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リビングのダウンライト計画のコツ|後悔しやすいポイントと解決策

従来までの住宅では、大きいシーリングライトを1灯付けるリビングが一般的でした。

しかし最近では「ダウンライト」の照明計画が増えてきており、おしゃれな雰囲気になると人気です。

そこで本記事ではリビングのダウンライト計画のコツや、よくある失敗例と解決策についてご紹介します。

これから新築計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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このコラムのポイント

  • リビングのダウンライト計画の基本をチェックしましょう。
  • ダウンライトで後悔しやすいポイントを知り、間取りに活かしましょう。
  • アクティブハウスは、将来を見据えたZEH基準の家に対応しています。

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リビング照明はダウンライトが人気

最近のリビング照明として、「ダウンライト」の人気が高まっています。

ダウンライトとは天井に埋め込むタイプの照明器具で、本体が隠れて光だけがあるように見えるのが特徴です。

スタイリッシュでシンプルなデザインとなっており、空間を広く見せる効果も期待できます。

しかし複数の器具を組み合わせて配灯する必要があるため、配置や光の向きには注意が必要です。

特に天井の高さや他の照明とのバランスを考慮することが大切なので、「計画方法が難しい」と言われることも多いです。

リビングのダウンライト計画のコツ

ここでは、リビングのダウンライト計画のコツについてご紹介します。

基本的なルールを守って計画することで、過ごしやすくおしゃれで快適なリビングが実現します。

ただし間取りによっては適用できない場合もあるため、実際の計画時にはプロにご相談してみるようにしましょう。

基本的に「100形1灯で2畳分」

ダウンライトの明るさの目安として、「100形1灯で2畳分」が一般的な基準となっています。

例えば8畳のリビングであれば、100形×4灯あれば明るさが確保できるのです。

ただし実際には、リビングの用途や必要な明るさ、部屋のレイアウトによって適切な灯数が異なることがあります。

多灯設置や調光機能を活用することで、より柔軟に対応するのがおすすめです。

TV側の壁面に「60形×2灯」で見やすく

「60形×2灯」のダウンライトをTV側に設置することで壁面が明るくなり、TVを見る際に視認性が向上します。

TV画面と壁面で明暗差が生じると目が悪くなりやすいため、特に小さなお子さまがいる家庭でおすすめの手法です。

ただしダウンライトの種類によっては、逆にまぶしさを生じる場合もあります。

そのため、角度調節ができる器具や間接照明を使う方法も合わせて検討してみましょう。

スマホ操作可能だと便利

最近では、スイッチではなくスマホで操作できるタイプのダウンライトも登場しています。

手持ちのスマホを使って明るさや色温度を簡単に調整できるため、部屋の雰囲気を手軽に変えたい場合におすすめです。

またタイマー設定やシーンモードを活用することで、生活の利便性も向上します。

ただしあらかじめ対応機種を設置しておく必要があるため、計画の早い段階から検討するようにしましょう。

リビングのダウンライトで後悔しやすいポイント|解決策も紹介

ここでは、リビングのダウンライトでよくある後悔についてご紹介します。

それに対する解決策も一緒にチェックしておくことで、ご自宅の間取り計画に活かしましょう。

ダウンライトの数が多すぎた

ダウンライトは1灯で使うものではなく、複数を組み合わせて配灯します。

しかし数が多すぎるとまぶしさが生じて、目に負担がかかることがあります。

特にリビングなどのくつろぐ空間では、過度な明るさは逆に落ち着かないためおすすめできません。

また天井に開ける埋め込み穴が増えることで、美観も損ねてしまうのがデメリットです。

【解決策】高光束タイプの器具を選ぶ

解決策としては、高光束タイプの明るい器具を選ぶのがおすすめです。

具体的には60形よりも100形の方が、少ない数のダウンライトで広い範囲を照らせます。

器具の数が少なくなることで、設置費用や電気代を抑えることにもつながります。

ランプ交換不可のダウンライトにしてしまった

ダウンライトには、ランプ(電球)の交換ができない「一体型」と呼ばれるタイプがあります。

こちらは価格が安くリーズナブルですが、もしランプに不調が起こった場合には器具本体ごと交換する必要があるのがデメリットです。

基本的にLEDは長寿命なのでランプ交換の頻度は少なく済みますが、ダウンライトは天井に埋め込まれているため、交換する際には作業が面倒です。

【解決策】ランプ交換タイプの器具・メーカーを選ぶ

解決策としては、ランプ交換タイプのダウンライトを選ぶのがおすすめです。

寿命がきた際も電球だけを交換できるだけでなく、光の色や明るさを変更したい時にも簡単に工事不要で交換できます。

ダウンライトがまぶしすぎた

ダウンライトは直径10㎝程度の小さい器具なので、複数を近い位置にまとめて配灯するとまぶしさを感じやすくなります。

ダウンライトがまぶしすぎると、リビングでのくつろぎ時間に不快感を感じるため注意が必要です。

特に直接光が目に入る位置にあると、目が疲れやすくなるのがデメリットです。

【解決策】調光機能を付ける

解決策としては、調光機能を付けるのがおすすめです。

これはダイヤルやボタンで明るさを自由に調整できる機能で、状況に応じて快適な照明環境を作り出せます。

例えばリラックスしたい時は暗め、作業時には明るめにするなど柔軟に対応可能です。

ただし調光機能を使うには、調光タイプのダウンライトと専用の調光器が必要になります。

照明の計画段階からの準備が必要なので、早めに対応してきましょう。

模様替えに対応できない

ダウンライトは天井に穴を開けて埋め込むタイプなので、簡単に位置を変更することはできません。

そのため模様替えをすると照明の向きや位置が合わず、部屋全体が均一に照らされなくなることがあります。

特に絵画を照らしたい場合や、ピアノの手元を照らしたい場合等には不便が生じてしまいます。

【解決策】ユニバーサルタイプを選ぶ

解決策としては、ユニバーサルタイプのダウンライトを選ぶのがおすすめです。

これは照射角度を自由に調整できるタイプのダウンライトで、模様替え後でも照明を好きな方向に向けられます。

ただし通常のダウンライトよりも器具本体の価格が高いことが多いため、リビング全体のバランスを考えつつ取り入れるようにしましょう。

もし配置に迷ってしまう場合には、照明器具メーカーの無料プラン作成サービス等を利用してみるのも有効です。

まとめ|リビングのダウンライトにこだわっておしゃれに

ローコスト住宅で高気密・高断熱は実現可能|実現するためのポイントを徹底解説|東京・愛知の企画型注文受託アクティブハウス

リビングは家族が集まったりお客様をお迎えしたりする空間なので、おしゃれなダウンライトにすると素敵なインテリアが実現します。

そのため、基本ポイントや注意点を守って計画を立てましょう。

もし不明な点や不安に感じる点があれば、お気軽にプロにご相談してみてください。

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2030年に義務化が予定されている省エネ基準に適合し、ZEH基準の家が基準です。

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号