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COLUMN
家づくりコラム
3人家族の戸建て間取り事例|暮らしやすい間取りアイデア
ご夫婦にお子さん1人の3人家族の家づくりでは、選択肢が多い分迷いが発生することも多いです。
今回は実際の3人家族が建てた間取り事例を見ながら、基本的な考え方や暮らしやすい間取りアイデアをご紹介します。
コラムを読んでわかること
- 3人家族の戸建て事例を間取り図付きで紹介します。
- 3人家族の暮らしやすい間取りアイデアをたくさん覚えましょう。
3人家族の間取りで考えるべきこと
3人家族に必要な広さ
住まいの広さの指標として国土交通省は「住宅生活基本計画」の中で次のような基準を示しています。
一般型誘導居住面積水準
2人以上の世帯 25 ㎡×世帯人数+25 ㎡
引用元:住生活基本計画(全国計画)
3人家族の場合「25㎡×3+25㎡=100㎡(約30坪)」となりますが、これはあくまで目安です。
スポーツやアウトドア趣味を楽しむならもっと広い家が必要かもしれませんし、逆にコンパクトな家で十分なケースもあります。
同じ家族構成でも必要な広さは異なるので、必ずご夫婦・お子さんのライフスタイルを基に広さを決めましょう。
子どもの成長とライフスタイルの変化
3人家族のマイホームづくりでは、成長とともに変化するお子さんのライフスタイルも見据えることが大切です。
例えば生まれてすぐの赤ちゃんはパパママと一緒に過ごすため、個室の子供部屋はすぐ必要ありません。子供部屋のある新築を建てても、最初の数年間は空き部屋になってしまいます。
また進学や就職でお子さんが家を出るタイミングも、住まいの使い方が大きく変化します。
子供部屋をそのまま残しておくケースもありますが、書斎やLDKにつなげて拡張するなど転用できるようにしておくとムダがありません。
人生はすべて計画通りに進むとは限りませんが、建てる時点のことだけを考えるのではなく、数十年先の変化までなるべく考慮しましょう。
家族が増える可能性
マイホームは数十年暮らす場所ですから、家族が増える可能性も考慮しておく必要があります。
3人家族の場合、夫婦の主寝室と子供部屋の2LDKが最小構成の間取りです。
しかし新たなお子さんの誕生や親世帯との同居など家族の人数が増えた場合、ぎりぎりの部屋数だと対応できません。
3人家族の3LDKで一部屋余裕を設けておけば、家族構成の変化にも対応しやすくなります。しかし当然各部屋のスペースや予算アップといったデメリットもあるため、3人家族のままならムダになってしまう可能性もあります。
間取りづくりを始める前に、家族や親戚まで含めた人生設計についてもしっかり考えましょう。
そもそも賃貸か新築か
前述したようにお子さんが増える可能性があるなら、とりあえず賃貸で暮らして家族が増えたら新築、というのも一つの考え方です。
しかしいずれマイホームを建てるなら、家族が増えても対応できる工夫をして早めに建てたほうがメリットは大きいです。
- 家賃を支払う期間が短くなる
- 住宅ローンの審査が通りやすくなる
- 早めに住宅ローンが終わる
- 子ども一人の方が家づくりに集中しやすい
住宅ローンの年齢制限は申し込み時20~70歳程度、完済時年齢は80歳前後ですが、年齢が高くなるほど審査は不利になります。
早めに建てるほど定年までの期間が長いため余裕のある返済計画も立てやすく、若いうちに完済してゆとりのある老後を送るといった選択肢も。
2人分の子育てと家づくりを同時進行するのはかなりパワーがいるので、3人家族のうちに建てたほうが集中しやすいです。
いずれマイホームを建てる予定があるなら、早めの計画を検討してみてください。
3人家族の戸建て間取り事例
実際に3人家族の方が考えた間取りプランを、3LDK・4LDKそれぞれチェックしてみましょう。
3LDK:32.55坪
家族構成 | 夫婦 + 子供1人 |
---|---|
延床面積 | 107.64 m² (32.55 坪) |
担当店舗 | activehouse 一宮店 |
建築場所 | 愛知県 長久手市 |
