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トイレの間取りを決める方法|洗面所やお風呂との位置関係で使いやすく

トイレの間取り

新築間取り計画で意外と重要なのが「トイレの配置」です。

トイレの間取りでの位置や数によって、生活のしやすさに影響が生じます。

そこで本記事では、おすすめの間取り位置や計画時のポイントについてご紹介していきます。

これから新築計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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このコラムのポイント

  • トイレの間取りのおすすめ配置をチェックしましょう。
  • 後悔しやすいポイントを知り、トイレの間取りに活かしましょう。
  • アクティブハウスは、将来を見据えたZEH基準の家に対応しています。

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トイレの間取りは意外と重要

トイレの配置

間取り計画においては、リビングやダイニングといった居室の方が注目されがちです。

しかしトイレの位置や使い勝手が住まい全体の快適性に影響を与えることも多く、意外と重要となります。

アクセスのしやすさやプライバシーの確保等に配慮することで、生活しやすい間取りが実現します。

そのため、住まい全体の快適性や機能性を高めるためにしっかりと考慮して計画しましょう。

トイレの間取りおすすめ位置

おしゃれなトイレ

ここでは、トイレにおすすめの間取りをご紹介します。

配置に迷ってしまう場合には、ぜひ参考にしてみてください。

洗面所・お風呂の横

トイレを洗面所やお風呂の隣に配置することで、水回りを一箇所にまとめられます。

これにより、効率的な配管や掃除の利便性が向上します。

生活動線もスムーズになるため、特に朝の時間帯に家族が使いやすい配置としておすすめです。

ただし湿気対策が重要で、換気設備を充実させる必要があります。

玄関の横

玄関近くにトイレを配置すると、外出時や来客時に便利です。

ただしリビングやダイニングに近い場合は、プライバシーや音漏れに配慮しましょう。

視線を遮るために、ドアや廊下を間に挟むといった工夫をすることが求められます。

階段の下

階段下のスペースを活用したトイレは、限られた空間を有効に使えます。

デッドスペースになりやすい空間ですが、トイレを配置すれば他の部分にスペースを回せるのがメリットです。

ただし天井が低くなりがちなので、圧迫感が出る場合があります。

そして天井が斜めになることから、照明については天井付ではなく壁付の方が施工しやすくなります。

また配管や排気の設置が難しいこともあるので、設計上の制約を考慮しましょう。

家の北側

家の北側は日当たりが少なく気温が低くなりやすいため、リビング等の居室にはあまり好まれません。

しかしトイレは比較的滞在時間が短いので、空間を活用するために配置されることが多いです。

ただし居室との温度差によるヒートショックが発生する場合もあるため、結露や寒さ対策を行うことが重要です。

また北側は死角になりやすいことから、防犯対策等もしっかり行っておきましょう。

トイレ間取りを決めるポイント

トイレのある間取り

ここでは、トイレの間取りを決める際のポイントについてご紹介します。

一般的な項目をご紹介していますが、ライフスタイルや使い方によって異なる場合があります。

家族構成や実際の生活も考慮した上で、適切な計画を立てましょう。

もし迷ってしまう場合には、お気軽にプロに相談してみてください。

サイズ

標準的なトイレのサイズは、1畳(約1.65㎡)程度です。

ただしバリアフリーを考慮する場合は、車椅子が入れるように2畳程度の広さにすることが求められます。

また収納スペースも計画する場合、少し広めに取ると便利ですが、他の部屋のスペースとのバランスに注意しましょう。

トイレのサイズは使いやすさと空間効率のバランスが重要で、広すぎると無駄なスペースになり、狭すぎると圧迫感があり窮屈に感じられてしまいます。

トイレの数は、家族構成や生活スタイルによって決めるのがおすすめです。

1階と2階にそれぞれトイレを設置すれば移動の負担が減り、家族や来客が重なった時にも便利です。

将来的に介護が必要になった場合でも、寝室の近くにトイレがあるとスムーズに使えます。

また大人数世帯や来客が多い家では、トイレの数を増やすことでストレスを軽減することにつながります。

スペースと予算に応じて、適切なトイレの数を計画しましょう。

配管設備

トイレの位置は、配管計画と密接に関わっています。

基本的には水回りを近い場所にまとめることで、配管のコストやメンテナンスが簡素化可能です。

例えば1階と2階のトイレをぴったり同じ位置に配置すると、余計な配管を使わずに済みます。

もし離れた場所に配置する場合、配管距離が長くなり工事費用が増加してしまうため注意しましょう。

適切な排水勾配を確保することも重要で、誤ると排水トラブルや匂いの問題が発生する可能性があります。

動線

トイレの動線は、リビングや寝室、玄関など、頻繁に使用する場所からアクセスしやすい位置に配置するのが理想的です。

また廊下やドアを工夫し、トイレが直接見えないようにすることでプライバシーも確保できます。

生活動線をスムーズにするためには、トイレと他の部屋の距離を適切に離すことが重要です。

トイレの間取りに関する注意点

トイレ間取りの注意点

ここでは、トイレの間取りに関する注意点についてご紹介します。

事前に知っておくことで、ご自宅の計画での失敗を防ぎましょう。

2階トイレは水圧に注意

2階にトイレを設置する場合、水圧不足による排水不良が起こる可能性があります。

特に最近人気のタンクレストイレでは、上層階対応機種の使用がおすすめです。

また配管の詰まり等を防ぐため、設備計画もしっかりと行いましょう。

音やにおいに配慮する

トイレの音やにおいは他の部屋に影響を与えやすいため、十分な配慮が必要です。

特にリビングや寝室の隣に配置する場合、遮音材の使用や消音機能付きのトイレを採用することで、不快感を軽減できます。

また換気扇を設置して、においを素早く排出することも大切です。

家の真ん中は避ける

トイレを家の中央に配置すると換気が不十分になり、においがこもりやすくなる可能性があります。

なるべくトイレは外壁に近い位置に配置し、適切な換気を行えるように設計することが理想的です。

風水も考慮する

風水では、トイレの配置が家全体の運気に影響を与えると考えられています。

特に玄関やキッチンの近くにトイレを配置することは避けるべきとされ、家族の健康や財運に悪影響を与えるとされています。

また鬼門である北東も避けて配置するのが望ましく、適切な換気や掃除をすることも風水の観点から重要です。

風水を取り入れたい場合、専門家の意見を取り入れつつ計画を進めるのがおすすめです。

ただしあくまでも風水は一つの考え方なので、囚われ過ぎず適度に参考にするようにしましょう。

まとめ|トイレの間取り計画で快適な生活に

アクセントクロスのあるトイレ

トイレの間取り計画をしっかり立てておけば、新築での生活がより快適になります。

位置や数をシミュレーションして、ライフスタイルに応じた間取りにしましょう。

もし不明な点や不安に感じる点があれば、お気軽にプロにご相談してみてください。

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ローコスト住宅で高気密・高断熱は実現可能|実現するためのポイントを徹底解説|東京・愛知の企画型注文受託アクティブハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号