田舎と都会、住むならどっち?メリット・デメリットなど特徴、人気や判断基準など総合的に解説

マイホームや将来の暮らしを考えるなかで、「田舎と都会、住むならどっちがいいのだろう」と迷うことも多いです。
近年は地方移住への関心が高まっている一方で、利便性や収入面への不安も根強くあります。
住む場所の選択は、経済性や交通事情、住環境、人間関係、キャリアの可能性などの要素を冷静に整理し、自分たちのライフスタイルに照らして判断することが大切です。
そこで本記事では、田舎と都会の違いやそれぞれのメリット・デメリットを客観的なデータとともに整理しながら、第三の選択肢も含めて総合的に解説します。
後悔しない住まい選びをするための判断材料として、ぜひ参考にしてください。
このコラムのポイント
-
田舎と都会それぞれの特徴や違いを、データを交えて整理しています
-
地方移住への関心と、その際に抱かれやすい懸念点を解説します
-
「トカイナカ」という第三の選択肢についても紹介します

INDEX
「田舎」と「都会」はどっちがいいのか、人気なのか

結論からいえば、田舎と都会のどちらがいいかはライフスタイルによります。
高い収入と利便性、または、住環境とゆとりのどちらを重視するかによって、最適な選択肢は変わります。
ただし、近年は地方移住への関心が高まっており、国土交通省の発表によると、東京23区では地方移住に「やや関心がある」とする割合が32.8%から35.7%へ上昇しました。
さらに23区内の20代に限ると、43%以上が地方移住に興味を持っているという結果も示されています。
一方で同資料では、地方移住にあたっての懸念点も調査されており、主に以下の点について懸念を示す声が多く見られました。
- 仕事や収入:約51%
- 買い物や公共交通などの利便性:約27%
- 人間関係や地域コミュニティ:約26%
こうした背景から、都会か田舎かの二択ではなく、首都圏1時間圏内の郊外といった中間エリアも有力な選択肢といえます。
>関連コラム:家族世帯が東京郊外で住みやすい街とは│一戸建ての相場やエリア選びのポイントもご紹介
参照:国土交通省「移住・二地域居住等促進専門委員会 中間とりまとめ 配布資料>参考資料集【令和6年1月9日公表】」
田舎と都会の違いを確認│5つのポイント紹介

