限りあるスペースに食卓(ダイニングテーブル)を配置しやすい、壁付けのキッチンが主流だったようです。
その後、キッチンは家族で共有するスペースとして変化を続け、開放的な空間が好まれるようになってきました。
ではそんなオープンキッチンのメリット・デメリットを見ていきましょう。
オープンキッチンのメリット
オープンキッチンのメリットは次の通りです。
- キッチン作業をしながら、ダイニング・リビングとコミニュケーションが取れる
- スペースが十分でなくても、開放的な空間が作れる
- 配膳や後片付けが楽
- おしゃれ
特に小さなお子さんが居る家庭では、子どもの様子を伺いながらキッチン作業を進められるのが大きなメリットと言えます。
お子さんが成長しても、ダイニングで宿題をする様子をみたり、学校の話を聞いたりと時間の共有がしやすくなります。
オープンキッチンのデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
- 調理のニオイや音が広がりやすい
- 油や水が、ダイニングまで跳ねる
壁を設けず空間が繋がることで起こるデメリットとなります。
このデメリットによって起こる後悔もあるので、対策方法をしっかりと確認しておきましょう。
オープンキッチンにして後悔しがちな5つのポイント
人気のオープンキッチンであっても、後悔に繋がるポイントがあります。
事前に理解して対策を立てることで、ある程度の回避はできるので、ぜひ参考にしてください。
キッチン側が丸見え
オープンキッチンには、作業スペースがフラットなスタイルがあります。
キッチンの内側はもちろんのこと、キッチン作業台の手元や、シンクの中まで丸見えの状態です。
- 料理を作っている過程がダイニング側から見られるので落ち着かない
- 急な来客のとき、洗う前の食器がシンクにあり恥ずかしい思いをした
- いつもキッチン道具の整理整頓を完璧にしておかないといけない
作業スペースがフラットなキッチンは、スタイリッシュで洗礼された印象ですが、そのシンプルさ故にいつもキレイな状態を保つ必要があります。
魅力的なスタイルではありますが、キレイに保つことが難しいようであれば、後悔に繋がる可能性が高いでしょう。
【対策方法】立ち上がりを付ける
キッチンの前に立ち上がりを付けることで、オープンキッチンでありながらキッチンの手元や、キッチンの内側を隠すことができます。
立ち上がりに高さを付ければ、より目隠しをすることも可能です。
さらに立ち上がり部分に幅をもたせれば、食器の一時置きなどにも利用できます。
収納スペースの確保がしにくい
オープンキッチンは、基本的に吊戸棚などがないので、収納スペースが作業台の下だけになります。
大型の食洗器などを設ければ、更に収納スペースの確保が難しくなるでしょう。
キッチンの内側が見えやすいので、いつでもキレイな状態を保つ必要があるオープンスタイルですが、収納力がないとなると物が置きっぱなしになったり、収納しきれないものであふれることも考えられます。
キッチンで利用するものはかなり多いので、収納量の確保は必須です。
【対策方法】収納スペースを別に設ける
キッチンの収納スペースは、さまざまな形で整えることができます。
- キッチン作業台の上に吊戸棚を付けて、セミオープンキッチンにする
- キッチンの内側に床下収納を作って、使用頻度の低い物を収納する
- キッチンの背面にカップボードを設けて、収納力を高める
- キッチン付近にパントリーを設けて、大容量の収納スペースを確保する
収納したいものの大きさや、使用頻度などで使いわければ、利用しやすい収納スペースを整えることができます。
特に、キッチンの背面をおしゃれな飾り棚ににしたり、生活感を隠すため冷蔵庫の配置に迷われている方は、パントリーを設けることをおすすめします。
設置場所によっては使用頻度の高い物を収納することもできますし、冷蔵庫を収納してすっきりとしたキッチンにすることも可能です。
油や水がはねてダイニングが汚れやすい
オープンキッチンは、料理しているときの油や、食器を洗っているときの水が、ダイニング側まではねてしまうこともあります。
掃除の手間が増えますし、フローリングにとんだ油がシミになって残っては、オープンキッチンにしたことを後悔するかもしれません。
【対策方法】作業スペースに幅をもたせる・油跳ねガードを利用する
食器を洗うときの水跳ねは、よっぽどでない限り遠くまで飛ぶことはありません。
先述した立ち上がりを付けるのも十分な対策になりますが、フラットキッチンにこだわるのであれば作業台に幅をもたせることをおすすめします。
洗い物の水弾きていどであれば、作業台の上で受け止めることが可能になります。
次に油跳ねは、コンロスペースの前に「油跳ねガード」を付ければ作業台の先まで、油跳ねを広げることはありません。
油跳ねガードは透明で背の低いもをの選べば、見た目にも気になりにくいでしょう。
取り外しができる物もあるので、お料理をするときだけ設置するのもおすすめです。
調理する時のにおいが広がる
キッチンとダイニングに仕切りがないと、調理のにおいが広がりやすくなります。
さらにリビング内に階段を設けるとなれば、2階にまで調理のにおいが届いてしまうかもしれません。
カーテンや、壁などへのにおい移りなども気になる所です。
【対策方法】Ⅱ型キッチンにする
Ⅱ型キッチンとは、シンク側とコンロ側の作業ペースを分離させて並行に設置するキッチンです。
壁側に、コンロの作業スペースを設ければ、換気扇が臭いをキャッチしやすくなります。
完全ではありませんが、オープンキッチンを保ちながらのにおい対策としては有効です。
さらに換気扇のお手入れは小まめにして、効率よく吸引できるように保ちましょう。
キッチンの音がリビングまで届く
キッチンでの作業は何かと音がでるので、リビングでくつろいでいる家族にとっては耳障りかもしれません。
テレビの音が聞こえづらかったり、会話の声が自然と大きくなったりと、ストレスになり兼ねません。
【対策方法】コンロ前に壁を設ける
キッチンの作業音をリビングまで届けないためには、壁を設けることが有効です。
一方を壁に付けたペニンシュラキッチンにして、コンロ前だけに壁を作れば、開放的な印象を妨ぐことはないでしょう。
また食器を洗うときの音については、音が出にくいシンクや水栓を利用することで軽減できます。
同じ空間を共有していることには変わりないので、完全な対策とはいきませんが、オープンキッチンにしたことを後悔するまではないでしょう。
まとめ
オープンキッチンにしたことを後悔しないよう、しっかりと対策を立てていきましょう。
- キッチンに立ち上がりを付けて、手元や、シンクを目隠しする
- パントリーや床下収納、吊戸棚などを設置して収納スペースを広げる
- 作業台に幅をもたせて、水跳ねを受け止める
- 油跳ねガードを設置して、油跳ねを広げない
- Ⅱ型キッチンでコンロを壁側に配置する
- コンロ前に壁を作って調理音の広がりを軽減する
キッチンに立つ家族にとっても、リビングダイニングで過ごす家族にとっても、快適なオープンキッチンに整えていきましょう。
きっと毎日のキッチン作業が楽しく充実したものになり、家族が自然と集まるリビングになるはずです。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせ下さい。
後悔しないオープンキッチンの使り方についても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号