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家づくりコラム
【2021年】家を建てるタイミング│ライフイベントや年齢も考慮
家を建てるタイミングは、ライフイベントや年齢などを踏まえて決めていきましょう。
建てたいと思った時も、ある種のタイミングなのかもしれませんが、しっかりと計画を建てることで、生活に負担がかかりにくくなります。
さらに社会的背景や、さまざまな制度も考慮すると、補助や控除をうけやすくなるので、新生活のための資金に余裕がうまれます。
人生において一番大きな買い物となりえるので、しっかりとベストなタイミングを見極めていきましょう。
いつか家を建てたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
コラムを読んでわかること
- ライフイベントの中で、家を建てるきっかけになるタイミング
- 年代別、家を建てるメリットとデメリット
- 2021年は家を建てるのにベストなのか
- 2021年に家を建てると受けられる助成金など
ライフイベントで家を建てるタイミングを決める
家を建てるタイミングとして、人生の節目となるライフイベントもいいきっかけになります。
ライフイベントを見据えて資金を貯めるのもいいですし、必要に駆られて背中を押されるのもありです。
これからあげていくライフイベントが、あなたの人生設計にあるのなら、家を建てるタイミングとしてみてはいかがでしょうか。
結婚したタイミングで家を建てる
結婚をするタイミングで、パートナーと住むための家を建てるケースも多くあります。
2人のライフプランに、いずれ家を建てる計画があるのなら、家賃を住宅ローンにあてるのも賢い選択です。
また結婚年齢が上がったことによって、ある程度の資金が手元にたまっている場合は、家を建てる計画がスムーズに進むでしょう。
早くに家を建ててしまえば、定年退職前にローンの支払いが終わり、老後の生活にゆとりがうまれます。
これから結婚を予定している方は、家を建てるタイミングとしていいきっかけにしてはいかがでしょうか。
子どもを授かったタイミングで家を建てる
妊娠したタイミングで家を建てる場合もあります。
妊娠中はいろいろと大変なんじゃないかと思われがちですが、このタイミングに家を建てるのはメリットが多い印象です。
①子育てがしやすい間取りにする
子どもがいるか、夫婦2人かでは間取りも大きく違ってきます。
最近は子ども部屋と別で、リビングにスタディスペースをつくるのも人気です。
また中庭を作って、安全に子どもを遊ばせたり、収納スペースを広げたりするのもいいですね。
子育てがしやすい間取りは、子どもがのびやかに過ごせるだけでなく、ママ・パパも快適に過ごせます。
妊娠したタイミングで家を建てる計画を進めると、その後のライフスタイルにマッチした間取りにすることができます。
さらに間取りだけでなく、子どもを育てやすい環境は、家を建てる周辺環境も深く関わってきます。
学校や公園、交通量や治安など、大人だけの住まいでは意識を向けない部分も考慮する必要があります。
家を建てる際に、土地探しからスタートする場合は、子育てしやすい環境かも確認していきましょう。
②打合せが楽に進む
お腹の中に赤ちゃんがいる状態で打ち合わせをするのは体力的に大変ですが、小さな子どもを連れて打合せをするのはさらに大変です。
赤ちゃんがぐずったり、小さな子どもがお店の中で走り回ったりと、話が進まないし内容が頭に入ってきません。
家を建てるとなると、住宅ローンを借りる銀行や、建築を依頼する工務店、設備などが展示してあるショールームなどに何度も足を運ぶことになります。
お腹の赤ちゃんとママの体調に配慮しながら、ゆっくりと打合せをして、納得のいく家づくりをしていきましょう。
③引越しが楽にすむ
子どもが産まれる前に新居に移れた方が、引越しが楽にすみます。
子どもが産まれるとかなりの荷物が増えますし、赤ちゃんのお世話をしながらの荷造り・荷ほどきは大変です。
赤ちゃんのための家具などを新調する場合は、新居に直接運んでもらうのもいいですね。
大人だけの荷物といっても、妊娠中に重たい物を持つのはもちろんNGなので、引越し業者にできるだけ助けてもらいましょう。
子どもが小学生になるタイミングで家を建てる
子どもが小学生になるタイミングで家を建てると、入学する学校を選ぶことができます。
入学させたい学校があるから引っ越しをする家庭もあるほど、6年間の学校生活は重要です。
学校の設備や校風、学習環境や通学路など、出来る範囲で調べてみましょう。
公立の学校であれば住んでいる校区で学校が決まるので、校区内で土地が見つかるかがポイントです。
小学校の中高学年になると、お友達との別れが辛かったり、転入生になりたくなかったりで、引越しを嫌がる傾向にあります。
その前に、子どもの生活拠点を固めて上げれるといいですね。
因みにもし入学のタイミングまでに引越すことができなくても、土地の購入や建築契約などの提示をすれば、新居の校区扱いも可能です。
転勤がなくなったタイミングで家を建てる
転勤をくり返すお仕事の方は、転勤がなくなったタイミングで家を建てることを検討する方も多くいらっしゃいます。
これには2つのケースがあるので、それぞれお伝えしていきます。
①ある程度の時点で転勤がなくなる場合
企業によっては、ある一定の時期になると移動が落ち着き、一か所に留まることができるケースがあります。
その土地を気に入って根付いてもいいと判断できれば、家を建てることを検討するのもいいですね。
②転勤がなくなる=定年退職
転勤が定年まで続く場合は、定年後に家を建てることを計画する方も多いです。
転勤先で家を借りる場合は住居費などの手当てが厚い傾向にあるので、その分貯蓄を増やすことができます。
もちろん退職金も合わせてキャッシュで建てることも可能です。
歳を重ねた親の住む地元に帰って新居を構えるのも、孝行ができていいですね。
ここまでで、家を建てるタイミングをライフプランに合わせてお伝えしてきました。
次に年齢別に家を建てるタイミングとしてどうなのか見ていきましょう。
年齢で家を建てるタイミングを決める
