家づくりコラム

建物に掛ける予算を1,500万円に設定した場合、どのような間取りができるのでしょうか？

注文住宅は間取りを自由に設計できることが魅力の一つですが、予算によっては制限がかかってしまいます。

 

2020年度住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅に掛ける資金の全国平均は3,534万円。

参考：2020年度フラット35利用者調査　

したがって1,500万円は、資金平均の半分以下になります。

 

平均の半分以下では十分な間取りを整えることができないと思われるかもしれません。

しかし間取りや外観、屋根の形状など、事前に用意されたプランの中から選択する「企画型注文住宅」であれば、予算内での家づくりが可能です。

今回はそんな企画型注文住宅の事例を基に、約1,500万円の間取りをご紹介していきます。

1,500万円の家づくり計画に、ぜひお役立てください。

 

コラムを読んでわかること

• 1,500万円の予算でどのような間取りをつくることができるか
• 注文住宅の中でも企画型注文住宅を利用することで、予算内の家づくりを叶えられる
• 企画型注文住宅、約1,500円の事例や間取りプラン

 

 

■注文住宅の家づくり│約1500万円の事例をご紹介

約1,500万円で建てた企画型注文住宅の事例をご紹介していきます。

先述したように企画型注文住宅とは、事前に用意されてたプランを利用して設計・建築することです。

材料費や人件費を大幅に削減することができるので、ローコストでありながら丈夫で快適な家づくりが叶います。

 

さらにこの企画型企画型に自由設計を加えることも可能です。

自由設計を加えることで、理想の家づくりにこだわることができるでしょう。

 

今回ご紹介する金額は建物本体価格なので、付帯工事費（外構やアプローチなど）は含まれていません。

 

【 1,530万円】収納スペースをたくさん設けた無駄のないお部屋

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• 家族構成：夫婦 ＋ 子供2人
• 延べ床面積：103.09 m² （31.18 坪）

 

家族4人が暮らす2階建て住宅の事例です。

広いリビングや主寝室、子ども部屋を2つ確保して、各スペースに十分な収納が設置されています。

収納は各部屋だけでなく、キッチン内のパントリー、リビングのファミリークローク、玄関の土間収納、洗面脱衣室の造作棚と非常に充実しています。

また見落としがちな2階にも共有収納が設置されているので、トイレ用品や掃除道具などを収納するのに便利です。

 

さらにこの2階建て住宅の特徴は、バルコニーを設置していないことです。

最近では洗濯物を室内干ししたり乾燥機を利用したりすることで、バルコニーの必要性が薄くなり設置しないケースも増えてきました。

初期費用を抑えるだけでなく掃除の手間もなくせるので、バルコニーを作らない選択も検討してみましょう。

 

【1,630万円】内観・外観共にこだわった、モダンな箱型フォルムのお家

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• 家族構成：夫婦 
• 延べ床面積：94.40 m² （28.54 坪）

 

結婚を機に建てられた2階建て住宅です。

2階に主寝室以外の個室が2つと、各階にトイレが設置されていて、これからご家族が増えることも考慮された家づくりがされています。

 

建築のコスト削減のコツとして、間取りを仕切らないことが挙げられます。

建具や壁を減らすことで材料費や工事の手間を省くことができるからです。

 

しかしこちらの事例は約1,600万円とローコストでありながら、しっかりと各スペースを仕切った間取りに仕上がっています。

間取りを仕切ると家の中が狭く感じてしまいがちですが、個室に関してはプライバシーを守ることができますし、リビングに関しては階段スペースを分けることで空調を整えやすくなります。

洗面台が設置されている脱衣室から、ランドリースペース、お風呂と続くので、家族がお風呂に入っていても洗面室が利用できるのは嬉しいですね。

 

【1,490万円】冬でも快適に過ごせる断熱性能と家事動線の良い間取り

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• 家族構成：夫婦 
• 延べ床面積：65.62 m² （19.85 坪）

 

ご夫婦二人暮らしの平屋建て住宅です。

最近では対面キッチンが主流ですが、昔ながらの壁付けキッチンも根強い人気があります。

 

壁付けキッチンの魅力的な特徴は次の通りです。

• ダイニングテーブルまでが近い
• 窓に向かって調理ができる
• 換気しやすい
• 空間を広く感じる
• 油や水跳ねの掃除がしやすい
• 吊り戸棚が付けられる

特に事例のようなリビング・ダイニングと同じスペースにある壁付けキッチンは、どの方向にも動線が繋がるので室内での動きに無駄がありません。

 

玄関からキッチンが近いので、食料品の買い物などを収納するのが楽ですし、脱衣室と隣接しているので洗濯と台所仕事を同時に進めることができます。

和室とリビングの間の引き戸を開けた状態にしておけば、開放感を得ることができるでしょう。

 

 

 

■企画型注文住宅│約1,500万円の間取りプランをご紹介

次に企画型注文住宅のプランの中から、約1,500万円の間取りをご紹介します。

こちらは事例と異なり、建物付帯工事費用を含んだ価格になります。

 

2LDK（3LDK対応）+ スタディコーナー

24坪　1,497万円（付帯工事費用含む）の間取りプランです。

こちらの間取りは、玄関からリビングに入って階段を利用する「リビング階段」が設置されています。

リビング階段は、家族が顔を合わせる回数が自然と増えるので、コミニケションが取りやすい特徴があります。

2階のスタディスペースは書斎や収納など、幅広く活躍してくれそうです。

 

3LDK + 2バルコニー + ワイドエントランス

27坪　1,612万円（付帯工事費用含む）の間取りプランです。

このプランは2階に2カ所のインナーバルコニーが設置されています。

 

インナーバルコニーとは建物をへこませてつくる外スペースのことで、ある程度の雨風なら影響を受けずに利用することができます。

部屋からの繋がりをもたせれば、さらに開放的な空間になるでしょう。

洗濯物を干して実用的に利用することはもちろん、お子さんを遊ばせたり家庭菜園を楽しんだり、ソファセットを置いてくつろぐのもおすすめです。

 

＞＞＞上記以外のプランも見てみる

 

■まとめ

注文住宅の建物予算1,500万円で、どのような間取りがつくれるのか詳しくご紹介しました。

建物に掛ける予算の全国平均が3,534万円であることから、かなりコストを抑えた家づくりが求められます。

 

そこで今回は企画型注文住宅に注目して、事例とプランの一部をまとめてお伝えしました。

1,500万円の予算であっても、部屋数や収納など充実した間取りが多く、快適な生活がイメージできます。

 

弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。

モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせ下さい。

生活に合った間取り計画についても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。

 

 

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