建築年月日 | 2020年5月 |
夫婦の主寝室と子供部屋に加え、リビングに隣接する使い勝手の良い和室がある3LDKです。
和室は赤ちゃん期のキッズスペースやお昼寝スペース、応接間や寝室など使い勝手のバリエーションが豊富♪
和室・脱衣室をウォークスルーにして、回遊動線を作っているのも暮らしやすさの工夫です。
2階も大型ウォークインクローゼットや納戸など収納力バッチリ。
4LDK:35坪
家族構成 | 夫婦 + 子供1人 |
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延床面積 | 115.71 m² (35.00 坪) |
担当店舗 | activehouse みよし店 |
建築場所 | 愛知県 豊明市 |
建築年月日 | 2020年3月 |
事例詳細⇒ピュアモダンな内装と吹き抜けのある開放的なリビング
1部屋ずつをコンパクトにして、その分収納や機能を充実させた4LDK間取りです。
1階はリビング階段で廊下をなくし、生まれたスペースをWICや書斎として活用。
リビング隣の和室はお子さんが増えても対応でき、間仕切りを撤去してLDKを拡張することも可能です。
2階も納戸や書斎を備え、主寝室には大型のWICも完備。効率的な間取り配置で、坪数以上の充実感があるお住まいに仕上がっています。
3人家族の暮らしやすい間取りアイデア
シューズクローク
3人家族で床面積に余裕があれば、玄関から土間続きのシューズクロークはぜひ検討したい間取りアイデアです。
お子さんが小さい頃は自転車やおもちゃ、大きくなったら部活動の道具、趣味のスポーツ・アウトドア用品などが収納でき、玄関の使い勝手が大きくアップ♪
1畳前後のちょっとしたシューズクロークでも玄関の収納力がかなり変わるので、ぜひ優先的に検討してみてください。
リビング階段
廊下やホールではなくリビングに階段を配置する間取りは、自然にコミュニケーションが生まれるため子育て家族にピッタリです。
子供部屋に行くとき必ずリビングを通るので、お子さんの体調やテンションを見守ってあげることができます。
特に親離れが進む思春期も自然に顔を合わせることができるのはうれしいですね♪
リビング階段は廊下を省略する効果もあり、効率の良い間取りづくりにも役立ちます。
リビング横の和室
事例でも紹介しましたが、リビング横の和室は子育て世代の方に根強い人気の間取りアイデアです。
そのまま横に慣れる畳スペースは赤ちゃん期のキッズスペースにピッタリで、フローリングより柔らかいのでよちよち歩きの時期も安心♪
親子で一緒に眠る寝室にしたり、お子さんが成長したら書斎などに転用したり、ライフスタイルの変化にも対応しやすいです。
玄関⇒お風呂の動線
子育て期に意外と活躍してくれるのが、玄関からお風呂に直行できる動線です。
元気いっぱいなお子さんは、外で遊んで泥だらけになることも少なくありません。
玄関からそのままお風呂に行けるルートがあると、室内を汚さずサッとシャワーを浴びることができます。
洗面所が玄関の近くにあると、手洗いうがいの習慣が自然につくのもうれしいポイント。
大型クローゼット
子育て期のお子さんはどんどん荷物が増えていくので、子供部屋の収納以外に家族共有の大型クローゼットがあると便利です。
洋服以外にもスポーツ用品や授業で作った工作など、思い出の品なども収納できるようにしておきましょう。
床面積の確保が難しい時は、天井裏や吹抜けを活用し、小屋裏収納やロフトをクローゼット代わりにするのもおすすめです。
まとめ
3人家族のマイホームづくりでは、今のことだけでなく将来のライフスタイルまで見据えることが大切です。
間取りづくりに取り掛かる前に、夫婦のこと、お子さんのことについてしっかり話し合い、ムダのないマイホームを建てましょう。
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モデルハウスも各地にございますので、お近くの方はぜひイメージづくりに活用してください。
記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号