COLUMN

家づくりコラム

リビングと和室を続き間にするレイアウト│テレビやソファの配置を考える

和室

リビングと和室を続き間にするレイアウトは、幅広い年齢層に人気の間取りです。

畳の温かな雰囲気や、季節を問わず快適な肌触りには、日本人の多くが懐かしさを覚えることでしょう。

 

そのため和室と聞くと古いイメージをもつかもしれませんが、最近では縁のない畳やカラーバリエーションも豊富に揃っているので「和モダン」テイストのおしゃれな雰囲気に仕上げることもできます。

また機能性に優れた畳が増えてきたので、お手入れがしやすく、ダニの心配なども軽減されてきました。

 

そんな魅力のある和室ですが、リビングと続き間にすることで、使いにくい間取りになるケースがあります。

  • 和室が狭すぎて利用しにくい
  • 和室を作ったことでリビングの家具が配置しにくい
  • 扉がないから、泊りに来た親の寝室にできない

しっかりと間取りを計画して、生活のしやすい和室やリビングに仕上げていきましょう。

和室のメリットなども一緒にまとめていくので、新築の間取りに和室を取り入れようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

ライン

コラムを読んでわかること

  • リビングの続き間に和室をつくると、どのような利便性があるのか
  • テレビやソファの配置を考慮しながら、リビングや和室の間取りを決める必要がある
  • 和室の扉や広さなどは、目的や必要性に応じて決める

ライン

 

目次
リビングの続き間に和室をつくるメリット​
リビングと和室を続き間にするレイアウトの整え方​
まとめ

 

 

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リビングの続き間に和室をつくるメリット​

小上がりで遊ぶ子ども

まずはリビングの続き間に和室をつくるメリットを確認していきましょう。

和室の特性は、やはり床面が畳であることです。

畳の魅力からどのようなメリットが生まれるのかご覧ください。

 

寝室として利用できる​

畳には弾力性があるので、お布団を敷いて眠るのに最適です。

  • 来客の寝室として
  • 年齢を重ねたときの夫婦の寝室として
  • 子どものお昼寝スペースとして
  • 家事の合間に体を休めるスペースとして

さらに畳には保湿性や断熱性などもあるので、睡眠時の環境が整いやすくなります。

 

常に寝室として利用するのであれば、リビングと続き間にする必要も、和室である必要もありません。

しかし利用目的が多岐にわたる場合は、和室をつくって布団の上げ下ろしをすることで、さまざまな用途に応じた部屋にすることができます。

 

寝室として利用する場合は、布団の収納スペースも確保しておきましょう。

吊り押し入れにすると、空間に広がりがでますし、採光や間接照明でおしゃれな雰囲気に仕上げることができます。

また年齢を重ねて布団の上げ下ろしが難しくなっても、押し入れの下スペースに寄せて置くことで体への負担が少なくなります。

収納スペースを充実させて、和室を有効に利用していきましょう。

 

子どもの遊び場として有効​

和室は子どもの遊び場としてもおすすめです。

和室の畳は衝撃を吸収する特性があるので、お子さんがもし転んでも、体を強く打ち付けることはありません。

また吸音性もあるので、お子さんが飛び跳ねたり走ったりしても、他の部屋に響きにくいので安心です。

 

和室をリビングと続き間にすることで、リビングやダイニングなどから、お子さんの様子を見守ることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

小上がりにして収納を増やす​

リビングに、畳の小上がりをつくるのもおすすめです。

リビングと和室を続き間にするのではなく、リビングの一角に畳のスペースを設けるレイアウトになります。

 

小上がりにするメリットは、段差を利用して、大型の収納スペースをつくれることです。

和室で利用する寝具やおもちゃ、シーズンオフの家電など大きな物を収納することができます。

 

小上がりの魅力や、メリット・デメリットについては、別の記事で詳しくまとめています。

リビングに大型の収納スペースを設けたい、レイアウトをおしゃれにしたいと思われてる方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:小上がりをリビングにつくる魅力とは│メリット・デメリットをご紹介

 