年齢を考慮して家を建てるタイミングを決めるのも一つです。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、参考にしてください。
20代で家を建てるメリット・デメリット
- メリット
20代で家を建てるメリットは、住宅ローンの完済年齢が低いことです。
定年退職前に完済できるので、老後の生活にゆとりがもてます。
- デメリット
デメリットとしては、高い額の住宅ローンが組めないことです。
住宅ローンの借入額は年収が大きな判断基準になるので、収入が低い時期の20代では、希望額の借り入れができないかもしれません。
30代で家を建てるメリット・デメリット
- メリット
30代で家を建てるメリットは、住宅ローンが組みやすいことです。
20代の頃と比較すると、ある程度の年収と安定があるので、十分な額の借り入れが可能になります。
- デメリット
30代で家を建てるデメリットは、定年退職前に住宅ローンの完済が難しくなることです。
35歳で35年ローンを組むと完済年齢が70歳になります。
もし60歳までに完済計画をたてると、毎月の支払い額が大きくなり生活の負担になるでしょう。
40代以降で家を建てるメリット・デメリット
- メリット
40代以降に家を建てるメリットは、ライフプランの安定があることです。
家族構成も安定し、両親の介護の形も見えてくる時期に入ります。
今後の生活とズレのない家づくりがしやすくなります。
- デメリット
住宅ローンから見たデメリットは30代と同じですが、気持ちの面で少し違いがあります。
それはやっと手に入れたマイホームで、子どもと暮らす期間が短いことです。
大学に入学して1人暮らしを始めたり、結婚して家を出たりと、子どもの生活に大きな変化が起こりだします。
とはいえ、帰ってくる家を構えられたことは大きなメリットと言えそうですね。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、家づくりのために年代別の資金計画を意識していきましょう。
ライフプランや年齢を考慮した上で、今がそのタイミングだと感じた方にとって、2021年がおすすめの年なのか解説して行きます。
2021年は家を建てるタイミングとしておすすめ
2021年は家を建てるタイミングとしてベストなのか、土地の価格や住宅金利、住宅補助金などを確認していきましょう。
土地の価格が下落
国土交通省の調べによると、2021年の地価公示は昨年と比較して下がっている状態です。
(引用資料:国土交通省 令和3年地価公示 全国の地価動向)
上記の表は地価公示の推移を色で示したものです。
黄色~ピンクなどの暖色系が地価公示の上昇地域、ブルー系が地下工事の下落地域を表します。
令和2年より3年の方が、青い地域が増えているのがよくわかります。
都道府県の数でいうと、令和2年はブルー部分が24カ所に対し、令和3年は38カ所に増加。
さらに濃ゆい青色が増えていることから、下落幅が大きいことが理解できます。
地価公示とは、国土交通省不動産鑑定士が土地の評価を毎年3月に公開するもので、一般の土地取引の指標になります。
地方によっては高騰してる部分もありますが、全国の平均としては土地を購入するタイミングとしていいと時期といえます。
住宅ローンの金利が低い
住宅ローンは、低い金利をキープしている状態です。
下の表は住宅金融支援機構が、民間金融機関の住宅ローン金利をまとめたもので、「住宅ローンの金利推移」をあらわしています。
約30年間かけて住宅ローンの金利が低迷下し、低い水位のまま長く続いていることが分かります。
(引用元:https://www.flat35.com/loan/index.html)
固定金利期間選択型(10年・3年)、変動金利の動きがグラフで表されています。
気になるのはこの低金利時代がまだ続くのかという点ですね。
金利が決まる背景には、日銀の政策金利や債券市場の影響があります。
日銀は消費者の活性化により、経済効果を上げる政策がかかげられているため、基準金利の大幅な引い上げは考えにくいと思われます。
さらに基準金利から銀行の優遇幅を差し引いて金利が決定されますが、この優遇幅においても各銀行の競争が激しく行われているので、大きく上がるとは考えにくい状態です。
低金利の下げ幅はこれ以上期待できないので、今後は横ばい、又は若干の上昇水位が予想されます。
補助金について
住宅関連の助成金や、補助金などはさまざまで、対象者や設備の条件や、申請の期限など注意が必要です。
【地域型住宅グリーン化事業補助金】
省エネ性能や耐久性に特化した木造住宅などの改修や、三世代同居の支援を目的としています。
補助金の対象となる住宅は、先に示した高性能省エネの木造住宅です。
補助金額は対象住宅の性能などによって区分けされ、一戸あたり50~140万円になります。
(参考元:地域型住宅グリーン化事業)
【ZEH補助金制度】
ZEH(ゼッチ)とは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、その名の通りエネルギー0の家を対象にした制度です。
補助金額は60~で、設備によって上乗せされていきます。
(参考元:経済産業省 資源エネルギー庁)
【地域の住宅補助金】
さらに各地域の自治体ごとに、住宅支援のための補助金が用意されている場合があります。
「地域名 住宅補助金」などで検索するか、市役所に問い合わせてみましょう。
まとめ
家を建てるタイミングとしてライフイベントや年齢、さらには2021年がタイミング的にベストなのか解説してきました。
ライフイベントだけを軸にして家を建てたり、金利だけを見て申請を急ぐのではなく、自分のタイミングを総合的に判断することをおすすめします。
20代30代で家を建てるメリットは大きく、定年前のローン完済がありました。
一方で収入低いことから、希望額が借りにくいというデメリットもあります。
借入額はさまざまな観点から算出されたものなので、ムリに引き上げるのはおすすめできません。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号