田舎と都会の違いは、経済性や交通事情、住環境、人間関係など、暮らしに直結する複数の視点から整理することが大切です。
ここでは、田舎と都会の違いを見極めるためのポイントを5つご紹介します。
(1)経済性と移動手段
田舎と都会の違いとしてまずあげられるのが、経済性と移動手段です。
経済面では、一般的に都会のほうが賃金水準は高い傾向にあります。
事実、厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、全国平均賃金は330.4千円となっており、これを上回ったのは以下の4都府県のみです。
- 東京都(403.7千円)
- 神奈川県(355.8千円)
- 愛知県(322.6千円)
- 大阪府(348.0千円)
最も賃金の低かった宮崎県(259.8千円)と最大で約14万円程度も差があることから、田舎と都会の経済格差は大きいと判断できます。
また、移動手段においても両者には明確な違いがあります。
都会ではJRをはじめとする鉄道網が発達し、路線バスや地下鉄など複数の交通手段を利用できるため、車を所有しなくても通勤が可能なケースが多いです。
一方、田舎では鉄道やバスの本数が限られている、あるいは整備されていない地域もあり、自家用車が通勤の前提となる場合も珍しくありません。
収入水準と通勤環境の両面から、自分たちの働き方に合ったエリアを検討することが重要です。
参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況>都道府県別」
(2)利便性と選択肢の種類
利便性と選択肢の多さも、田舎と都会を分ける大きなポイントです。
都会は、商業施設や医療機関、教育機関、行政サービスなどが集積しており、生活に必要な機能が身近にそろっています。
スーパーやコンビニの数はもちろん、専門性の高い病院や多様な習い事、塾なども選択肢が豊富です。
買い物や外食の幅も広く、選べること自体が都市生活の価値のひとつといえます。
一方、田舎では施設の数そのものが限られる場合があります。
大型商業施設や総合病院まで距離があるケースもあり、日常の移動には車が前提となる地域も多いです。
ただし近年は、オンラインショッピングやリモート診療、在宅ワークの普及などにより、地域間の利便性の差は徐々に縮まりつつあります。
すべてが都市部に集中しなければ成り立たない時代ではなくなってきている点も、押さえておきたいところです。
(3)人間関係やコミュニティの濃淡
人間関係の距離感やコミュニティのあり方も、田舎と都会では大きく異なります。
都会は人口が多く、人の入れ替わりも活発なため、近隣との関係は比較的さっぱりしています。
必要以上に干渉されることが少なく、プライバシーを保ちやすい環境です。
対して田舎は、地域コミュニティが密接であることが特徴です。
自治会や地域行事への参加などを通じて顔の見える関係が築かれやすく、困ったときに助け合える安心感があります。
ただし、その分人間関係の距離が近く、価値観の違いがストレスになる場合もあります。
(4)住環境と自然の有無
都会と田舎は住環境と自然の豊かさにも、大きな違いがあります。
政府統計「住宅・土地統計調査」によると、日本全国の非木造民間賃貸住宅の平均家賃は約6万8,000円です。
上記統計のうち、東京都は約9万8,000円、神奈川県は約7万9,000円と、全国平均を上回っています。
このことから都市部では家賃水準が高く、同じ予算でも住居面積が限られる傾向があることがわかります。
一方、田舎や郊外では、比較的家賃や土地価格が抑えられるため、広い住まいを確保しやすい点が特徴です。
庭付き住宅や駐車場付き物件も選びやすく、ゆとりある住環境を実現しやすいです。
また、自然環境も都会と田舎では大きく異なります。
都会では公園や緑地は整備されているものの、日常的に豊かな自然に触れられる機会は限られています。
しかし、田舎では山や川、海などが身近にあり、四季の変化を感じながら暮らせるため、子育て世帯にとっては、のびのびと遊べる環境であることが魅力です。
参照:e-Stat 政府統計の総合窓口「住宅・土地統計調査」
(5)キャリアと娯楽の量
キャリアの可能性と娯楽の選択肢も、田舎と都会を比較するうえで欠かせない視点です。
まずキャリア面では、都市部のほうが企業数そのものが多いという明確な差があります。
中小企業庁の統計によると、東京都は中小企業が419,013社、大企業が4,582社存在しており、全国で最も企業数が多い地域です。
一方で、鳥取県は企業数が最も少なく、中小企業が19,550社、大企業は18社にとどまっています。
この差からもわかるように、地方では企業の絶対数が少なく、業種や職種の選択肢が限られる傾向があります。
とくに大企業は都会に集中する傾向がより強いため、大企業志向のキャリア形成を目指す場合は都会のほうが有利です。
また、娯楽についても都会のほうが圧倒的に楽しめる環境が整っています。
少し古いデータになりますが、平成25年に国土交通省で行われた調査によると、人口20万人以上の都市は、映画館や有名チェーン店などの立地確率が高まると示されています。
対して人口4,000人程度の自治体では、娯楽施設は喫茶店や酒場などに限定される傾向があり、選択肢は少ないです。
参照:中小企業庁「中小企業の企業数・事業者数>都道府県・大都市別企業数、常用雇用者数、従業者総数」
参照:国土交通省「第8回(平成26年5月30日)>資料4-3」
移住前に知っておきたい「都会」と「田舎」のメリットデメリット

都会と田舎には、それぞれ明確なメリットとデメリットがあります。
移住や住み替えを検討する前に、いい面だけでなく注意すべき点も整理しておくことが大切です。
都会のメリットデメリット
まずは、都会に住む場合の主なメリットとデメリットを整理します。
【メリット】
- 賃金水準が高く、キャリアの選択肢が豊富
- 公共交通網が発達しており、移動がしやすい
- 医療・教育・商業施設が充実している
- 娯楽や文化施設の選択肢が多い
【デメリット】
- 家賃や物価が高い傾向にある
- 通勤ラッシュや混雑によるストレスが大きい
- 住居面積が限られやすい
- 自然環境が少ない
都会は仕事や生活の選択肢が多く、利便性を重視する方に適した環境です。
一方で、生活コストや混雑による負担も大きいため、自然環境が豊富ななかでゆとりある生活をしたい方には向いていません。
田舎のメリットデメリット
田舎に住む場合の主なメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 家賃や土地価格が比較的安く、広い住まいを確保しやすい
- 自然が身近にあり、静かな環境で暮らせる
- 通勤ラッシュや混雑が少ない
- 地域コミュニティのつながりが強い
【デメリット】
- 企業数が少なく、キャリアの選択肢が限られやすい
- 公共交通が少なく、車が必須となる地域が多い
- 商業施設や医療機関の数が限られる
- 人間関係の距離が近く、合わない場合にストレスになりやすい
田舎は住環境や自然を重視する方にとって魅力的な選択肢です。
一方で、仕事や利便性の面では制約が生じやすいため、自分たちの働き方や価値観との相性を見極めることが大切です。
都会と田舎の中間「トカイナカ」の選択肢