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リビングと和室を続き間にするレイアウトの整え方​

和室

リビングと和室を続き間にするとは、部屋の間に壁や廊下ながなく、一つの部屋のように続いている間取りをいいます。

リビングの横に和室をつくる場合、どのようなことに配慮をすれば、使いやすい間取りになるのか見ていきましょう。

 

テレビやソファの配置を考える​

リビングの続き間に和室をつくることで、テレビやソファなどの大型家具が置きにくくなるケースがあります。

家具や家電を置く際は、基本的に壁が必要になりますが、和室を繋げることでリビングの壁が減ってしまうからです。

 

例えばダイニング・リビング・和室と繋げる場合、リビングを軸にL字にレイアウトすることがあります。

ごく一般的な間取りですが、リビングの一辺はダイニングと、もう一辺は和室と繋がるので、残りは二辺になります。

一辺にテラスなどに出られる掃き出し窓を設ければ、一辺しか残らないので壁に沿って設置する必要があるテレビをレイアウトすることになるでしょう。

掃き出し窓の位置によっては、和室とリビングの間にソファを置くことになるので、和室の出入りがしずらくなったり、和室とソファの間が通路になるので、スペースがもったいない印象です。

間取りを決めるときには、家具などの配置も同時に検討していきましょう。

 

扉の必要性を考える​

リビングと和室の間の扉は、和室の利用目的や、扉の必要性を考慮して設置しましょう。

【扉の必要性】

  • 室内でペットを飼っているので、畳やふすまにキズをつけないよう仕切りたい
  • キッチンと隣接しているので、調理の臭いなどをシャットアウトしたい
  • 自然光が入りやすい所に和室があるので、畳の日焼けを防ぎたい

 

【和室の利用目的】

  • 両親が泊りに来た時の寝室として利用したい
  • 急な来客の際に、荷物などを和室に入れて隠したい
  • 書斎としても利用したいので、集中できる環境を整えたい

このような扉の必要性や、和室の利用目的がある場合は、扉を付ける方が便利です。

扉を引き込みタイプにしていれば、扉を開けた状態でも利用しやすくなります。

また扉のタイプもさまざまなので、適した扉を選んでいきましょう。

 

一方で扉が必要ではないのは、リビングと和室の一体化を理想とする場合です。

  • リビングと和室を仕切ると狭い印象になる
  • 特に仕切る目的や必要性がない
  • 開放的なリビングにしたい

引き込み扉にしたとしても、扉を収める部分が必要なので、壁はできてしまいます。

扉を付けずにリビングと和室を一体化することで、開放的なスペースに仕上がります。

 

和室に必要な広さ​

和室に必要な広さも、目的に応じて決めていきましょう。

書斎や家事スペース、子どもの遊び場であれば4畳半でも快適に過ごせます。

さらにコンパクトなスペースでも目的に応じられるので、部屋として整えるのではなく、リビングの一角を和室にするのもおすすめです。

 

寝室として利用したり、客間として利用する際は、広さを慎重に検討する必要があります。

布団を何組敷くスペースが必要なのか、お客様何人くらいを部屋に通すと想定するのかで和室の広さが変わってきます。

また布団を利用するのなら押入れがあると便利ですし、客間とするならテーブルを設置するスペースが必要です。

まとめ

小上がりのあるリビング

リビングと和室を続き間にする間取りには、子育て世代にも年齢を重ねた世代にも、生活へのメリットが感じられます。

  • 親が泊りに来たときの寝室として利用できる
  • 階段が体の負担になってきたら、夫婦の寝室として利用できる
  • 子どものお昼寝や、安全な遊び場にできるので見守りやすい
  • 生活スペースを削らずに、置きな収納を設けることができる

 

このように魅力のあるリビング横の和室ですが、レイアウトによっては使いにくくなるかもしれないので注意が必要です。

特にテレビやソファの配置を考慮しながら間取りを整えていきましょう。

和室の広さや扉の設置は、利用目的や必要性に応じて決める必要があります。

続き間にしたリビングと和室を有効に使うために、慎重にレイアウトしていきましょう。

 

 

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