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家づくりコラム
家づくり『15の失敗談』対策して「後悔ばかり」「住みたくない」を避けよう!
注文住宅の建築では、行うべきことと同じくらい「してはいけないこと」があります。本記事では、そんなしてはいけないことを設計・施工で行ってしまった「失敗談」を紹介しています。
建築後の後悔を避けるために、失敗談の内容と対策を覚えておきましょう。
コラムを読んでわかること
- 注文住宅で直面しがちな「失敗談」
- 注文住宅の失敗を避けるための「対策」
家づくり『15の失敗談』と『15の対策』
失敗1「収納が足りない。いつも物で溢れてる…。」
失敗2「道路と隣家からの視線を感じてくつろげない…。」
失敗3「風通しが悪い。窓のない部屋からカビが…。」
失敗4「隣家の影に入ってしまう。光が入る時間が少しだけ…。」
失敗5「夏暑い。冬寒い。」
失敗6「想像よりも明るい/暗い」
失敗7「リビングの音が寝室・子ども室に響く…。」
失敗8「キッチンの匂いが寝室・子ども室に届く…。」
失敗9「洗濯機から物干し場が遠くて疲れる…。」
失敗10「内装や外観が安っぽすぎた…。」
失敗11「毎月の支払いがキツイ…。」
失敗12「断りづらくて契約してしまった…。」
失敗13「置きたい家具が入らなかった…。」
失敗14「電化製品の配線が丸見え…。」
失敗15「駐輪スペースがなくて、車まわりが窮屈。」
まとめ│失敗談への対策で家づくりの失敗を避けよう
家づくり『15の失敗談』と『15の対策』
本記事では、後悔することの多い15の失敗談と、後悔を避けるための15の対策も紹介します。特に、これからハウスメーカーを選んだり、設計したりする人は注意してください。
失敗1「収納が足りない。いつも物で溢れてる…。」
収納が不足してしまうと「リビングやダイニングに、常に物が溢れる」状況に陥ってしまいます。特に、物が増え続ける子育て世帯で起きやすい失敗談です。
対策:設計段階で収納計画を立てて。多すぎるほど設けてもよし。
収納不足を避けたいなら「収納計画」を立てるのが効果的です。現在どの程度物を持っていて、将来どれくらい増えそうか、大まかに想像して必要な収納を確保します。
想像するのが難しい場合は「多すぎる」と感じるくらい、収納を設けましょう。多くの場合、収納は不足する傾向にあります。
>関連コラム:リビングに収納がある間取り│新築計画に取り入れたい6つのアイデア
失敗2「道路と隣家からの視線を感じてくつろげない…。」
リビングやダイニングではゆっくりくつろぎたいものですが「道路や隣家の窓が視線の中にある」と、くつろぎを感じづらくなってしまいます。
対策:配置図と現地確認が大事。間取りと外構で対処を。
平面図と配置図が完成すれば、現地でリビングの予定場所に立つと、視線を想定できます。土地購入前の段階なら、南に向かって「この辺りにリビングがあったらいいな」と思う場所に立ってみてください。
隣家の窓や道路からの視線を感じる場合、位置を調節したり、外構で目隠しできるよう、設計が確定する前に対処法を考えることが大切です。
失敗3「風通しが悪い。窓のない部屋からカビが…。」
収納やWICなど「風通しの悪い部屋を作ってしまう」さらに「湿気が溜まりカビが発生する」という失敗も散見されます。
対策:通風経路を考える。難しい場合は除湿剤の使用を検討して。
>施工事例:中庭があり通風経路が考えられた注文住宅(愛知県一宮市)