居住場所を選ぶ際には、都会と田舎のどちらかを選ぶのではなく、その中間に位置するエリアを選ぶという考え方もあります。
いわゆる「トカイナカ」は、利便性と住環境のバランスを取りたい方にとって現実的な選択肢です。
首都圏から1時間圏内の郊外であれば、都市部へのアクセスを確保しながら、比較的ゆとりのある住まいを実現しやすくなります。
通勤や通学の利便性を保ちつつ、住宅価格や土地価格を抑えやすい点は大きな魅力です。
例えば、以下のような地域は利便性とゆとりある住環境を両立しやすいです。
- 東京都八王子市
- 千葉県木更津市
- 千葉県習志野市
これらの地域は、都会ほどの混雑はなく、田舎ほどの不便さも感じにくいちょうどいい距離感を備えています。
実際にアクティブハウスは、こうしたトカイナカエリアにモデルハウスを展開しており、都市と自然のバランスを意識した住まいづくりを提案しています。
気になる方は、実際のモデルハウスで住み心地や周辺環境を確かめてみてはいかがでしょうか。

所在地〒192-0012 東京都八王子市左入町543-10
電話番号042-610-2802
FAX番号042-633-4772
営業時間10:00~18:00(火・水曜定休)
▼アクティブハウス八王子の詳細を見る

所在地〒292-0066 千葉県木更津市新宿1-3 柴野ビル1F
電話番号0438-97-6776
FAX番号0438-38-4680
営業時間10:00~18:00(火・水曜定休)
▼アクティブハウス木更津の詳細を見る
>関連コラム:八王子の注文住宅が人気な理由|おすすめエリアと土地相場情報も
向いているのはどっちか│失敗しない選び方の基準

向いているのはどっちか│失敗しない選び方の基準
都会と田舎のどちらが向いているかは、世間の人気ではなく、自分たちの価値観やライフスタイルによって決まります。
まず確認したい主な判断基準は、以下のとおりです。
- 収入と住宅費のバランスをどこまで重視するか
- 出社中心か、リモートワーク中心かといった働き方
- 子育て環境を優先するか、キャリア形成を優先するか
- 車を所有する前提の生活が可能か
- 人間関係の距離感をどう考えるか
例えば、収入を最大化したい、業種の選択肢を広く持ちたいという場合は、都会のほうが適している可能性があります。
一方で、住環境の広さや自然の近さ、生活コストの安定を重視するのであれば、田舎や郊外が向いているケースも多いです。
また、完全な都会型・田舎型にこだわらず、首都圏郊外などの「トカイナカ」という選択肢を視野に入れることで、バランスの取れた暮らしを実現できる場合もあります。
大切なのは、どちらが正解かではなく、自分たちにとって無理のない暮らしは何かを基準に考えることです。
>関連コラム:「郊外移住」におすすめの地域、成功させる「8つの方法」を解説│メリット、デメリットなど特徴もご紹介
まとめ│ちょうどいい暮らしを「アクティブハウス」で実現
田舎と都会のどちらが正解かは、人それぞれの価値観や働き方によって異なります。
収入や利便性を重視するなら都会、住環境や自然を重視するなら田舎が向いている可能性が高いです。
しかし実際には、その中間にある「トカイナカ」という選択肢も広がっています。
都市へのアクセスを確保しながら、ゆとりある住まいと落ち着いた環境を手に入れる暮らし方は、これからの時代に合った現実的な選択肢のひとつです。
アクティブハウスは、八王子・木更津など都市と自然のバランスが取れたエリアでモデルハウスを展開し、無理のない資金計画と暮らしやすさを両立した住まいを提案しています。
最適な家づくりには、自分たちにとってのちょうどいいを見つけることが大切です。
理想のライフスタイルから逆算した住まいづくりを、アクティブハウスで検討してみてはいかがでしょうか。
▶アクティブハウスの施工事例はこちら
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせください。
子育てしやすい間取りについても、これまでの経験を活かしご提案いたします。
関東・東海エリアで高気密・高断熱のローコスト住宅をご希望の方はアクティブハウスにご相談ください

ローコストでありながら、注文住宅のような自由度のある企画型注文住宅。
関東・東海エリアで高気密・高断熱のローコスト住宅をご希望の方は、アクティブハウスにご相談ください。
- 使い勝手のいいキッチンをつくりたい
- 毎月の支払いが、今の家賃より安い家を建てたい
- 家を建てたいけど、全くイメージがもてない
- 家族構成に合った家づくりの提案をしてほしい
- 丈夫で過ごしやすい家にしたいけど、お金はかけたくない
- 今どきのオシャレな家に住みたい
「住宅ローンや土地探しもしていないけど、取りあえず話を聞いてみたい」そんな0からのスタートにもお役に立ちます。
ローコストを実現できているのは、プランを設定することで大幅なコストカットができているからです。
さらに土地探しから建築、アフターサポートまでを自社がまとめて対応、共同ネットワークによる仕入れ値の引き下げ。
ローコストでありながら、耐久性が高く快適な住まいづくりをお約束します。
アクティブハウスでは、企画型注文住宅の全てがわかる資料ご用意しています。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
WRITER
記事監修者
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅
アクティブハウス
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号






