家づくりコラム

注文住宅は建売住宅やマンション購入と比較して高額な印象ですが、実際どれくらいの価格で購入することができるのでしょうか。

新築住宅の価格を事例をもとにご紹介するので、家づくりの参考にしてください。

今回ご紹介する注文住宅は、企画型注文住宅になります。

建物のスタイルテーマ・イメージカラー・ルームプラン・ルーフタイプ（屋根）を用意されたプランの中から選ぶと、ローコストな住宅を建てることができます。

プランに自由設計をプラスすることもできるので、理想通りの家づくりが叶います。

これから新築計画を進めたいけど価格感を知りたいという方は、ぜお役立てください。

コラムを読んでわかること

• 企画型注文住宅はどのくらいの価格で家を建てることができるのか
• 事例の価格をもとに間取りや外観のポイント
• 新築住宅の価格が高くなるよういんや、価格を抑えるコツ

注文住宅の価格│事例をもとにご紹介

注文住宅の事例をもとに、建物の価格をご紹介します。

こちらの価格は、付帯工事費除く建物本体価格になります。

付帯工事費とは建物以外に必要な工事費用のことで、門塀・車庫・電気やガスの引き込み・地盤改良費などさまざまです。

付帯工事費除く建物本体価格の1,000万円台、2,000万円台、3,000万円台とわけてお伝えします。

間取りのポイントなども一緒に確認していきましょう。

注文住宅の価格│1000万円台の事例をご紹介

＞＞＞【事例】収納スペースをたくさん設けた無駄のないお部屋

• 建物本体価格：1,530万円（税込）
• 家族構成：夫婦 ＋ 子供2人
• 延床面積：103.09 m² （31.18 坪）
• 担当店舗：activehouse みよし店
• 建築場所：愛知県 豊田市
• 建築年月日：2021年1月

30坪を超える家づくりが1,000万円台でできるのは、企画型注文住宅の魅力といえるでしょう。

プランと聞くとかなり制限があったり、少ないパターンから理想に近い物を選ぶイメージかもしれません。

しかし工務店やメーカーによっては100を超えるプランの中から選ぶことができるので、より理想に近づけることが可能です。

こちらの間取りのポイントはバルコニーやベランダがないことです。

最近では洗濯物に花粉や黄砂、排気ガスなどが付くことを懸念して、外干しするご家庭が減ってきました。

洗濯物を干さないとなると、建物につくられる外スペースの必要性が無くなるので、間取り計画から省かれることになります。

バルコニーやベランダを作らないことも、新築価格を抑えるポイントとなるでしょう。

また事例の間取りは収納スペースが充実しているのも特徴にあげられます。

新築時に収納を造作すると、天井高まで収納をつくることができるので、床面積を有効利用することができますし、家具を購入する必要がありません。

しかし収納をつくるとそれだけ壁が増えるので、材料と手間が増えることになります。

事例のウォークインクローゼットやパントリー、脱衣室の収納や玄関収納などには扉を付けていないので、その分の価格を抑えることができます。

• お客様の目に入りにくい収納
• 収納品の取り出しが頻繁な収納
• 収納品の整理がしやすい収納

この様な収納は、手間と材料費を抑えるために建具（扉）を設けない選択も検討してみましょう。

注文住宅の価格│2000万円台の事例をご紹介

＞＞＞【事例】こだわりの和室と家事動線が考えられたお家

• 建物本体価格：2,070万円（税込）
• 家族構成 ：夫婦 ＋ 子供1人
• 延床面積：107.64 m² （32.55 坪）
• 担当店舗：activehouse 一宮店
• 建築場所：愛知県 長久手市
• 建築年月日：2020年5月

外観がシンプルな形状は価格を抑えることができますが、シンプルになり過ぎておしゃれ感が無くなる場合もあります。

事例の外観はほとんど真四角の総二階建て住宅ですが、デザイン性が加えられているのでおしゃれな印象です。

• バルコニーを設けて外観に複雑さをプラスしている
• 外壁を一部アクセント（木）にしている
• 片流れ屋根でスタイリッシュな印象に

外観に木材を利用するのは他の家との差別化もなりますし、温かい雰囲気を加えることができます。

本物の木材を利用すると初期費用が高くなるだけでなく、メンテナンスも必要になるので、価格での負担が大きくなりがちです。

最近では木目をデザインしたサンディングも優秀なので、価格を抑えたい場合は取り入れることを検討してみましょう。

リビングには吹き抜けが設けられているので、天井が大きく広がり開放的な空間に仕上がっています。

さらに通風や採光にも有効に働くのでスペース全体を快適に整えることができます。

しかし上階の床面積を狭くするので、必要な間取りを整えることができないと諦めてしまうケースも少なくありません。

事例のように総二階建ては上階の床面積が十分にあるので、吹き抜けを作りながらも必要な部屋数を確保しやすくなります。

家族の気配が感じられる吹き抜けをつくって、コミニュケーションを増やしていきましょう。

注文住宅の価格│3000万円台の事例をご紹介

＞＞＞【事例】家族に合わせて変えられる間取りとこだわりの中庭

• 建物本体価格：3,050万円（税込）
• 家族構成：夫婦 ＋ 子供4人
• 延床面積：177.21 m² （53.61 坪）
• 担当店舗：activehouse 一宮店
• 建築場所：愛知県 一宮市
• 建築年月日：2020年12月

外観が複雑にデザインされていて、高級感がありおしゃれな印象です。

リビングに設けられた大きな3枚の掃き出し窓に加えて、中庭も設けられているので、かなり開放的な間取りになっています。

外観を複雑にしたり窓を多く設けたりすると、使用する材料が増えたり施工に手間がかかるので価格が高くなります。

中庭を設けるにも採光や出入りのために掃き出し窓を設置したり、水はけをよくするための排水を整えたりと工程を増やすことになるでしょう。

事例のような「ロの字型」の中庭は特に水はけが悪くなると、湿気がたまってカビの原因になり兼ねないので注意が必要です。

このように工事が複雑になると工期がながくなるので人件費がかさむことも、価格が高くなる要因の一つです。

価格を抑えようと企画型注文住宅のプランから選ぼとしても、注文住宅の魅力である自分の理想を全て叶えることはできないかもしれません。

企画型注文住宅のプランと自由設計を上手くかけ合わせて、理想の家づくりを予算内で計画していきましょう。

まとめ

注文住宅はどのくらいの価格で建てることができるのか、事例をもとにご紹介しました。

それぞれに延べ床面積の違いもありますが、外観や間取りのポイントを見ると、価格の相場を感じられたはずです。

今回ご紹介した企画型注文住宅は、用意されたプランから新築設計に必要な項目を選択することで、価格を抑えた家づくりが可能になります。

プランに自由設計を加えて、理想の家づくりを予算内で計画していきましょう。

弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。

モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせ下さい。

リビング収納に最適な間取りについても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。

愛知・千葉で企画型注文住宅をお考えの際は、アクティブハウスにご相談ください

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