風通しを確保するためには、平面図を見て「風が抜けない部屋がないか」確認することが大切です。該当する部屋に湿気を伴うものを収納するなら、小窓・換気扇を設けたり、除湿剤の使用を覚悟しましょう。
失敗4「隣家の影に入ってしまう。光が入る時間が少しだけ…。」
都市部を中心に「採光が少ない。家の中に自然光が取り入れられない」といった悩みを抱えることもあります。
対策:土地選定にこだわって。都市部なら高窓・天窓の利用を。
十分な採光を得たいなら「土地選びにこだわる」ことが大切です。前面道路や隣家の状況で光の入り方は大きく変化します。周囲を建物に囲まれている土地なら、高窓や天窓を利用して、効率的に採光することも検討しましょう。
失敗5「夏暑い。冬寒い。」
新築すれば温熱環境の問題は考えずに済みそうですが、実は「夏暑い。冬寒い。」断熱性能を気にせずに家を建てると、こうしたストレスを抱えてしまいます。
対策:断熱性にこだわったハウスメーカー選びを。
断熱性能は、断熱に対する会社の姿勢で変わります。「断熱材や断熱工法にこだわるハウスメーカー」に依頼することをおすすめします。
ホームページなどで、明確に使用する材料を明記している会社が安心できます。
失敗6「想像よりも明るい/暗い」
暮らし始めたとき「照明が予想以上に明るい」または「想像以上に暗い」場合も後悔を感じます。
ハウスメーカーでの商談や見学会の多くは昼間に開催されるため、夜間の明るさは体感しづらいものです。
対策:夕方・夜の見学会利用で明るさを体感。
明るさの基準は人によって異なるので「夕方・夜に開かれる見学会への参加」が望ましいです。実際に体験して、あなたにとって心地よい明るさを検討しましょう。
失敗7「リビングの音が寝室・子ども室に響く…。」
光とともに「音」も解決が難しい問題です。リビングでテレビを見ていると、寝室や子ども室に音が響いてしまいます。就寝中や勉強中など、音を届けたくない部屋への配慮は必要です。
対策:緩衝室を設ける。水回りをまとめる。
音は、ドアや引き戸など建具一枚では止められません。WICや納戸など「緩衝室を設けて、音を低減させる」工夫が必要です。また、キッチンやトイレなど、水回りから発される音も響きます。水回りをまとめて一箇所に設置して、水音の響きも避けましょう。
失敗8「キッチンの匂いが寝室・子ども室に届く…。」
音と共に「匂い」も根強い問題です。匂いが寝室・子ども室に伝わり、たとえば魚の匂いなどが布団につけば、安眠を妨げる可能性があります。
対策:引き戸やロールスクリーン、間取りで仕切れるように。
匂いを防ぐには「引き戸やロールスクリーン」で匂いが伝わらないようにするのが効果的です。
キッチンだけを独立させて、匂いの強い料理のときは独立キッチンに近いスタイルに変えましょう。
失敗9「洗濯機から物干し場が遠くて疲れる…。」
毎日の家事の中でも重労働になる家事「洗濯物に関する悩み」も多く聞かれます。
たとえば、洗濯機から2階の物干し場まで、毎日洗濯物を持って上がることを考えると、非常な重労働であることは明らかです。
対策:洗濯動線を想像して。理想はその場で干せるように。
洗濯に限らず、家事が関係する部屋の場合「動線を想像すること。短い時間・距離で家事を終わらせること」を意識しましょう。
たとえば、洗濯機の横にランドリールームを配置すれば、洗濯したものをその場で干せるようになります。
>関連コラム:ランドリールームって必要?洗濯・家事動線に優れた間取りを実例解説!
