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家づくりコラム
総二階住宅の特徴を活かした間取りとは?外観と間取りの事例をご紹介
敷地面積を効率よく利用できる総二階の住宅は、多く利用され続けている人気の形状です。
これまでは実用性やコスト削減などの魅力から選ばれることが多くありましたが、最近では無駄のないシンプルなデザインにも人気が高まっています。
こちらの記事では総二階建て住宅の特徴を活かした間取りについて、詳しくご紹介していきます。
実用性とデザイン性を兼ね揃えた総二階建て住宅の事例もまとめていくので、ぜひ新築計画にお役立てください。
まずは総二階建て住宅の特徴を確認していきましょう。
コラムを読んでわかること
- 総二階建て住宅の特徴や魅力
- 総二階建ての特徴を活かすと、どのような間取りを取り入れることができるのか
- 総二階建ての実際の間取りと外観
総二階とは
総二階とは、一階部分と二階部分がほぼ同じ床面積をもった家の形状のことです。
総二階は床面積を広くすることを目的として建てられるので、建築面積(建物を真上から見た形状)が四角になりがちですが、コの字やL字であっても総二階と呼ばれます。
総二階の家は外観がシンプルになりやすいので「ダサい」「シンプル過ぎる」という声が多くありましたが、最近ではそのシンプルさを活かした「モダンスタイル」への人気が高まっています。
外観の凹凸や窓を減らし白やグレー、ネイビーやブラックの単色で仕上げたモダンスタイルは現代的でおしゃれな印象です。
因みに一階部分が二階よりも広い形状を「部分二階建て」、一階部分のみで建てられる形状を「平屋」と言います。
同じ延べ床面積(家の総床面積)で比較すると、部分二階建てや平屋よりも基礎や屋根が狭くなるので、コンパクトな土地に建てやすいことや、建築費用を抑えやすいといった魅力があります。
総二階の外観については、別の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
総二階住宅の特徴を活かした間取り
総二階建て住宅の特徴を活かして、快適な間取りに整えるポイントをご紹介します。
- インナーバルコニーで開放的な外空間を楽しむ
- 吹き抜けを設けて明るくおしゃれな間取りにする
- 2階に個室を多くつくる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
インナーバルコニーで開放的な外空間を楽しむ
総二階建ての住宅は生活のベースとなる1階部分と、階段移動が必要な2階部分が同じ広さなので、間取りのバランスが取りにくい場合があります。
生活に必要なリビング・ダイニング・バス・キッチン・トイレなどを1階に整えて、2階に主寝室や子ども部屋を設ける間取りが一般的ですが、お子さんが少ない、またはご夫婦2人の住まいとなれば、2階のスペースが手持ち無沙汰になり兼ねません。
このように2階の間取りに余裕がある場合は、インナーバルコニーを設けてプライベートな外空間を楽しみましょう。
インナーバルコニーとは2階以上の一部をへこませて、下の階の天井部分につくる外スペースのことです。
ベランダのように建物から出っ張りをつくると比較的奥行きが狭くなりますが、インナーバルコニーは広くつくることができます。
そのためソファセットを置いてセカンドリビングのようにくつろいだり、友達を呼んでバーベキューを楽しんだりと利用目的が広がります。
また建物の屋根がインナーバルコニーの天井部分になるので、洗濯物を干して出かけても小雨程度であれば問題ないでしょう。
インナーバルコニーついては、別の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
吹き抜けを設けて明るくおしゃれな間取りにする
総二階は全てが二階層になっているので、間取りのどこにでも吹き抜けを作ることができます。
吹き抜けとは上階の床(下の階の天井)をつくらずに階層を空間で繋ぐ間取りのことで、さまざまなメリットがあります。
- 北側の暗い間取りに吹き抜けをつくると、上階から効率のよく採光がとれる
- 狭い間取りに吹き抜けをつくると、開放的でダイナミックな印象になる
- 1階部分に窓を設けなくても、吹き抜けにすると上階の窓を利用して採光と通風がとれる
- シンプルな内装に吹き抜けを設けると、リッチでおしゃれな雰囲気に仕上がる
吹き抜けをつくると上階の床面積が狭くなりますが、間取りに負担がいくほど広い吹き抜けをつくる必要はありません。
コンパクトな吹き抜けでも、十分にメリットを活かすことは可能です。
玄関ホールやリビング、キッチンやダイニングなど、希望の間取りに吹き抜けを設けて、明るく開放的なスペースにしていきましょう。
2階に個室を多くつくれる
総二階建て住宅の2階部分は比較的広さがあるので、個室多くつくることができます。
子ども部屋をお子さんの人数分つくったり、書斎や家事室、趣味を楽しむ部屋、また大型の収納をつくったりと、個室の利便性はさまざまです。
中心部分に階段を設置すると各部屋に繋がる廊下が短くなるので、部屋や収納に利用する面積が広くなります。
廊下をつくる目的が移動のためだけであれば、長い廊下は床面積の無駄になるので、最小限に抑える間取りを取り入れましょう。
フロアの中心に階段を設けると、全ての壁が部屋や収納に利用されるので、階段ホールが暗くなりがちです。
天窓を設けて明るさの確保もしておきましょう。
総二階建ての間取り│事例をご紹介
ここまでで総二階建ての特徴や、それを活かした間取りなどをご紹介してきました。
次に総二階建ての事例をみながら、それぞれのポイントを確認していきましょう。
自然と家族が集まるような、温かさを感じるLDK
家族構成:夫婦 + 子供2人
延べ床面積:96.46 m² (29.18 坪)
こちらの総二階建て住宅は、2階に広い子ども部屋がつくられています。
お子さんが小さな内は広いスペースのまま利用して、個室が必要になったら仕切れるよう、収納や扉、窓などがしっかりと整えられてあります。
広くつくられたインナーバルコニーは、子ども部屋・主寝室の両方と大きな掃き出し窓で繋がっていて非常に開放的な印象です。
ピュアモダンな内装と吹き抜けのある開放的なリビング
家族構成:夫婦 + 子供1人
延べ床面積:115.71 m² (35.00 坪)
リビングにつくられた大きな吹き抜けが印象的な間取りです。
2階のフロアには5つの個室を設けており、収納も充実しています。
家族のコミュニケーションがとりやすいリビング階段や、1階で身支度が整うファミリークローゼット、お子さんを見守りやすい対面キッチンと、子育てがしやすい間取りに仕上がっています。
まとめ
総二階建ての住宅は、形状もデザインもシンプルなので間取りも整えやすい印象です。
さらに総二階建ての特徴を活かして、便利でおしゃれな間取りに仕上げましょう。
- 2階フロアに余裕がある場合は、インナーバルコニーを設けて開放的な外空間を楽しむ
- 総二階建ては全てが二階層になっているので、どこにでも吹き抜けをつくって明るくおしゃれなスペースにできる
- 2階に必要な個室をつくって、それぞれの利用目的を叶える
総二階建ての新築計画で、理想の間取りを形にしていきましょう。
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号