COLUMN

家づくりコラム

ウォークスルークローゼットの失敗しない考え方を間取り図で解説

ウォークスルークローゼットの間取り図

 

最近新築住宅で見かけることが増えたウォークスルークローゼットの間取り。

効率的で便利な使い勝手とデザイン性を兼ね備えたウォークスルークローゼットは、年々人気が上昇しています。

しかし注意すべきデメリットもあり、知らずに選ぶと失敗や後悔につながることも・・・。

今回はウォークスルークローゼットの間取り図を見ながら、メリット・デメリットや失敗しないコツなども覚えておきましょう。

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コラムを読んでわかること

  • ウォークスルークローゼットのメリット・デメリット両方解説します。
  • 失敗しないウォークスルークローゼットの作り方を学びましょう

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目次
​ウォークスルークローゼットとは
ウォークスルークローゼットのメリット
ウォークスルークローゼットのデメリット
ウォークスルークローゼットの基本間取り
ウォークスルークローゼットの失敗しない考え方

 

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ウォークスルークローゼットとは

ウォークスルークローゼットの間取り図3

人が中に入ることができる大きな収納に、出入り口を2つ付けて通り抜けられるようにするのがウォークスルークローゼットの間取りです。

出入り口が一か所のウォークインクローゼットと比べて、動線や使い勝手のバリエーションが広がるのがウォークスルークローゼットの魅力。

ただし広い設置スペースが必要になるため、床面積や予算、ライフスタイルも踏まえ総合的に判断することが大切です。

良い面・悪い面両方をしっかり把握し、必要かどうか判断できるように準備しておきましょう。

 

ウォークスルークローゼットのメリット

ウォークスルークローゼットの間取り図2

 

使い勝手がいい

移動しながら衣類を出し入れできるウォークスルークローゼットは、使い勝手の良い点が大きなメリットです。

中に入って衣類を一覧できるため出し入れ効率が良く、うまく棚を配置すれば奥の物が取りにくくなることもありません。

今日のコーディネートを考えたり、お子さんの制服をパッと取り出したり、さまざまなシーンでメリットがあります。

 

回遊動線をつくれる

通り抜けできるウォークスルークローゼットは、効率の良い回遊動線をつくれるのも魅力ポイント♪

回遊動線とは行き止まりのない間取りのことで、引き返す必要が無いため効率良く家事や生活をこなせます。

また回遊動線は移動ルートの選択肢が多くなるため、シーンに応じて効率よく家事をこなしやすいのもメリット。

ウォークスルークローゼットをショートカットにすれば、移動の負担が減って家事をラクラクこなせますよ♪

 

湿気が溜まりにくい

一般的なクローゼットは奥に湿気が溜まりやすくいですが、ウォークスルータイプなら空気の流れをつくって対策が可能です。

扉に換気口を設けたり、オープンタイプにしたりすれば、一か所に空気がとどまるのを防いでカビが生えにくくなります。

 

アパレルショップのようなデザイン

内部が広いウォークスルークローゼットは、デザインにこだわってアパレルショップのような雰囲気をつくれるのも魅力的。

普段目に触れる場所ではないので、思いきり好みのカラーやデザインを盛り込むのも素敵ですね♪

 

明るい空間にしやすい

ウォークスルークローゼットは二か所に出入り口があるため、奥まで明るい空間をつくりやすいのも特徴です。

電気をつけなくても洋服を目視でき、さわやかな雰囲気のなかで着替えやコーディネートを楽しめます♪

 

ウォークスルークローゼットのデメリット

大きなウォークスルークローゼット

広い床面積が必要

ウォークスルークローゼットは収納スペースだけでなく通路があるため、比較的広めの床面積が必要になります。

家族の人数が多かったり、土地面積に限りがあったりすると、採用するのが難しいケースも。

ムリにウォークスルークローゼットを採用すると、居住スペースが圧迫されてしまう可能性もあります。

 

コストが高くなる

出入り口が二つ必要になるウォークスルークローゼットは、必然的に材料費と施工費も高くなります。

ただし2つの収納を1つにまとめてファミリークローゼットにするなど、上手に活用すればコストを抑えることも可能です。

 

収納が通路につぶされる

クローゼット内に通路があるということは、床面積の割に収納量が少なくなるのも注意すべきデメリットです。

広いウォークスルークローゼットをつくったのに、意外とモノが入らず収納不足になるケースも考えられます。

 

配置が難しい

回遊動線やショートカットにもなるウォークスルークローゼットですが、選択肢が多い分レイアウトや配置の難易度は高くなります。

あまり意味のない場所に出入り口を設けてしまうと、かえって住まい全体の動線効率が悪くなってしまうことも。

回遊動線としての効果を発揮するためには、住まい全体のバランスとつながりを精密にシミュレーションする必要があります。

 

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ウォークスルークローゼットの基本間取り

二型のウォークスルークローゼット

I型

直線通路の片側だけに収納棚を設けるタイプで、比較的省スペースに設置が可能です。

通常の廊下を拡張してI型ウォークスルークローゼットにするのも良いですね。

ただし収納量は控えめなので、住まい全体で計算する必要があります。

 

Ⅱ型

通路の両側に収納棚を設けるタイプで、I型より収納力が高くファミリークローゼットなどに向いています。

その分床面積は増えるので、居住スペースとの兼ね合いが難しいレイアウトです。

 

L型

文字通りL字型に折れ曲がったタイプで、収納棚が2面になるため家族の衣類を分類しやすいのが特徴。

間取りの角や空きスペースなどを活用するのがおすすめです。

 

U型

U字型に折れ曲がったウォークスルークローゼットは、収納を3面作れるので大容量化が可能。

収納量と使い勝手に優れますが、その分必要スペースと設計難易度も高めです。

 

ウォークスルークローゼットの失敗しない考え方

ウォークスルークローゼットの内部

本当に必要か確認

ウォークスルークローゼットは非常にメリットの多い間取りですが、ライフスタイルによっては必要ない可能性もあります。

大きなウォークスルークローゼットを1つ作るより、1畳のクローゼット2つに分けたほうが使いやすいかもしれません。

デメリットの方が大きいのに無理に選んでしまうと、失敗や後悔する可能性が高いです。

あこがれだけでウォークスルークローゼットを選ばず、本当に必要かどうかしっかりシミュレーションしましょう。

 

複数の役割を持たせる

広い床面積を使うウォークスルークローゼットは、収納としてだけでなく複数の役割を持たせるのも失敗を防ぐコツ。

例えばアイロンがけや裁縫ができる作業台をつくれば、収納兼家事室の二役をこなせる間取りになります。

ウォークスルークローゼットはプライバシー性が高いので、デスクを置けばワークスペースにもピッタリ♪

床面積の節約にもなりますので、収納以外の使い道も考えてみてください。

 

利用シーンをすべてシミュレーションする

前述したようにウォークスルークローゼットは設計難易度が高いため、利用シーンをもれなくシミュレーションすることが大切です。

朝起きて着替えるとき、洗濯物をしまうときなど、利用シーンによって適切なレイアウトや動線は変わります。

クローゼット内部のことだけでなく、ほかの間取りとのつながりも考えないと「こうしておけばよかった・・・」と後悔につながります。

少し大変な作業ですが、失敗・後悔を防ぐためにあらゆる利用シーンをシミュレーションしてみてください。

 

まとめ

ウォークスルークローゼットはとても便利な間取りですが、しっかりシミュレーションしないと失敗する可能性もあります。

家事スタイルによっては一般的なクローゼットの方が良いこともあるので、メリット・デメリットをしっかり吟味して選びましょう。

施工実例

 

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