失敗10「内装や外観が安っぽすぎた…。」
注文住宅の建築費を抑えたいなら「外観や内装をランクダウン」させると手っ取り早いもの。特に低価格のローコストハウスメーカーで行われがちです。
しかしその結果「安っぽすぎる内装・外観」にがっかりしてしまうかも…。
対策:完成見学会に行って実際の家を見る。
外観・内装の仕様で後悔したくないなら「完成見学会への参加」が最適です。実際に施主と打ち合わせながら建築した完成見学会は、あなたの建てる家に最も近い仕様です。好みのクロスや外装があるなら、品番を確認・記録しておきましょう。
失敗11「毎月の支払いがキツイ…。」
注文住宅の建築はこだわるほどに、建築金額は青天井に上がっていきます。結果として「毎月の支払いが辛い」というケースはたくさん見られます。
対策:余裕をもった資金計画を。
「初めに資金計画を立てること」「資金計画での上限を守る」この2点が大切です。
希望を叶えるほどに金額は上がります。建築計画の初めに、どの程度の支払いなら余裕をもって返済していけるのか、住宅ローンを支払い始めてからの収支予測を行いましょう。予測のとおりに支払っていけるよう、資金計画の建築費用を厳守してください。
失敗12「断りづらくて契約してしまった…。」
何度か見学会に通う。相談に乗ってもらう。人づてに紹介してもらった。様々な理由で「断りづらくて契約してしまう」ことでも後悔を感じてしまいます。断りづらさを感じるということは、何らか納得していない事柄があるからです。
対策:たくさんいる顧客のうちの一人と認識。
あなたにとっては話している営業マンはハウスメーカーの代表者ですが、営業マンにとっては「あなたはたくさんいる顧客のひとり」です。断っても他の顧客がいるので、営業担当者からすれば大きな問題ではありません。
契約に気が進まないなら、契約せずに断りましょう。
失敗13「置きたい家具が入らなかった…。」
頻繁に見られる失敗は「置きたい家具が入らない」という問題です。
憧れのL型のソファ。6人がけの余裕あるダイニングテーブル。設計・建築後に置きたいと思っても、もう遅いかもしれません。
対策:設計の段階で家具の選定を済ませる。
家具のことで後悔を感じたくないなら「設計段階・設計前から家具を選定」しておきましょう。
家具は三人掛けのソファでも、肘掛けの有無や座面の奥行き、クッションの厚みなど様々な要素で寸法が変化します。三人掛けだからと”よくある寸法”を暫定的に入れていると、足元や通路が妙に狭く感じられるかもしれません。早めの選定を心がけましょう。
失敗14「電化製品の配線が丸見え…。」
コンセントの位置を適当に決めていたために「電化製品の配線が丸見え。ホコリが見える。足を引っ掛ける。」こうした後悔も頻繁に見られます。
対策:何をどこに置くかを決めておく。
電化製品も家具と同様で「どんな種類・大きさの電化製品を利用するのかを決めておく」とよいでしょう。
特に加湿器や除湿機、扇風機といった常に足元に置いておく大型の家電製品は、通路上に置いてしまうと移動の邪魔になりやすいので注意が必要です。
>関連コラム:【新築住宅】コンセントの位置を決める時のポイント│部屋別にご紹介
失敗15「駐輪スペースがなくて、車まわりが窮屈。」
外構でよくある失敗談は「駐輪スペースの不足」です。車の駐車場所はしっかり確保していても、自転車用のスペースを確保する人は少ないようです。
対策:駐輪や倉庫用のスペースを確保する。
地域柄もありますが、買い物や子どもの通学用に、自転車を購入するケースは多く見られます。さらに自転車は2m×1mほどの駐輪スペースを要するため「設計段階で駐輪スペースを考えておく」意識は大切です。
車用品や園芸用品を利用する場合は「倉庫用のスペースの確保」もしておきましょう。
まとめ│失敗談への対策で家づくりの失敗を避けよう
>施工事例:モデルハウスで家の実例を見てみよう(みよしモデル)
家づくりを行う中で感じやすい「失敗談」を15例、紹介しました。対策も同時に解説したので、家づくりで失敗したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、失敗を避けるための最適解は、多くの施工事例を持つ経験豊かなハウスメーカーに依頼することです。
弊社アクティブハウスでは、企画型注文住宅の自由設計をもって、ご家族の生活にあった家づくりをお手伝いします。
モデルハウスの見学会も行っていますので、実際の家をご覧いただきながら、ぜひ家づくりについての理想をお聞かせ下さい。
子育てしやすい間取りについても、これまでの経験を活かしご提案させていただきます。
愛知・千葉で企画型注文住宅をお考えの際は、アクティブハウスにご相談ください
ローコストでありながら、注文住宅のような自由度のある企画型注文住宅。
愛知・千葉で、企画型注文住宅をお考えの方は、ぜひアクティブハウスにご相談ください。
- 使い勝手のいいキッチンをつくりたい
- 毎月の支払いが、今の家賃より安い家を建てたい
- 家を建てたいけど、全くイメージがもてない
- 家族構成に合った家づくりの提案をしてほしい
- 丈夫で過ごしやすい家にしたいけど、お金はかけたくない
- 今どきのオシャレな家に住みたい
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記事監修者情報
東京・千葉・愛知の企画型注文住宅 アクティブハウス
建設業許可番号
特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号